AIでうっかり対策|予定・タスク管理に使う方法

AIでうっかり対策|予定・タスク管理に使う方法

「予定をうっかり忘れてしまう」「やることが多いと、何から手をつければいいか分からなくなる」——そんな方へ。AIやスマホの機能は、予定とタスクの管理を助ける「うっかり対策の道具」として役立ちます。この記事では、AIをタスク管理に使う方法を、本人・ご家族・相談支援員の方向けに整理しました。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」でも、こうした工夫を実際の作業のなかで取り入れています。

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目次

AIをタスク管理に使うと、うっかりは減らせる

AIやスマホのリマインダーをタスク管理に使うと、予定や用事のうっかり忘れは減らせます。記憶力に頼るのをやめて、「忘れても思い出させてくれるしくみ」に任せるのが、うっかり対策の基本だからです。

先に、AIをうっかり対策に使うときの要点をまとめます。

  • 覚えない・書き出す:予定やタスクは頭で覚えず、その場でアプリやメモに記録する
  • リマインダーで知らせる:時間や場所をきっかけに、スマホから通知してもらう
  • AIに整理してもらう:やることが多くて混乱したら、生成AIに順番づけや分解を頼む
  • 道具で守る、責めない:忘れるのは性格や努力不足ではなく、しくみで補える

「次は気をつけよう」と意識するだけでは、忙しいときや体調の悪い日にまた忘れてしまいます。視点を「気合いで覚える」から「道具に覚えてもらう」に移すと、気持ちもぐっと楽になります。なお、ここで紹介するのはあくまで仕事や生活の工夫であり、医療や治療ではありません。困りごとが大きいときの相談先は、記事の後半でご案内します。

AIをタスク管理に使う方法(道具とコツ)

AIをタスク管理に使う方法は、大きく「リマインダーで忘れを防ぐ」「生成AIにやることを整理してもらう」の2つに分けられます。前者はスマホやカレンダーの通知機能、後者はChatGPTなどの生成AIが得意とするところです。

リマインダーとは、決めた時刻や場所になると、スマホなどが「これをする時間です」と知らせてくれる機能のことです。生成AIとは、文章での指示に応じて、文章を作ったり整理したりしてくれるAIのことです。この2つを組み合わせると、「忘れない」と「混乱しない」の両方を道具で支えられます。

代表的な使い方を、下の表で整理します。どれも「こうすべき」という決まりではなく、自分に合うものから試す、くらいの気持ちで読んでください。

困りごと使う道具具体的な使い方
予定をうっかり忘れるカレンダー・リマインダー予定が決まったその場で登録し、開始◯分前に通知が来るようにする
持ち物・薬を忘れるリマインダー(時間・場所)「家を出る時間」「決まった時刻」に通知を設定する
やることが多くて混乱する生成AI抱えている用事を全部書き出し、「順番に並べて」「3つに分けて」と頼む
何から手をつけるか迷う生成AI「最初の小さな一歩だけ教えて」と頼み、取りかかりを軽くする
長い作業を後回しにする生成AI+リマインダーAIに作業を細かく分けてもらい、各ステップを別々の予定として登録する

なかでも役立つのが、生成AIに「やることの整理」を頼む使い方です。たとえば、頭の中にある用事をそのまま打ち込んで、「締め切りが近い順に並べて」「大きい作業は小さく分けて」とお願いすると、ばらばらだった用事が、手をつけられる形に整います。やることが多すぎて固まってしまうとき、この「整理してもらう」だけでも、最初の一歩が出しやすくなります。生成AIへの頼み方(プロンプト)のコツは「生成AIへの指示(プロンプト)とは」も参考になります。

ひとつ注意したいのは、生成AIの答えはそのまま正しいとは限らない点です。提案された順番や分け方が自分に合わないと感じたら、遠慮なく直して構いません。AIはあくまで「たたき台を出してくれる相棒」で、最後に決めるのは自分です。

うっかり対策を続けるためのチェックリスト

うっかり対策の道具は、たくさん入れるより「ひとつを続ける」ほうが効果的です。アプリを増やしすぎると、今度は「どこに書いたか」を忘れてしまうからです。続けやすくするコツを、チェックリストにまとめました。

  • [ ] 予定やタスクを書く場所を、ひとつに決めた(カレンダーかメモアプリか)
  • [ ] 「決まったらその場で記録する」を習慣にしている
  • [ ] リマインダーは早すぎず遅すぎず、行動できるタイミングに設定した
  • [ ] 通知が多すぎて流し読みになっていないか、ときどき見直している
  • [ ] やることが多い日は、生成AIに順番づけや分解を頼んでいる
  • [ ] うまくいかなくても自分を責めず、設定を変えて試している

大事なのは、完璧な管理を目指さないことです。最初から全部の予定をきっちり管理しようとすると、続かずに「やっぱり自分はだめだ」と落ち込みがちです。まずは「いちばん忘れたら困る予定だけ」をリマインダーに入れる、くらいの小さな範囲から始めると続けやすくなります。

