パソコン未経験の最初の1か月|B型で進む練習ステップ

パソコン未経験の最初の1か月|B型で進む練習ステップ

パソコン未経験でも、最初の1か月は電源と文字入力、基本ソフト、簡単な作業と段階を踏めば、無理なく操作に慣れていけます。この記事では、B型で進む最初の1か月の練習の進み方を、本人・ご家族・相談支援員の方向けに順番に整理します。

志木市にお住まいでない方も、利用できます

都内から通う方も。遠方の方は在宅で利用できる場合があります。

どこから通える? 地図を見る
志木市朝霞市新座市和光市富士見市ふじみ野市三芳町さいたま市東京都池袋ぽちぽちの道

志木市のまわりの市町のほか、東武東上線で都内から通っている方もいます。

地図:国土数値情報(行政区域データ)を加工して作成

お住まいの地域で相談するには(3ステップ)
  1. 1

    住んでいる市区町村の障害福祉の窓口へ

    B型などのサービスを使うための受給者証は、住んでいる市区町村に申請します。課の名前は自治体によって違います。

  2. 2

    相談支援専門員と一緒に考える

    どのサービスをどう組み合わせるかは、相談支援専門員とサービス等利用計画をつくりながら決めていきます。

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    近くのB型事業所を地域から探す

    WAM NETの「障害福祉サービス事業所検索」で、都道府県を選んで地域の事業所を探せます。

目次

パソコン未経験でも、最初の1か月は段階を踏めば慣れていける

パソコン未経験でも、最初の1か月で「電源・入力 → 基本ソフト → 簡単な作業」と段階を踏めば、無理なく操作に慣れていけます。最初から速さや完成度を求めず、一つの動作を覚えたら次へ、という順番で進めるのが続けるコツです。

パソコン未経験から仕事を始めるときに、まず知っておきたいのは次の3点です。

  • 1か月で「全部」を目指さない:最初の目標は「操作に怖さがなくなる」こと
  • 1日1つで十分:電源、マウス、入力と、覚える動作を一つずつ増やす
  • 速さは比べない:慣れるスピードには個人差があり、ゆっくりで問題ない

「パソコンができない=向いていない」ではありません。今できないのは、まだ練習していないだけです。ここからは、最初の1か月でどんな順番に練習が進むのか、週ごとの目安を見ていきます。

最初の1か月の練習ステップ(週ごとの目安)

パソコン未経験の最初の1か月は、週ごとに練習する内容を少しずつ広げていくと、負担なく身についていきます。あくまで目安ですが、次の表のような流れで進むイメージです。覚えるスピードには個人差があるため、表より時間がかかっても問題ありません。

時期練習する内容この時期のゴール
1週目電源の入れ方・切り方、マウスのクリック画面を操作することに慣れる
2週目キーボードでの文字入力、ひらがな・漢字の変換短い文章を自分で打てる
3週目文字を保存する・開く、フォルダを分ける作ったものを見失わずに管理できる
4週目簡単な作業(短いデータ入力など)を一つやってみる「作業ができた」を体験する

ここで言う「パソコンの基本操作」とは、電源の入れ方・切り方、マウスの動かし方、文字入力、ファイルの保存といった、毎日の作業の土台になる動作のことです。これらは一度覚えれば繰り返し使うので、慣れてしまえば自然と手が動くようになります。一つずつの覚え方は「パソコンの基本操作をゼロから」でくわしく紹介しています。

最初の山になりやすいのが、1〜2週目のマウスと文字入力です。マウスは「左を1回押す=選ぶ」「2回続けて押す=開く」「押したまま動かす=運ぶ」の3つを覚えると、ほとんどの操作に対応できます。文字入力は、キーの位置を探しながらでかまいません。打つ回数が増えるほど、自然と指が場所を覚えていきます。

3週目以降は、作ったものを「保存する・あとから開く」練習に進みます。保存の場所を意識できるようになると、ファイルを探す時間が減り、作業がぐっと楽になります。そして4週目に、短いデータ入力など小さな作業を一つやり切ると、「自分にもできた」という手応えにつながります。この1か月は、できる動作を一つずつ増やすことが目的で、難しい作業をこなす時期ではありません。

未経験から練習を続けるためのコツ(チェックリスト)

パソコン未経験から練習を続けるコツは、「比べない・聞く・休む」の3つです。できないことに目を向けるより、昨日より一つできた動作に目を向けると、気持ちが続きやすくなります。

練習中に意識したいポイントを、チェックリストにまとめました。つまずいたときに、上から見直してみてください。

  • □ 「1日1つ覚える」を目標にし、一度に全部やろうとしない
  • □ 分からないところは、その場でスタッフや周りの人に聞く(独学で抱え込まない)
  • □ 操作はメモに残し、次に同じ場面で迷わないようにする
  • □ うまくいかない日は無理をせず、休む・短く切り上げる選択をする
  • □ 覚えるスピードを、ほかの人と比べない
  • □ 苦手な入力や文章づくりは、生成AIなどの道具に頼ってよい

