「障害者手帳に有効期限はあるの?」「更新では何を準備すればいい?」——そんな方へ。障害者手帳の更新の扱いは、手帳の種類によって異なります。精神障害者保健福祉手帳は有効期限が2年で、更新の手続きが必要です。この記事では、期限の考え方・必要書類・期限切れのときの注意点を、本人・ご家族・支援者の方向けに整理しました。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」も、利用の進め方のご相談を受け付けています。
障害者手帳の更新は必要?まず結論
障害者手帳の更新が必要かどうかは、手帳の種類によって異なります。精神障害者保健福祉手帳は有効期限が2年と決まっており、続けて使うには更新の手続きが必要です。身体障害者手帳は原則として更新がなく、療育手帳は自治体ごとの運用で再判定の時期や有無が異なります。
まずおさえておきたい要点は、次のとおりです。
- 精神障害者保健福祉手帳:有効期限は2年。続けて使うには更新の手続きが必要
- 療育手帳:自治体ごとの運用。再判定の時期や有無が異なるため、手帳の記載や窓口で確認
- 身体障害者手帳:原則として更新なし。障害の状態の変化が予想される場合は、再認定が実施されることがある
更新の手続きの窓口は、申請のときと同じく、お住まいの市区町村の障害福祉の担当窓口です。手続きを始められる時期や必要書類の細かい点は自治体によって異なるため、期限が近づいたら早めに窓口へ確認すると確実です。ここからは、種類ごとの期限の考え方、必要書類、期限切れを防ぐための注意点を順番に見ていきます。
手帳の種類ごとの有効期限と更新の扱い
障害者手帳とは、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳という3種類の手帳の総称です。どの手帳を持っているかによって、有効期限や更新の扱いが変わります。違いを表に整理しました。
| 手帳の種類 | 有効期限・更新の扱い |
|---|---|
| 精神障害者保健福祉手帳 | 有効期限は2年。続けて使うには更新の手続きが必要 |
| 療育手帳 | 自治体ごとの運用。再判定の時期や有無が異なる |
| 身体障害者手帳 | 原則として更新なし。障害の状態の変化が予想される場合は、交付から一定期間を置いて再認定が実施されることがある |
精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害があることを証明する手帳で、等級は1級から3級まであります。有効期限は2年で、引き続き必要な場合は更新の手続きで延長できます。更新も、新規の申請と同じように、診断書(精神障害にかかる初診から6か月以上経過した精神科医等が書いたもの)または障害年金証書の写し等で手続きします。新規で取得するときの流れは「精神障害者保健福祉手帳の申請方法」でくわしく解説しています。
療育手帳は、児童相談所または知的障害者更生相談所で、知的障害があると判定された方に交付される手帳です。判定基準などの運用方法は自治体ごとに定められており、一定の年齢や時期に再判定が行われる場合があります。再判定の時期や有無はお住まいの自治体によって異なるため、手帳の記載や交付時の案内、窓口への問い合わせで確認してください。
身体障害者手帳は、身体の機能に一定以上の障害があると認められた方に交付される手帳で、原則として更新はありません。ただし、障害の状態が軽減されるなどの変化が予想される場合には、手帳の交付から一定期間を置いた後、再認定が実施されることがあります。再認定の時期が指定されているときは、交付時の案内に沿って手続きしましょう。3種類の手帳の概要は、厚生労働省「障害者手帳について」で確認できます。
障害者手帳の更新に必要なものと注意点
更新で大切なのは、「期限を把握しておく」「書類の準備に時間がかかる前提で早めに動く」「迷ったら窓口に確認する」の3点です。とくに精神障害者保健福祉手帳は2年ごとに更新の時期が来るため、期限の管理が欠かせません。
精神障害者保健福祉手帳の更新で用意するものは、おおむね次のとおりです。
- 更新の申請書:市区町村の窓口でもらえます
- 診断書 または 障害年金証書の写し等:診断書は、初診から6か月以上経過した精神科医等が書いたもの
- 写真:顔写真(サイズなどの指定は自治体で確認)
- マイナンバーの分かるもの:マイナンバーカードや通知カードなど
書類の細かい指定や様式は、自治体によって異なります。あわせて、次の注意点もチェックしてみてください。
- 有効期限を確認する:精神障害者保健福祉手帳の期限は、お手元の手帳で確認できます
- 手続きできる時期を窓口に聞く:更新を始められる時期(期限の何か月前からか)は、自治体によって案内が異なります
