住んでいる市以外のB型事業所にも通える?受給者証のルール

住んでいる市以外のB型事業所にも通える?受給者証のルール

B型事業所は、住んでいる市区町村の外にあっても原則として通えます。この記事では、他の市のB型事業所に通うときの受給者証のルールを、本人・ご家族・相談支援員の方向けにまとめました。

志木市にお住まいでない方も、利用できます

都内から通う方も。遠方の方は在宅で利用できる場合があります。

どこから通える? 地図を見る
志木市朝霞市新座市和光市富士見市ふじみ野市三芳町さいたま市東京都池袋ぽちぽちの道

志木市のまわりの市町のほか、東武東上線で都内から通っている方もいます。

地図:国土数値情報(行政区域データ)を加工して作成

お住まいの地域で相談するには(3ステップ)
  1. 1

    住んでいる市区町村の障害福祉の窓口へ

    B型などのサービスを使うための受給者証は、住んでいる市区町村に申請します。課の名前は自治体によって違います。

  2. 2

    相談支援専門員と一緒に考える

    どのサービスをどう組み合わせるかは、相談支援専門員とサービス等利用計画をつくりながら決めていきます。

  3. 3

    近くのB型事業所を地域から探す

    WAM NETの「障害福祉サービス事業所検索」で、都道府県を選んで地域の事業所を探せます。

目次

住んでいる市以外のB型にも、原則通える

住んでいる市区町村以外のB型事業所にも、原則として通えます。大切なのは「受給者証は住んでいる市区町村が交付し、利用する事業所は他の市町村のものでも構わない」という仕組みです。

  • 受給者証の申請・交付:住んでいる市区町村で行います
  • 利用できる事業所:指定を受けた事業所なら、他の市町村にあってもOKです
  • 県をまたぐ場合も基本は同じ:制度上は可能ですが、念のため窓口で確認しましょう

「自分の住む市の事業所しか使えない」わけではありません。通いやすさや作業内容で、納得できる事業所を選んで大丈夫です。

受給者証の仕組み|他市の事業所を使える理由

受給者証とは、障害福祉サービス(B型を含む)を利用するために、市区町村が交付する証明書です。どのサービスをどれくらい使えるか(支給決定)も、住んでいる市区町村が決めます。制度の概要は厚生労働省「障害福祉サービス等」のページでも確認できます。

では、なぜ住んでいる市と違う事業所を使えるのでしょうか。それは、B型などのサービスが「指定障害福祉サービス事業者」によって提供されるからです。都道府県などの指定を受けた事業所であれば、その所在地が利用者の住む市町村と違っていても、利用できます。

項目どこで/どこの
受給者証の申請・交付住んでいる市区町村
支給決定(利用できる量)住んでいる市区町村
利用する事業所指定事業所なら他市町村でもOK
困ったときの相談先住んでいる市区町村の窓口・相談支援専門員

県をまたいで通うケース(たとえば、東京都側にお住まいで、埼玉県の事業所に通いたい場合など)も、制度の考え方は同じです。ただし、手続きの細かな運用は自治体によって異なることがあるため、まずは住んでいる市区町村の窓口に相談するのが確実です。

他市の事業所に通うときの確認ポイント

他の市の事業所に通いたいときは、次のポイントを確認しましょう。

  • まず居住地の窓口に相談する:「他の市の事業所を使いたい」と伝え、手続きを確認する
  • 通いたい事業所が指定事業所か確認する:指定を受けた事業所であれば利用できます
  • 通所範囲・交通費を考える:毎日のことなので、無理なく通える距離か、交通費はどのくらいかを確認する
  • 体調・通いやすさを優先する:遠すぎて続かないと意味がないので、現実的な範囲で選ぶ
  • 見学でアクセスを確かめる:実際に通ってみて、負担を確認する

引っ越しを予定していて手続きが気になる方は「引っ越し・転居するときB型の手続きはどうなる?」を、東武東上線沿いで探す方は「東武東上線沿いで通える就労継続支援B型事業所の選び方」もあわせてご覧ください。

他の市の事業所に通うことには、メリットと注意点の両方があります。あらかじめ知っておくと、判断しやすくなります。

  • メリット:選択肢が広がる:住んでいる市にない作業内容や、特化型の事業所を選べます
  • メリット:通いやすさで選べる:隣の市のほうが、駅から近い・行きやすいこともあります
  • 注意点:通所の負担:遠くなりすぎると、交通費や移動時間が負担になります
  • 注意点:手続きの確認:他市利用の手続きは、念のため早めに窓口で確認しておきます

