新座市にお住まいで、就労継続支援B型を使い始めたい本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、新座市の障害福祉の窓口である障がい者福祉課と基幹相談支援センター2か所の場所・電話、受給者証を申請してから利用を始めるまでの流れを、市の公式情報をもとに整理しました。
新座市でB型を使い始めるには、まず障がい者福祉課か基幹相談支援センターに相談します
新座市にお住まいの方が就労継続支援B型を使うときは、市役所の障がい者福祉課に相談して支給申請をし、受給者証を受け取ってから事業所と契約します。何から始めればよいか迷うときは、手帳の有無にかかわらず相談できる基幹相談支援センターから始めても大丈夫です。
| 段階 | やること | 主な相談先 |
|---|---|---|
| 1 | 困りごとや希望を相談する | 障がい者福祉課、基幹相談支援センター |
| 2 | 支給申請をして聞き取り調査を受ける | 障がい者福祉課 |
| 3 | サービス等利用計画をつくってもらう | 指定特定相談支援事業者の相談支援専門員 |
| 4 | 支給決定を受け、受給者証が届く | 新座市 |
| 5 | 事業所と契約して通い始める | 利用するB型事業所 |
事業所が市外にあっても申請先は新座市です。B型を初めて使う場合は、就労選択支援の扱いも確認が必要になります。
新座市の障害福祉の窓口はどこ?障がい者福祉課の場所と電話
新座市の障害福祉の窓口は、市役所本庁舎1階にある総合福祉部 障がい者福祉課です。B型などのサービスの相談・利用についての問い合わせ先は、障がい者支援係(048-477-6891)と案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 新座市野火止一丁目1番1号 本庁舎1階 |
| サービスの相談・利用 | 障がい者支援係 048-477-6891(課の代表と同じ番号) |
| サービスの請求について | 給付係 048-424-8180 |
| 市役所の窓口受付 | 平日9時〜16時30分(市サイトの案内) |
市の「障害者総合支援法に係る介護給付及び訓練等給付について」では、給付係は「サービスの請求について」の窓口として載っています。B型を使いたい、受給者証を申請したいという相談は048-477-6891にかけてください。課の連絡先の一覧は「障がい者福祉課」のページにあります。窓口での話し方のコツは「市役所の障害福祉窓口では何を話す?」で紹介しています。
「障がい者福祉の手引」でサービスの全体を確かめられます
新座市は、サービスの種類や手続きの流れ、事業所の一覧をまとめた「障がい者福祉の手引」を令和8年(2026年)7月に改訂し、市サイトと障がい者福祉課の窓口で配布しています。PDFは改訂でアドレスが変わるため、「障がい者福祉の手引について」のページから開くのが確実です。
新座市の基幹相談支援センターは2か所|手帳がなくても相談できます
新座市には、基幹相談支援センターが2か所あります。どちらも障害者手帳の有無にかかわらず相談でき、本人だけでなく家族や関係者の相談にも応じています。
基幹相談支援センターとは、地域の障害に関する相談支援で中核的な役割を担う機関のことです。役割の一般的な説明は「基幹相談支援センターとは?」にまとめています。
| 名称 | 所在地 | 電話 | 利用時間 |
|---|---|---|---|
| 新座市基幹相談支援センターえん | 新座市石神二丁目1番32号 | 048-456-6051 | 9時〜18時(土日祝・年末年始は休所) |
| 新座市基幹相談支援センターにいざ生活支援センター | 新座市野火止二丁目7番12号(にいざ生活支援センター内) | 048-480-5153 | 電話で確認してください |
市のページ「新座市基幹相談支援センターを設置しました」には、相談の例として「障がい福祉サービスの種類を知りたい」「精神的に不安定な家族の対応に困っている」などが挙がっています。
ひきこもりの状態が続く家族のことで悩んでいる場合も、市の「ひきこもり支援に関する相談窓口」では基幹相談支援センター2か所が家族の相談に応じると案内しています。支えるご家族の相談先は「障害のある家族を支えて疲れたら」も参考にしてください。
