身体障害のある方とパソコン作業|配慮と工夫

身体障害のある方とパソコン作業|配慮と工夫

「身体障害があっても、パソコンを使う作業に取り組めるの?」「通いやすさや姿勢のことが気になる」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、身体障害のある方がパソコン作業に取り組むときの配慮や工夫、見学で確認したいことを、やさしく整理して解説します。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道での働き方も紹介します。

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身体障害のある方もB型を利用でき、パソコン作業は取り組みやすい場合があります

身体障害のある方も、就労継続支援B型を利用できます。なかでもパソコン作業は、座って取り組める作業が多く、身体への負担が比較的少なく感じられる場合があります。袋詰めや運搬のように立ち仕事や力仕事が中心の作業に比べると、自分のペースで進めやすいと感じる方もいます。

就労継続支援B型とは、一般企業で働くことにまだ不安がある方が、雇用契約を結ばずに自分のペースで作業に取り組める福祉サービスです。身体障害のある方も利用でき、データ入力や文章づくりなど、パソコンを使った作業に取り組んでいる方もいます。

ただし、身体障害といっても、その種類や程度には個人差が大きく、合う作業や必要な配慮は人によって異なります。だからこそ、「身体障害があるからパソコン作業ができる・できない」と一律に考えるよりも、自分の状況に合う作業や配慮を一緒に探していくことが大切です。

まず押さえておきたいのは、次の3点です。

  • 身体障害のある方も、就労継続支援B型を利用できる
  • パソコン作業は座って取り組め、身体への負担が比較的少なく感じられる場合がある(個人差あり)
  • 自分に合う配慮や工夫があるか、無理のないペースで通えるかを見学で確かめるのが大切

身体の状態や感じ方には個人差があります。ここから先は、無理なく取り組むための配慮と工夫、そして見学で確認したいことを順番に紹介します。

パソコン作業の配慮と工夫(姿勢・休憩・入力支援・通いやすさ)

身体障害のある方がパソコン作業に取り組むときは、無理のない姿勢・こまめな休憩・入力をらくにする工夫・通いやすさの4つを意識すると、続けやすくなる場合があります。一度にすべてを整える必要はなく、自分に合うものから少しずつ取り入れていくのがおすすめです。

合理的配慮とは、障害のある方が働きやすいように、一人ひとりの状況に合わせて環境や進め方を調整することです。何が合うかは人によって違うため、スタッフや支援者と相談しながら、自分に合った形を見つけていくのが基本になります。

具体的な配慮・工夫の例を、表に整理しました。

配慮・工夫の観点 具体的な工夫の例
無理のない姿勢 椅子や机の高さ、画面との距離を調整する/クッションや背あてで座りやすくする
こまめな休憩 長時間続けず、調子に合わせて休む時間をはさむ/作業と休憩のリズムを決めておく
入力をらくにする工夫 音声入力を使う/キーボードやマウスを使いやすいものに調整する/ショートカットを活用する
通いやすさ 駅から近い場所を選ぶ/通所の移動距離・時間を短くする/混雑する時間を避ける
短時間・在宅という選択 週1日や半日など短い時間から始める/在宅での作業を相談する

入力をらくにする工夫としては、たとえば音声入力で文字を打ち込む方法があります。手や指の動かしやすさには個人差があるため、キーボードやマウスを自分に合うものに変えたり、操作の手順を減らしたりすることで、負担を軽くできる場合があります。どんな道具や設定が合うかは、実際に試しながら、スタッフや支援者と一緒に探していくとよいでしょう。

通いやすさも、無理なく続けるための大切なポイントです。駅から近い事業所を選ぶと、通所のときの移動距離や時間が短くなり、身体への負担を抑えやすくなります。また、毎日通うことが難しい場合は、週1日や短時間から始めたり、在宅での作業を相談したりと、柔軟なペースを選べる場合もあります。

ここで大切なのは、無理をして体調を崩さないことです。「これくらいできるはず」と気負わず、つらいときは休む、ペースを調整する、といった工夫を前提に考えておくと、結果的に長く続けやすくなります。どの配慮や工夫が自分に合うかは、主治医や相談支援員、事業所のスタッフと相談しながら進めるのがおすすめです。

実際の作業の進め方や、どんな配慮ができるかは事業所によって異なります。気になる方は、関連コラム「パソコン作業ができるB型事業所とは?向いている人・不安な人へ」もあわせてご覧ください。在宅での仕事を考えている方は、関連コラム「在宅ワークの前にB型でパソコン作業を練習するメリット」も参考になります。

見学で確認したいこと(設備や通路の状況はその場でチェック)

身体障害のある方が事業所を選ぶときは、設備や通路の状況、配慮を相談できるか、通いやすさを見学で確かめるのがポイントです。建物の段差やエレベーター、通路の広さ、トイレなどの物理的な環境は、事業所によって異なります。パンフレットやホームページだけでは分かりにくいため、実際に見て確認するのが安心です。

見学のときに確認しておきたい項目を、チェックリストにまとめました。自分の状況に合わせて、気になるところから確かめてみてください。

  • 建物や室内の設備・通路の状況(段差・エレベーター・通路の広さ・トイレなど)が、自分の状況に合うか
  • 駅やバス停からの道のり、通所のしやすさはどうか
  • 無理のない姿勢で作業できる環境か(椅子・机・画面の位置など)
  • こまめに休憩を取りやすい雰囲気か
  • 入力をらくにする工夫(音声入力・道具の調整など)を相談できるか
  • 通所のペース(週何日・何時間から)や、在宅・短時間を相談できるか
  • 困ったときに、スタッフへ相談しやすいか

