「働きたくないと思ってしまう自分はダメなのかな」「働けない自分を責めてしまう」——そんな方へ。「働きたくない」と感じるのは、あなたが怠けているからではありません。心や体が疲れていたり、不安が大きかったりするサインのこともあります。この記事では、その気持ちとの向き合い方と、無理のない「小さな一歩」を、本人・ご家族向けに整理しました。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」も、週1日からの相談を受け付けています。
「働きたくない」と感じる自分を、責めなくて大丈夫
「働きたくない」と感じるのは、自然な気持ちで、責める必要はありません。その背景には、疲れや不安、体調、これまでのつらい経験など、いろいろな理由があることが多いからです。
おさえておきたいことは、次のとおりです。
- 「働きたくない」は、怠けではない:心や体のサインのこともあります
- 無理に奮い立たせない:まず休む・整えることが先のこともあります
- 比べない:「みんな働いているのに」と自分を責めない
- 小さな一歩から:いきなりフルタイムでなく、できることから
「働きたくない」と「働けない」は、近いようで少し違いますが、どちらも、あなたが弱いからではありません。まずは、その気持ちをそのまま認めるところから始めましょう。それだけでも、十分に意味のある一歩です。
なぜ「働きたくない」と感じるのか
「働きたくない」という気持ちの裏には、さまざまな背景があります。理由が分かると、自分を責めずに、次の一歩を考えやすくなります。
- 疲れている:心も体も、休息が必要な状態かもしれません
- 不安や怖さがある:失敗・人間関係・続けられるかへの不安
- 過去のつらい経験:以前の職場で傷ついた経験が残っている
- 体調の影響:気分の落ち込みなど、体調が関わることもある
- 「働く」のイメージが重い:フルタイム・きっちり、というイメージに圧倒される
これらは、どれも「甘え」ではありません。「福祉に頼るのは甘えでは」と感じてしまう方は「「福祉に頼るのは甘え」と感じる方へ」も読んでみてください。とくに体調が関わっていそうなときは、無理をせず、主治医に相談することも大切です。働くことへの自信が持てない場合は「働く自信がない方へ」もあわせて参考になります。
無理のない「小さな一歩」の踏み出し方
「働きたくない」気持ちがあるときは、大きな目標ではなく、小さな一歩から始めるのがおすすめです。次のようなステップを参考にしてみてください。
- まず休む・整える:疲れているなら、休むことも立派な一歩です
- 「働く」のハードルを下げる:週1日・短時間など、軽い形を考える
- 情報を集める:どんな働き方・場所があるか、知るだけでもいい
- 見学だけしてみる:利用を決めなくても、雰囲気を見るだけでOK
- 誰かに話す:家族・支援者・窓口に、気持ちを話してみる
大切なのは、「働く・働かない」の二択で考えないことです。B型のように、雇用契約を結ばず、自分のペースで少しずつ取り組める場もあります。「続けられるか不安」という方は「B型を長く続けるための考え方」も参考になります。一歩が小さくても、立ち止まっていても、それはダメなことではありません。動けないときは、まず休むことを自分に許してあげてください。
「働きたくない」という気持ちが続くと、「このままではいけない」と焦ってしまうかもしれません。けれど、立ち止まって休む時期は、決して無駄ではありません。心や体を回復させたり、これからのことを考えたりするための、大切な時間でもあります。無理に動こうとして体調を崩すと、かえって回復に時間がかかることもあります。だからこそ、「今は充電の時期」と考えて、自分を急かさないことが大切です。そのうえで、少しずつ気力が戻ってきたら、「見学だけ行ってみる」「資料を見てみる」など、ごく軽い一歩を試してみてください。一歩進んでまた休んでも、それで構いません。大切なのは、まっすぐ進むことではなく、自分のペースで、自分を大切にしながら進むことです。誰かに気持ちを話すだけでも、心が少し軽くなることがあります。
ぽちぽちの道の場合(B型として)
「働きたくないけれど、このままでいいのかなとも思う」——そんな揺れる気持ちのままでも、相談できる場所があります。ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。
ぽちぽちの道は就労継続支援B型なので、雇用契約を結ばず、自分のペースで作業に取り組めます。作業はパソコン中心で、週1日から・短時間からの通所を相談できます。「フルタイムは無理」「まず生活リズムから」という段階でも大丈夫です。
「働きたくない」という気持ちを、否定せずに聞きます。すぐに通い始めなくても、見学やLINEで話すだけでもかまいません。気持ちの整理から、一緒に始めましょう。まずはLINEでの相談だけでも大丈夫です。体調がつらいときは、主治医にも相談しながら進めてください。
「働きたくない」気持ちについてよくある質問
Q. 「働きたくない」と思ってしまう自分は、甘えていますか?
A. 甘えではありません。「働きたくない」と感じる背景には、疲れや不安、体調などが関わっていることが多いです。自分を責めず、まずはその気持ちを認めてあげてください。必要なら、休むことや、専門家に相談することも大切な選択です。
Q. 働きたくないけれど、働かないと不安です。どうすればいいですか?
A. 「働く・働かない」の二択で考えず、小さな一歩から始めるのがおすすめです。週1日・短時間など、軽い形なら取り組めることもあります。まずは情報を集めたり、見学だけしてみたりと、できる範囲から始めてみてください。
Q. 「働きたくない」のは、病気のせいでしょうか?
A. 一概には言えません。体調や心の状態が関わっていることもあれば、疲れや不安が理由のこともあります。気分の落ち込みが続くなど、つらさが強いときは、自己判断せず主治医に相談してください。原因を一人で決めつけなくて大丈夫です。
Q. 家族が「働きたくない」と言います。どう接すればいいですか?
A. 無理に働かせようとせず、まずは気持ちを否定せずに聞くことが大切です。「怠けている」と責めると、かえって動きづらくなることがあります。本人のペースを尊重しつつ、見学や相談など、小さな一歩を一緒に探してみてください。
Q. B型なら、働きたくない気持ちがあっても通えますか?
A. B型は雇用契約を結ばず、自分のペースで取り組める福祉サービスです。週1日から・短時間からの相談ができるので、「フルタイムは無理」という方も始めやすい場です。気持ちが揺れている段階でも、見学や相談から始めて大丈夫です。
まとめ
「働きたくない」と感じる自分を、責めなくて大丈夫です。その気持ちの裏には、疲れや不安、体調など、いろいろな理由があります。「働く・働かない」の二択でなく、休む・整える・小さく試すといった一歩から考えてみましょう。体調がつらいときは、主治医にも相談してください。
ぽちぽちの道は、自分のペースで少しずつ取り組める、志木駅徒歩2分のB型事業所です。揺れる気持ちのままでも、LINEでの相談だけでも大丈夫です。事業所選びは「B型事業所の選び方チェックリスト」も参考にしてください。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