新座市で受給者証を申請してからB型を使い始めるまでの流れ
新座市の手引では、障がい者福祉課への相談・申請、聞き取り調査、サービス等利用計画の作成、支給決定と受給者証の交付、事業所との契約という順番で案内されています。B型は訓練等給付にあたるため、障害支援区分の認定は行わず、調査内容と利用の意向をもとに支給が決まります。
- 相談・申請:障がい者福祉課に相談して支給申請をし、聞き取り調査を受けます
- サービス等利用計画の依頼:市が指定する指定特定相談支援事業者に、計画を立ててもらいます
- 支給決定:市が支給量や支給期間、利用者負担額を決めます
- 受給者証の交付:障害福祉サービス受給者証が交付されます
- 契約・利用開始:県や市の指定を受けた事業者と契約して、利用を始めます
受給者証とは、市区町村から障害福祉サービスの支給決定を受けたことを示す証明書のことです。詳しくは「受給者証とは?」「障害福祉サービス受給者証をもらうには?」、見学や体験を含めた進め方は「就労継続支援B型の利用までの流れ」で解説しています。
サービス等利用計画は「必ず必要」と案内されています
新座市の手引では、サービスを利用するには必ずサービス等利用計画の作成が必要と書かれています。相談支援専門員とは、指定特定相談支援事業所でこの計画をつくる担当者のことです。頼める事業所が分からないときは、障がい者福祉課や基幹相談支援センターで尋ねてください。通い始めたい時期は、申請のときに伝えておくと安心です。
手続きと並行して通い先を見ておくこともできます。ぽちぽちの道の見学・LINE相談は、受給者証がまだない段階でも受け付けています。
B型を初めて使うときは、就労選択支援の扱いも確認します
国の取扱いでは、令和7年10月から、B型を新たに使う意向がある場合、原則として就労選択支援をあらかじめ利用する必要があります。ただし、50歳に達している人、障害基礎年金1級を受給している人、就労経験があり年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが難しくなった人などは、就労選択支援のアセスメントを受けずに利用できます。近くに事業者がない場合などは、就労移行支援事業者などのアセスメントを経た利用も認められています(文部科学省・厚生労働省「特別支援学校等における就労選択支援の取扱いについて」)。
就労選択支援とは、短期間の生産活動などを通じて、働くことに関する適性や意向を本人と一緒に整理する障害福祉サービスです。新座市の手引にもサービスのひとつとして載っていますが、新座市でB型を初めて使うときの具体的な手順は市のページや手引では確認できませんでした。例外に当たるかどうかも含めて、障がい者福祉課で確かめてください。制度の概要は「就労選択支援とは?」や厚生労働省の「就労選択支援について」で確認できます。
志木市など市外の事業所に通う場合も、申請先は新座市です
障害者総合支援法では、支給決定は障害者の居住地の市町村が行うと定められています(障害者総合支援法 第19条)。新座市にお住まいの方が志木市や朝霞市などの事業所を考えている場合も、申請先は新座市です。考え方は「住んでいる市以外のB型事業所にも通える?」でも解説しています。
申請や相談の前に確認したいポイント|持ち物と伝えること
新座市の障がい者福祉課に申請へ行くときは、利用者負担額を決めるための資料として、本人の収入や家族の課税状況が分かる書類を持っていくよう案内されています。そのほかに必要なものは、事前の電話で確かめておくと二度手間を防げます。
持ち物と伝えることのチェックリスト
- 本人の収入が分かる書類、家族の課税状況が分かる書類(市のページに記載あり)
- 障害者手帳、自立支援医療受給者証(精神通院医療)、指定難病医療受給者証など、持っているもの
- 相談支援専門員がすでにいるか
- 候補の事業所があるか(市外も含めて)
- 週に何日くらい通いたいか、通い始めたい時期
- 就労選択支援を先に使う必要があるか
新座市の手引では、障害福祉サービスを受けるには障害者手帳、自立支援医療受給者証(精神通院医療)または指定難病医療受給者証等が必要と書かれています。手帳を持っていない方は、申請できるかどうかも含めて障がい者福祉課や基幹相談支援センターに相談してください。体調面の不安は、主治医にも相談しながら進めましょう。