大切なのは、「住んでいる市だから」で選択肢を狭めないことと、「通えるか」を現実的に見ることの両立です。気になる事業所が他市にあるなら、まずは見学して、通いやすさと作業内容の両面を確かめてみましょう。実際に通えるかどうかは、距離だけでなく、乗り換えのしやすさや体調によっても変わります。

ぽちぽちの道の場合(近隣市・沿線から通う方も)

「住んでいる市にはIT・パソコン作業に特化したB型がない」「沿線の事業所に通いたい」という方も、ぽちぽちの道にご相談ください。東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、IT・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。

ぽちぽちの道は志木市にありますが、受給者証はお住まいの市区町村で交付されるため、近隣の市や東武東上線沿線から通う方もいらっしゃいます。作業はパソコン中心で、データ入力やCanva、生成AIを使った作業に取り組めます。志木市内からの通い方は「志木市で就労継続支援B型事業所を探すときのポイント」もご覧ください。

他の市にお住まいの方が利用する場合の手続きは、お住まいの市区町村の窓口で確認が必要ですが、進め方が分からないときは、見学のときに一緒に整理できます。県をまたぐ通所など、気になることはLINEでの相談や見学でお気軽にお尋ねください。

他市のB型事業所についてよくある質問

住んでいる市と違う市のB型事業所にも通えますか?

原則として通えます。B型などのサービスは、指定を受けた事業所であれば、住んでいる市区町村と違う場所にあっても利用できます。受給者証は住んでいる市区町村で交付されるので、まずは居住地の窓口に相談しましょう。

他の市の事業所を使う場合、受給者証はどこで申請しますか?

お住まいの市区町村で申請します。事業所がどの市町村にあっても、受給者証の申請・交付や支給決定を行うのは、利用者が住んでいる市区町村です。手続きの窓口は、住所地の障害福祉担当課になります。

県をまたいで、別の県のB型事業所に通うことはできますか?

制度の考え方としては可能です。たとえば東京都側にお住まいで、埼玉県の事業所に通うこともできます。ただし、手続きの運用は自治体によって異なる場合があるため、まずはお住まいの市区町村の窓口で確認してください。

他市の事業所を使いたいとき、まず何をすればいいですか?

まず、お住まいの市区町村の窓口や相談支援専門員に「他の市の事業所を利用したい」と相談しましょう。あわせて、通いたい事業所の見学を申し込み、通いやすさや作業内容を確認すると、スムーズに進められます。

引っ越す予定はないけれど、隣の市の事業所が気になります。可能ですか?

可能です。引っ越さなくても、隣の市など他市町村の事業所に通うことができます。通所にかかる時間や交通費を考えて、無理なく続けられそうなら、見学から検討してみてください。

まとめ

住んでいる市以外のB型事業所にも、原則として通えます。受給者証は住んでいる市区町村で交付され、利用する事業所は指定事業所であれば他市町村でも構いません。県をまたぐ場合も基本は同じですが、運用は自治体で異なるため、まずは居住地の窓口に相談しましょう。通いやすさと作業内容で、自分が納得できる事業所を選んで大丈夫です。

ぽちぽちの道は、近隣市や沿線から通う方も歓迎する、志木駅徒歩2分のB型事業所です。気になったら、LINEでの相談や見学だけでも大丈夫です。志木エリアの事業所探しは「志木でパソコン・生成AIのB型事業所を探すなら」にまとめています。


手元の受給者証の欄の読み方は受給者証の見方|支給量・有効期限・サービス名の読み方(見本つき)で解説しています。

どこに相談すればいいか迷ったら

お住まいの地域で相談するには

  1. 1

    住んでいる市区町村の障害福祉の窓口へ

    B型などのサービスを使うための受給者証は、住んでいる市区町村に申請します。課の名前は自治体によって違います。

  2. 2

    相談支援専門員と一緒に考える

    どのサービスをどう組み合わせるかは、相談支援専門員とサービス等利用計画をつくりながら決めていきます。

  3. 3

    近くのB型事業所を地域から探す

    WAM NETの「障害福祉サービス事業所検索」で、都道府県を選んで地域の事業所を探せます。

どこから通える?

志木市朝霞市新座市和光市富士見市ふじみ野市三芳町さいたま市東京都池袋ぽちぽちの道

地図:国土数値情報(行政区域データ)を加工して作成

志木市のまわりの市町のほか、東武東上線で都内から通っている方もいます。通うのが難しい方は、在宅で利用できる場合があります。

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監修者 田中 眞奈美の写真

監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者 徳永 崇志の写真

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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