安心してほしいのは、未経験のつまずきは「できない」のではなく「まだ慣れていないだけ」だということです。最初は誰でも同じところでつまずきます。一つずつ解決していけば、同じ場面で迷うことは少しずつ減っていきます。

もう一つ大切なのは、覚えるスピードに個人差があると知っておくことです。早く慣れる方もいれば、ゆっくりの方もいます。どちらでも問題はなく、「自分のペースで、できる動作を一つずつ増やす」ことが、未経験から仕事につなげる近道です。すぐに全部できなくても、焦る必要はありません。

ぽちぽちの道の場合(未経験の練習をスタッフとAIがサポート)

パソコン未経験の最初の1か月を、無理なく進められるよう支えるのが事業所の役割です。ぽちぽちの道では、電源の入れ方や文字入力といった土台の操作から、スタッフがそばで一つずつサポートします。「パソコンを触ったことがない」という状態からでも、自分のペースで練習を始められます。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、IT・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。未経験からの練習は、次のように進められます。

  • 電源・入力からスタート:マウスの動かし方、文字入力など、土台の操作からそばでサポートします。
  • 小さな作業で手応えを:作業はパソコン中心で、慣れてきたら短いデータ入力やCanvaでの画像づくりなど、小さな作業から取り組めます。
  • 生成AIが苦手を補う:文章づくりや調べ物は、生成AI(ぽちぽちAI)を相棒にできます。苦手な部分を道具で補いながら進められるのが特徴です。
  • 無理のないペース:週1日からの通所も相談でき、その日の体調に合わせて練習量を調整できます。

通い始めてから一日をどう過ごすかは「ぽちぽちの道の一日の流れ」で紹介しています。どのくらいのペースで進むかは人によって異なるため、まずは実際の様子や雰囲気を見ていただくのがおすすめです。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。

パソコン未経験の最初の1か月についてよくある質問

パソコン未経験ですが、最初の1か月で何から練習しますか?

まずは電源の入れ方・切り方とマウス操作から始め、次に文字入力、保存と、週ごとに少しずつ広げていきます。最初の1か月は「操作に慣れる」ことが目標で、難しい作業をこなす時期ではありません。一度に全部覚える必要はありません。

パソコンができないと、できる仕事はないのでしょうか?

そんなことはありません。パソコン作業は、電源や入力といった土台から練習でき、未経験から始められる作業もあります。最初は苦手でも、生成AIなどの道具で補いながら、少しずつできる作業を増やしていけます。

1か月たっても操作が遅いのですが、続けられますか?

はい、続けられます。覚えるスピードには個人差があり、1か月で速くなる必要はありません。大切なのは速さではなく、できる動作を一つずつ増やしていくことです。ゆっくりでも、繰り返すうちに自然と手が動くようになります。

PC未経験から、独学ではなく教えてもらいながら練習できますか?

はい。ぽちぽちの道では、電源・入力といった基本操作からスタッフがそばでサポートします。分からないところはその場で聞けるので、独学で行き詰まる心配が少なく練習できます。詳しくは見学時にご案内します。

パソコン未経験でも、見学のときに作業を体験できますか?

体験していただけます。実際にどんなふうに練習や作業を進めるか、雰囲気を見ながら確かめられます。「自分にできそうか」を判断する材料になるので、まずは見学だけでも大丈夫です。

まとめ

パソコン未経験でも、最初の1か月は「電源・入力 → 基本ソフト → 小さな作業」と段階を踏めば、無理なく操作に慣れていけます。1日1つを目標に、速さを比べず、分からないことは聞きながら進めるのがコツです。ぽちぽちの道では、志木駅徒歩2分で、未経験の練習をスタッフと生成AIがサポートします。

気になったら、見学だけでも大丈夫です。どんなふうにパソコンの練習を進めるか、見に来てください。ぽちぽちの道でできる作業の全体像は「できる作業の一覧」でも紹介しています。見学やLINEでの相談はお問い合わせページから、質問だけでもお気軽にどうぞ。


どこに相談すればいいか迷ったら

お住まいの地域で相談するには

  1. 1

    住んでいる市区町村の障害福祉の窓口へ

    B型などのサービスを使うための受給者証は、住んでいる市区町村に申請します。課の名前は自治体によって違います。

  2. 2

    相談支援専門員と一緒に考える

    どのサービスをどう組み合わせるかは、相談支援専門員とサービス等利用計画をつくりながら決めていきます。

  3. 3

    近くのB型事業所を地域から探す

    WAM NETの「障害福祉サービス事業所検索」で、都道府県を選んで地域の事業所を探せます。

どこから通える?

志木市朝霞市新座市和光市富士見市ふじみ野市三芳町さいたま市東京都池袋ぽちぽちの道

地図:国土数値情報(行政区域データ)を加工して作成

志木市のまわりの市町のほか、東武東上線で都内から通っている方もいます。通うのが難しい方は、在宅で利用できる場合があります。

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監修者 田中 眞奈美の写真

監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者 徳永 崇志の写真

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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