これらは「正解」を探すというより、自分が安心して通えそうかを確かめるための視点です。設備や通路の状況は、写真や文章だけでは分かりにくいことも多いので、見学のときに自分の目で見て、必要なら実際に動いて確かめるのがおすすめです。気になることは遠慮せず、その場で質問してみてください。

家族や相談支援員の方が一緒に見学に行くと、本人だけでは気づきにくい点も確認しやすくなります。無理に一人で決めず、周りの人と相談しながら選ぶのも大切な進め方です。見学の前に、確認したいことをメモにまとめておくと、当日聞き忘れを防げます。

ぽちぽちの道の場合(PC作業中心・駅徒歩2分・未経験OK)

ぽちぽちの道は、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です。作業はパソコンを使うものが中心で、座って取り組める作業が多いため、身体への負担が比較的軽いと感じる方もいます。東武東上線「志木駅」から徒歩2分にあり、通所のときの移動距離が短いのも特徴です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。

ぽちぽちの道では、次のような形で、無理のない取り組み方をサポートしています。

  1. パソコン作業が中心:データ入力・Canvaでの画像づくり・生成AIを使った文章づくりなど、座って取り組める作業が中心です。立ち仕事や力仕事が中心の作業とは違う環境で、自分のペースで進められます。
  2. 志木駅から徒歩2分:駅から近いため、通所のときの移動距離・時間が短く、身体への負担を抑えやすい立地です。通いやすさが気になる方は、実際の道のりを見学のときに確かめていただけます。
  3. 生成AIで作業の負担を下げられる:生成AI(ぽちぽちAI)を相棒に、文章の下書きや調べ物を進めます。「ゼロから全部自分で」ではなく、AIの手助けを受けながら進められるので、作業のハードルが下がりやすいのが特徴です。
  4. 未経験の方も歓迎・週1日から相談OK:パソコンが苦手な方・未経験の方も歓迎しています。体調や生活リズムに合わせて、週1日や短時間からの通所もご相談いただけます。

なお、建物や室内の設備・通路の状況(段差・エレベーター・トイレなど)は、文章だけではお伝えしにくい部分です。自分の状況に合うかどうかは、見学だけでも大丈夫ですので、実際にご覧いただきながら確認していただくのがおすすめです。姿勢や休憩、入力の工夫、通い方の不安も、見学のときに一緒に相談できます。

「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。実際の作業内容は、ページでも紹介しています。なお、工賃や利用料は、作業内容や通所日数、お住まいの状況によって変わります。金額だけで判断せず、実際の雰囲気を見ていただくのがおすすめなので、詳しくは見学時にご案内します。

身体障害のある方とパソコン作業についてよくある質問

Q. 身体障害があってもパソコン作業のB型を利用できますか?
A. はい、利用できます。就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに自分のペースで働ける福祉サービスで、身体障害のある方も利用しています。パソコン作業は座って取り組める作業が多く、負担が比較的少なく感じられる場合があります。ただし身体の状況には個人差があるため、自分に合うかは見学で確かめるのがおすすめです。利用には受給者証が必要なため、お住まいの市区町村の窓口や相談支援員にご相談ください。

Q. パソコンの入力が大変なのですが、配慮や工夫はありますか?
A. 入力をらくにする工夫として、音声入力を使ったり、キーボードやマウスを使いやすいものに調整したりする方法があります。何が合うかは人によって違うため、スタッフや支援者と相談しながら、自分に合った形を一緒に探していけます。具体的な進め方は主治医や相談支援員ともご相談ください。

Q. 車いすでも通えますか?設備は対応していますか?
A. 建物や通路の設備(段差・エレベーター・通路の広さ・トイレなど)は事業所によって異なり、文章だけではお伝えしにくい部分です。自分の状況に合うかどうかは、見学のときに実際の様子をご確認いただくか、事前にお問い合わせください。気になる点は遠慮なくご相談ください。

Q. 在宅や短時間でも作業できますか?
A. 在宅での作業や、週1日・短時間からの通所を相談できる場合があります。体調や生活リズム、通いやすさに合わせて、無理のないペースから始められます。どんな形が合うかは、見学のときに一緒に相談できます。

Q. 家族や相談支援員と一緒に見学できますか?
A. はい、ご家族や相談支援員の方とご一緒の見学も歓迎しています。本人だけでは気づきにくい設備や通路の状況も、一緒に確認しやすくなります。LINEでの相談から始めても大丈夫です。

まとめ

身体障害のある方も、就労継続支援B型を利用でき、座って取り組めるパソコン作業は身体への負担が比較的少なく感じられる場合があります。大切なのは、姿勢や休憩、入力の工夫、通いやすさといった配慮を取り入れながら、自分に合う形を見つけることです。建物の設備や通路の状況には個人差があるため、見学で実際に確かめるのがおすすめです。ぽちぽちの道は、志木駅徒歩2分で、パソコン作業中心・未経験OK・週1日からの通所相談ができる事業所です。

気になったら、見学だけでも大丈夫です。姿勢や通い方、設備の不安も一緒に相談できます。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。


ほかの障害・特性別の記事は障害・特性別にみるB型の利用ガイド|まとめからまとめてご覧いただけます。

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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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