「福祉に頼るのは甘えなのでは」「支援を受けるのが申し訳ない」——そんな方へ。福祉に頼ることは、甘えではありません。障害福祉サービスを利用することは、必要な人に保障された「権利」だからです。この記事では、「甘え」と感じてしまう気持ちの背景と、福祉は権利という考え方を、本人・ご家族向けに整理しました。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」も、ためらう気持ちのままでのご相談を受け付けています。
福祉に頼るのは甘えではない。利用は「権利」です
「福祉に頼るのは甘え」ではありません。障害福祉サービスを利用することは、必要な人に保障された「権利」だからです。困ったときに使うために、社会で用意された仕組みなのです。
おさえておきたいことは、次のとおりです。
- 福祉を使うのは権利:制度は、困ったときに使うためにあります
- 甘えではない:助けを求めることは、弱さではありません
- 申し訳なく思わなくていい:あなたが利用しても、誰かが損をするわけではありません
- 「使うべきか」を一人で決めない:窓口や専門家に相談して判断できます
「人に迷惑をかけたくない」「自分なんかが」と感じる方は多いですが、福祉は、そういう方のためにこそあります。助けを求めるのに、特別な資格や理由はいりません。今つらいと感じているなら、それだけで、相談したり制度を知ったりする十分な理由になります。あなたが安心して暮らし、働くために、制度は存在しています。
なぜ「甘え」と感じてしまうのか
「福祉に頼るのは甘え」と感じてしまう背景には、いくつかの理由があります。気持ちの正体が分かると、少し楽になることがあります。
- 「自分で何とかすべき」という考え:自立とは人に頼らないこと、という思い込み
- 周りの目が気になる:家族や世間にどう思われるかが不安
- 申し訳なさ:税金で支えられることへの後ろめたさ
- 過去に言われた言葉:「甘えるな」と言われた経験が残っている
これらの気持ちは自然なものですが、「頼ること=甘え」とは限りません。むしろ、必要な助けを適切に使うことは、自立の一つの形です。働くことへの自信が持てない方は「働く自信がない方へ」、「障害が軽いのに」とためらう方は「障害が軽くてもB型を利用できる?」も参考になります。
福祉は「権利」という考え方
障害福祉サービスは、「困っている人を支えるために、社会で用意した仕組み」です。利用することは、特別なことでも、恥ずかしいことでもありません。
- 制度は使うためにある:税金は、こうしたときに支え合うために使われます
- 誰もが対象になりうる:障害や病気は、誰の身にも起こりえます
- 利用は権利:必要なときに使うことが、制度の本来の目的です
- 回復・社会参加につながる:福祉を使って力を取り戻し、次に進む人も多くいます
就労継続支援B型も、こうした障害福祉サービスの一つです。制度の中身は「就労継続支援B型とは」や、厚生労働省「障害福祉サービス等」でも確認できます。福祉を使うことは、「あなたが社会の一員として、用意された仕組みを使う」ということです。むしろ、必要な支援を早めに使うことで、つらさが軽くなったり、回復が早まったりすることもあります。
「頼る」ことと「自立」は、対立するものではありません。たとえば、足をけがしたときに松葉づえを使うのは、甘えではなく、回復して歩けるようになるための工夫です。福祉サービスも同じで、必要な時期に支えを使うことで、自分の力を取り戻したり、次の一歩を踏み出したりできます。「全部一人でやらなければ」と抱え込むより、使える制度を上手に使うほうが、結果的に早く前に進めることもあります。
実際、B型などの福祉サービスを利用した方のなかには、生活リズムを整えたり、スキルを身につけたりして、次の働き方に進んだ人もいます。福祉は「そこで終わり」ではなく、回復や成長の途中で使う「支え」です。今のあなたに必要なら、ためらわずに使ってよいものです。それでも気持ちの整理がつかないときは、市区町村の窓口や相談支援専門員に、率直な気持ちを話してみてください。一人で「甘えかどうか」を判断しようとせず、専門家と一緒に考えれば大丈夫です。
ぽちぽちの道の場合(B型として)
「福祉を使うのは申し訳ない」という気持ちのままでも、相談から始められます。ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。
ぽちぽちの道に関心を持つ方のなかにも、最初は「自分なんかが」とためらう方がいます。けれど、作業はパソコン中心で、自分のペースで取り組むなかで、「相談してよかった」と感じる方もいます。福祉を使うことは、後ろめたいことではなく、これからのための前向きな選択です。
「甘えなのでは」という気持ちも含めて、見学やLINEでご相談ください。利用するかどうかは、相談したあとでゆっくり決められます。まずはLINEでの相談だけでも大丈夫です。一人で抱え込まず、まわりの力を使っていきましょう。
福祉に頼ることについてよくある質問
Q. 福祉に頼るのは、甘えではないですか?
A. 甘えではありません。障害福祉サービスは、困ったときに使うために用意された仕組みで、利用することは権利です。「自分で何とかすべき」と抱え込むより、必要な支援を使うほうが、回復や社会参加につながることもあります。
Q. 福祉サービスを使うことに、抵抗があります。
A. 抵抗を感じる方は多くいます。「人に迷惑をかけたくない」「申し訳ない」という気持ちは自然なものです。でも、福祉はそういう方のためにこそあります。まずは「使うかどうか」でなく、「どんな制度があるか」を知るところから始めてみてください。
Q. 税金で支えてもらうのが申し訳ないです。
A. 申し訳なく思う必要はありません。税金は、誰もが困ったときに支え合うために使われるものです。障害や病気は誰の身にも起こりえます。今は支えられる側でも、回復して次に進む人は多くいます。必要なときに使うのが、制度の本来の目的です。
Q. 周りに「甘えるな」と言われ、利用をためらっています。
A. つらい言葉ですが、福祉の利用は「甘え」ではなく権利です。周りの理解が得られないときは、市区町村の窓口や相談支援専門員など、専門家に相談してみてください。第三者の視点から、利用の意義を一緒に整理してもらえます。
Q. B型を利用するのは、特別なことですか?
A. 特別なことではありません。就労継続支援B型は、多くの方が利用している障害福祉サービスの一つです。雇用契約を結ばず、自分のペースで働ける場として使われています。気になるときは、見学や相談から、気軽に知ることから始めてみてください。
まとめ
「福祉に頼るのは甘え」ではありません。障害福祉サービスを利用することは、必要な人に保障された権利です。「申し訳ない」「自分なんかが」と感じる気持ちは自然ですが、福祉はそういう方のためにあります。一人で抱え込まず、必要な支援を、必要なときに使っていきましょう。
ぽちぽちの道は、自分のペースで通える、志木駅徒歩2分のB型事業所です。ためらう気持ちのままでも、LINEでの相談だけでも大丈夫です。事業所選びは「B型事業所の選び方チェックリスト」も参考にしてください。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