新座市から志木駅方面の事業所に通うときに知っておきたいこと
東武東上線の志木駅の所在地は、新座市東北2丁目です(東武鉄道「志木駅」)。駅名は「志木」でも所在地は新座市なので、住む地域によっては新座市の方にとって通いやすい駅になります。
駅名に「新座」が付く駅と志木駅は別の駅です。見学の待ち合わせを決めるときは、駅名と路線名を確かめてください。ぽちぽちの道の最寄り駅は東武東上線の志木駅で、事業所の所在地は志木市です。朝霞・新座方面からの選び方は「朝霞・新座方面から通えるB型事業所を探すときのポイント」、道順は「志木駅からぽちぽちの道への行き方」で紹介しています。
ぽちぽちの道の場合|新座市にお住まいの方の見学・相談も受け付けています
新座市での手続きを進めながら通い先も見ておきたい方は、見学から始めてみてください。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」東口から徒歩2分にある、IT・パソコン作業に特化したB型事業所です。送迎は行っていないため、駅から歩いて通う形になります。作業はデータ入力、Canvaでの画像・SNS素材づくり、生成AIを活用した文章・調査・画像づくりなどで、パソコンが苦手な方や未経験の方もスタッフと生成AIがサポートします。作業内容のページで様子をご覧いただけます。
週1日からの通所も相談できます。営業時間や工賃については、見学のときにご案内します。「新座市の窓口にはまだ行っていないけれど、先に通い先を見ておきたい」という段階でも、見学やLINEでのご相談からお気軽にお問い合わせください。
新座市の障害福祉の窓口とB型の手続きでよくある質問
Q. 新座市に住んでいて志木市のB型事業所に通う場合、受給者証はどこの市に申請しますか?
A. 新座市に申請します。障害者総合支援法で、支給決定は住んでいる市町村が行うと定められているためです。障がい者福祉課(048-477-6891)に、市外の事業所を考えていることも伝えてください。
Q. 新座市の障がい者福祉課に電話するとき、給付係と障がい者支援係のどちらにかければいいですか?
A. B型を使いたい、受給者証を申請したいという相談は、障がい者支援係(048-477-6891)が問い合わせ先として案内されています。給付係(048-424-8180)は、市のページで「サービスの請求について」の窓口として載っています。
Q. 新座市の基幹相談支援センターえんとにいざ生活支援センターには、手帳を持っていなくても相談できますか?
A. 相談できます。市のページでは、障害者手帳の有無にかかわらず相談してほしいと案内しています。本人だけでなく、家族や関係者の相談にも応じています。
Q. 新座市で就労継続支援B型を初めて使うとき、就労選択支援を先に受ける必要がありますか?
A. 国の取扱いでは、令和7年10月から、B型を新たに使う場合は原則として就労選択支援を先に利用します。ただし50歳に達している人などの例外があります。新座市での進め方や例外に当たるかどうかは、障がい者福祉課で確認してください。
Q. 新座市の「障がい者福祉の手引」は、どこで手に入りますか?
A. 新座市のホームページの「障がい者福祉の手引について」のページからダウンロードでき、障がい者福祉課の窓口でも配布しています。2026年9月時点で公開されているのは、令和8年7月に改訂された版です。
まとめ
新座市でB型を使い始めるときは、障がい者福祉課(048-477-6891)か基幹相談支援センター2か所に相談し、申請、サービス等利用計画の作成、受給者証の交付を経て事業所と契約します。市外の事業所に通う場合も申請先は新座市で、就労選択支援の扱いも窓口で確かめてください。
志木駅東口から徒歩2分のぽちぽちの道では、新座市にお住まいの方の見学・LINE相談を受け付けています。見学だけでも大丈夫です。志木周辺で通い先を探す視点は「志木でパソコン・生成AIのB型事業所を探すなら」にもまとめています。
運営:株式会社イチドキリ(ぽちぽちの道)
- 見学だけでもOK
- その場で決めなくてOK
- ご家族・支援者と参加OK
何かを始めたい、新しい一歩を踏み出したい方へ
まずは、見学・相談から
始めてみませんか?

監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

