ChatGPTに入れてはいけない情報とは?安全に使うルール

ChatGPTに入れてはいけない情報とは?安全に使うルール

「ChatGPTって便利だけど、何を入力していいのか不安」——そんな方へ。この記事では、ChatGPTなどの生成AIに入れてはいけない情報と、安全に使うためのルールを、本人・ご家族・相談支援員の方向けにやさしく整理しました。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」では、こうした安全な使い方を学びながらパソコン作業に取り組めます。

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目次

ChatGPTに入れてはいけない情報とは?まず結論

ChatGPTに入れてはいけない情報とは、ひとことで言うと「他人に知られると困る情報」です。具体的には、自分や他人の個人情報(氏名・住所・電話番号・マイナンバーなど)、会社や事業所の機密情報ログインのパスワードなどは、入力を避けるのが安全です。

理由はシンプルで、入力した内容がAIの学習に使われたり、思わぬ形で外に残ったりする可能性をゼロとは言い切れないからです。安全に使うための基本ルールを、先に3つにまとめます。

  • 入れない情報を決めておく:氏名・住所・連絡先・マイナンバー・パスワード・診断名などは入力しない
  • 「人に見せても平気な文」だけ入れる:誰かに読まれても困らない範囲で質問する
  • 設定と使い方で守る:学習に使わせない設定を確認し、出てきた答えはうのみにしない

この3つを守るだけで、リスクの大半は避けられます。次の章から、なぜ入れてはいけないのか、どこまでがセーフなのかを、もう少しくわしく見ていきます。なお、本記事は安全側の一般的な目安をまとめたもので、最終的な判断はご自身の状況やサービスの利用規約に合わせて行ってください。

なぜ入れてはいけない?個人情報と機密情報のしくみ

ChatGPTに個人情報を入れてはいけない理由は、入力した文章(プロンプト)が自分の手元だけにとどまるとは限らないからです。生成AIは、入力された内容をもとに答えを作るしくみで、サービスによっては入力文がAIの品質改善(学習)に使われることがあります。一度学習に取り込まれた情報は、あとから完全に取り消すのが難しい場合があります。

ここで言葉を整理しておきます。

個人情報とは、氏名・住所・生年月日・顔写真など、特定の個人を識別できる情報のことです。 マイナンバーや障害者手帳の番号、診断名なども、本人にひもづく大切な情報です。機密情報とは、会社や事業所が外部に出していない、契約内容・顧客リスト・売上などの情報のことです。 どちらも、AIへの入力は避けるのが基本です。

入れてはいけない情報と、入れても比較的安全な情報を、表で整理します。

区分入力の目安
個人情報氏名・住所・電話番号・メールアドレス・マイナンバー・顔写真入れない
機微な情報診断名・服薬内容・病歴・障害の状態・家庭の事情入れない
認証情報パスワード・暗証番号・クレジットカード番号絶対に入れない
会社・事業所の情報契約書・顧客リスト・社外秘の資料・未公開の数値入れない
一般的な調べもの制度の言葉の意味・文章の書き方・一般的な手順入れてよい
自分で作った文の手直し個人が特定されない範囲の作文・要約仮名にして入れてよい

ポイントは、「その文章だけを他人が見たとき、誰のことか分かってしまうか」で線を引くことです。「鈴木さん(志木市在住・うつ)への手紙を書いて」はNGですが、「友人への近況報告の手紙の例文を作って」ならOK、というイメージです。個人を消して、一般化してから相談すれば、多くのことは安全に頼めます。

生成AIの基本的な使い方や、効果的な指示の書き方は「プロンプトとは何かをやさしく解説」もあわせてご覧ください。国の公式な注意喚起としては、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリティに関する情報も参考になります。

安全に使うためのチェックリストと手順

安全に使うコツは、入力する前に「この情報は外に出てもいいか」を一度立ち止まって確認することです。慣れるまでは、次のチェックリストを手元に置いておくと安心です。送信ボタンを押す前に、ひとつずつ確認してみてください。

  • 氏名・住所・電話番号・メールアドレスが文章に入っていないか
  • マイナンバー・手帳番号・口座番号・パスワードを書いていないか
  • 自分や家族の診断名・病歴・服薬内容が含まれていないか
  • 会社や事業所の社外秘の資料・数値をそのまま貼っていないか
  • 他人の個人情報(友人・利用者・取引先)を勝手に入力していないか
  • 出てきた答えを、確認せずにそのまま提出しようとしていないか

もし個人情報が入ってしまいそうなときは、「仮名に置きかえる」「具体的な部分を消す」という一手間で安全になります。たとえば実名は「Aさん」、住所は「市内」、会社名は「ある会社」に置きかえてから質問すれば、内容を保ったまま個人を守れます。安全に使い始めるまでの流れは、次のとおりです。