- 診断書の準備に時間を見込む:主治医に書いてもらうまでに時間がかかり、文書料などの費用が必要になることもあります。早めに医療機関へ相談しましょう
- 期限が切れてしまったら、すぐ窓口へ相談する:期限切れのときの取り扱いは自治体によって異なります。自分で判断せず、気づいた時点で確認してください
また、更新時の審査では等級があらためて判定されるため、等級が変わることもあります。どの等級になるかを事前に断定することはできません。不安なときは、主治医やお住まいの市区町村の窓口に相談してみてください。
なお、障害福祉サービスを利用している方は、障害福祉サービス受給者証の更新と混同しやすい点にも注意が必要です。手帳の更新と受給者証の更新は別の手続きで、期限も別々に管理されています。受給者証の更新については「受給者証の更新はどうする?」で解説しています。
ぽちぽちの道の場合(手帳の更新とB型の利用)
手帳の更新の時期は、いまの体調や生活、日中の過ごし方を見直すきっかけにもなります。「更新を機に、働く練習を少しずつ始めたい」「体調が安定してきたので、通える場所を探したい」——ぽちぽちの道では、そんなご相談も受け付けています。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。作業はパソコン中心で、データ入力、Canvaでの画像・SNS素材づくり、生成AI(ぽちぽちAI)を活用した文章の下書きなどに、未経験から取り組めます。パソコンが苦手な方も、スタッフと生成AIがサポートするので心配いりません。体調や生活リズムに合わせて、週1日からの通所も相談できます。
手帳の更新とB型の利用は、別々に進められます。就労継続支援B型は手帳がなくても利用できる場合があり、更新の結果が出ないと相談できない、というものではありません。「更新の手続きと利用開始の時期を、どう整理すればいい?」というときは、LINEでの相談や見学で一緒に考えることもできます。まず質問だけでも大丈夫です。
障害者手帳の更新についてよくある質問
Q. 障害者手帳の更新は、いつから手続きできますか?
A. 更新の手続きを始められる時期は、自治体によって案内が異なります。精神障害者保健福祉手帳は有効期限が2年のため、期限が近づいたら早めにお住まいの市区町村の窓口へ確認してください。診断書の準備に時間がかかることもあるので、余裕をもって動くのが安心です。
Q. 精神障害者保健福祉手帳の更新にも、診断書は必要ですか?
A. はい、更新も申請と同じように、診断書(初診から6か月以上経過した精神科医等が書いたもの)または障害年金証書の写し等で手続きします。どちらの書類で手続きできるか、写真などの細かい指定は、お住まいの市区町村の窓口で確認してください。
Q. 障害者手帳の期限が切れてしまったら、どうすればいいですか?
A. まず、お住まいの市区町村の障害福祉の窓口に相談してください。期限が切れた場合の取り扱いは自治体によって異なるため、自分で判断しないことが大切です。割引などの支援に影響が出ることもあるので、気づいた時点で早めに動きましょう。
Q. 身体障害者手帳や療育手帳にも、更新はありますか?
A. 身体障害者手帳は原則として更新はありませんが、障害の状態の変化が予想される場合には、交付から一定期間を置いて再認定が実施されることがあります。療育手帳は自治体ごとの運用で、再判定の時期や有無が異なります。お持ちの手帳の扱いは、お住まいの市区町村の窓口で確認してください。
Q. 手帳の更新で、等級が変わることはありますか?
A. 等級は更新時の審査であらためて判定されるため、変わることもあります。どの等級になるかは診断書などをもとに審査で決まるもので、事前に断定はできません。不安なときは、主治医やお住まいの市区町村の窓口に相談してみてください。
まとめ
障害者手帳の更新の扱いは、種類によって異なります。精神障害者保健福祉手帳は有効期限2年で更新が必要、療育手帳は自治体ごとの運用で再判定、身体障害者手帳は原則更新なし(再認定が実施される場合あり)です。手続きの窓口は市区町村で、始められる時期や必要書類の細部は自治体によって異なるため、期限が近づいたら早めに確認してください。等級など審査に関わる見通しは、主治医や窓口に相談を。受給者証の更新とは別の手続きである点も、あわせておさえておきましょう。
ぽちぽちの道は、手帳の更新時期の整理も一緒にできる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。気になったら、LINEでの相談や見学から始めてみてください。まず質問だけでも大丈夫です。事業所選びは「B型事業所の選び方チェックリスト」も参考にしてください。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