それでも忘れごとが多くてつらい、生活に大きく支障が出ている、と感じるときは、道具の工夫だけで抱え込まないでください。背景に体調や特性が関わっていることもあり、その見極めや治療は医療の領域です。困りごとが大きいときは、主治医や相談支援員、医療機関に相談してみましょう。この記事のAIタスク管理は、あくまで日々のうっかりを軽くする工夫であって、診断や治療に代わるものではありません。

ぽちぽちの道の場合(AIをうっかり対策に使う作業)

予定やタスクの管理が苦手でも、道具とサポートがあれば、作業は無理なく進められます。ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。「うっかり」を責めるのではなく、しくみで補いながら働ける環境を大切にしています。

ぽちぽちの道の作業はパソコン中心で、データ入力やCanvaでの画像づくり、生成AIを使った文章の下書きなどに、未経験から取り組めます。こうした作業のなかで、「やることをメモに書き出す」「手順をチェックリストにする」「生成AI(ぽちぽちAI)に作業の段取りを整理してもらう」といった、うっかり対策の工夫を自然に身につけられます。忘れやすい人ほど、道具の使い方を覚えておくと、将来の働き方にも生きてきます。

その日の体調や集中の波に合わせて、スタッフと一緒に「今日はどの作業を、どの順番で進めるか」を相談できるのも特徴です。一度にたくさんのことを覚える必要はありません。予定やタスクは紙やアプリに残し、生成AIにも段取りを手伝ってもらいながら、目の前の作業に集中できます。「予定を覚えるのが苦手で仕事が不安」という方も、まずは道具に頼る練習から始められます。集中が続きにくい方に向けた工夫は「集中力が続かないと感じる方に向いた作業」でも紹介しています。

「自分にも続けられそうか」を確かめたい方は、見学で実際の作業の進め方を見ていただくのがおすすめです。気になったら、見学やLINE相談から気軽にのぞいてみてください。まず質問だけでも大丈夫です。

AIでのタスク管理についてよくある質問

Q. AIをタスク管理に使うと、予定のうっかり忘れは本当に減りますか?
A. 記憶に頼らず道具に任せる分、うっかり忘れは減らしやすくなります。予定が決まったらその場でカレンダーやリマインダーに登録し、開始前に通知してもらうのが基本です。ただし、効果には個人差があり、「これだけで必ずなくなる」とは言えないため、自分に合う使い方を試しながら整えていきましょう。

Q. リマインダーの活用がうまくいきません。コツはありますか?
A. 通知のタイミングを「行動できる時間」に合わせるのがコツです。予定の直前すぎると間に合わず、早すぎると忘れ直すので、準備に必要な時間を逆算して設定します。通知が多すぎて流し読みになっているときは、「いちばん忘れたら困る予定」だけに絞ると効きやすくなります。

Q. やることが多すぎて何から手をつけるか分かりません。AIは使えますか?
A. 生成AIに「やることの整理」を頼むと役立ちます。抱えている用事をそのまま書き出して、「締め切りが近い順に並べて」「最初の小さな一歩を教えて」とお願いすると、取りかかりやすい形に整います。提案が合わなければ自分で直して構いません。最後に決めるのは自分です。

Q. 予定を忘れる対策に、紙のメモとアプリのどちらがよいですか?
A. どちらが合うかは人それぞれで、優劣はありません。大事なのは「書く場所をひとつに決めて続ける」ことです。通知で知らせてほしいならアプリのリマインダー、見渡して安心したいなら紙、と使い分けてもよいでしょう。両方に分散すると、どこに書いたか分からなくなりやすいので注意します。

Q. うっかりが多いのは特性のせいでしょうか。AIで管理すれば治りますか?
A. うっかりの背景はさまざまで、原因を一つに決めつけることはできません。AIによるタスク管理は、うっかりを軽くする生活や仕事の工夫であって、特性の診断や治療ではありません。生活に大きく支障が出ているときは、主治医や相談支援員、医療機関に相談してみてください。

まとめ

AIやスマホのリマインダーをタスク管理に使うと、予定のうっかり忘れは減らせます。「覚えない・書き出す」「リマインダーで知らせる」「生成AIに整理してもらう」を、自分に合う形で少しずつ取り入れてみてください。大切なのは、忘れることを責めず、道具で補うことです。なお、これは仕事や生活の工夫であり医療ではないため、困りごとが大きいときは主治医や相談支援員にも相談しましょう。

ぽちぽちの道では、こうしたうっかり対策の工夫を作業のなかで身につけられます。志木駅徒歩2分で、実際の作業内容を見学で確かめられます。どんな作業ができるかは「ぽちぽちの道でできる作業内容」も参考にしてください。気になったら、見学やLINE相談から始めてみてください。質問だけでも大丈夫です。


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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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