  1. 入力する文を一度読み返す:個人情報・機密情報が混ざっていないか確認する
  2. 特定できる部分を消す・仮名にする:実名や固有の数字を一般的な表現に置きかえる
  3. 学習に使わせない設定を確認する:ChatGPTの設定画面で、入力を学習に利用しない項目があれば見ておく
  4. 質問して、答えを確かめる:出てきた内容が正しいか、自分の常識や公式情報と照らす
  5. 必要な部分だけ使う:そのまま貼らず、自分の言葉で整える

最後の「答えを確かめる」は特に大切です。生成AIは、もっともらしい誤り(事実と違う内容)を自信ありげに出すことがあります。制度・お金・健康にかかわる答えは、必ず公式の情報や専門家で裏を取ってください。生成AIを調べもので使うときの向き合い方は「AIでの調べものの注意点」でくわしく紹介しています。

ぽちぽちの道の場合(安全な使い方を、作業の中で身につける)

個人情報を入れない、答えをうのみにしない——こうした生成AIの安全な使い方は、頭で分かっていても、いざ作業となると迷うものです。ぽちぽちの道では、その「迷いどころ」をスタッフと一緒に確認しながら、実際のパソコン作業の中で安全な使い方を身につけていけます。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。事業所では生成AI(ぽちぽちAI)を業務の相棒として使っており、文章づくりやデータ入力、Canvaでの画像づくりなどに取り組みます。その際、「この情報は入力していいか」をスタッフと確認する習慣が自然と身につくため、家庭や将来の仕事でも役立つ感覚が残ります。

実際の作業はパソコン中心で、生成AIを使った文章の下書きやSNS投稿づくりなどに、未経験から取り組めます。「AIは少し怖い」という方も、まずは個人情報を含まない安全な題材から始めるので心配いりません。パソコンが苦手な方も、スタッフと生成AIがサポートします。週1日からの通所も相談でき、その日の体調に合わせて作業の進め方を選べます。

「自分にも安全に使えるか不安」「どんな作業をするのか見てみたい」というときは、見学の際に実際の画面を見ながら、使い方のルールを一緒に確認できます。LINEでの相談や見学も受け付けています。まず質問だけでも大丈夫です。

ChatGPTの個人情報まわりでよくある質問

Q. ChatGPTに自分の名前や住所を入れると、どうなりますか?
A. 入力した氏名や住所は、サービスによってはAIの品質改善(学習)に使われる可能性があり、完全に取り消すのが難しい場合があります。誰のことか特定できる情報は入力を避け、どうしても必要なときは「Aさん」「市内」のように仮名・一般的な表現に置きかえてから使うと安全です。

Q. ChatGPTに入れてはいけない情報には、ほかに何がありますか?
A. 氏名・住所・連絡先のほか、マイナンバー、口座番号、パスワード、クレジットカード番号、診断名や服薬内容、会社や事業所の社外秘の資料などは入力を避けてください。判断に迷うときは「この文章を他人が見ても困らないか」を基準にすると分かりやすいです。

Q. ChatGPTを安全に使うために、最初に確認する設定はありますか?
A. まずChatGPTの設定画面で、入力した内容を学習に利用しないようにできる項目があれば確認しておくと安心です。あわせて、ログイン情報を他人と共有しない、共用パソコンではログアウトする、といった基本も大切です。設定の名称や有無は時期によって変わるため、最新の画面でご確認ください。

Q. ChatGPTが出した答えは、そのまま信じてよいですか?
A. そのまま信じるのは避けてください。生成AIは、もっともらしい誤りを自信ありげに出すことがあります。特に制度・お金・健康にかかわる内容は、公式サイトや専門家で裏を取ってから使うのが安全です。ぽちぽちの道では、答えの確かめ方もスタッフと一緒に練習できます。

Q. パソコンやAIが苦手でも、安全な使い方を覚えられますか?
A. はい、大丈夫です。ぽちぽちの道では、個人情報を含まない安全な題材から始め、スタッフと生成AI(ぽちぽちAI)がサポートします。志木駅徒歩2分で週1日から通えるので、無理のないペースで少しずつ慣れていけます。見学で実際の使い方を見ていただくこともできます。

まとめ

ChatGPTに入れてはいけない情報とは、氏名・住所・マイナンバー・パスワード・診断名・社外秘の資料など、他人に知られると困る情報です。安全に使うコツは、入力前に「他人が見ても困らない文か」を確認し、特定できる部分は仮名にすること、そして出てきた答えをうのみにせず確かめることです。不安なときは、安全な範囲から少しずつ慣れていけば大丈夫です。

ぽちぽちの道は、生成AIの安全な使い方を作業の中で学べる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。「どんな作業をするのか見てみたい」と思ったら、作業内容のページをのぞいてみてください。気になったら、見学だけでも大丈夫です。


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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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