キャッチコピーの作り方|AIとアイデアを出す言葉の仕事

キャッチコピーの作り方|AIとアイデアを出す言葉の仕事

「キャッチコピーをどう作ればいいかわからない」「言葉のアイデアが出てこない」——そんなときにAIと一緒に進める作り方を、本人・ご家族・相談支援員の方向けにまとめました。この記事では、アイデアを広げる手順、よく使う型と例、ネーミングへの応用までを紹介します。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道で、AIを相棒に言葉を考える作業の進め方も紹介します。

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目次

キャッチコピーの作り方は、AIで「数を出してから選ぶ」が基本

キャッチコピーの作り方は、いきなり名作を一発で書こうとせず、①伝えたいことを一言で決める→②AIにたくさん案を出してもらう→③人が選んで整える、の3ステップで進めるのが基本です。キャッチコピーづくりがうまくいかない原因の多くは「最初から完成形を狙ってしまう」ことなので、まず数を出して、その中から選ぶ流れにすると、ぐっと楽になります。

作り方の要点を、先に結論としてまとめます。

  • 一言で決める:誰に・何を・どう感じてほしいかを、先に短く決める
  • AIで数を出す:「20個出して」のように、量を頼んでアイデアを広げる
  • 選んで磨く:出た案から良いものを選び、言葉を入れ替えて整える
  • 最後は人が確認する:他社の言い回しと似ていないか、内容に偽りがないかを必ず見る

「センスがないから書けない」と感じる必要はありません。プロのコピーも、たくさん書いた中から選んでいます。AIは”数を出す”のが得意なので、アイデア出しの相棒として使うと、言葉の仕事の入り口がぐっと近づきます。次の章から、手順と型を順に見ていきます。

キャッチコピーとは?よく使う型と例(AIへの頼み方つき)

キャッチコピーとは、商品やサービス、お店の魅力を短い言葉で伝え、読み手の興味を引くための一文のことです。商品の特徴を順序立てて伝える商品説明文とは役割が違い、「続きを読みたい」「気になる」と思ってもらう入り口をつくるのが仕事です。だからこそ、短く・覚えやすく・一つのことだけを伝えるのがコツになります。

キャッチコピーには、よく使われる「型(パターン)」があります。型を知っておくと、AIに頼むときも「この型で考えて」と指定でき、アイデアが出しやすくなります。代表的な型と、AIへの頼み方の例を表にまとめます。

型(パターン)どんなコピーかAIへの頼み方の例
呼びかけ型読み手に直接話しかける「〇〇な人に呼びかける一言を10個」
ベネフィット型手に入る良い変化を見せる「使うとどう良くなるかを伝える案を10個」
数字型具体的な数字で信頼を出す「数字を入れた短いコピーを10個」
問いかけ型質問で「自分ごと」にさせる「思わず考えてしまう問いの形で10個」
ギャップ型意外な組み合わせで驚かせる「常識と逆のことを言う一言を10個」

型が分かったら、次の手順でAIと一緒に作っていきます。一度にあれもこれもと欲張らず、まず数を出し、それから選ぶという順番を守ると、アイデアが広がりやすくなります。

  1. 伝えたいことを一言で書く:「誰に・何を・どう感じてほしいか」を短いメモにする
  2. 型を選んでAIに頼む:上の表から型を一つ選び、「この型で20個出して」と量を指定する
  3. 気になる案に印をつける:出てきた中から「いいかも」と思うものを数個えらぶ
  4. 言葉を入れ替えて磨く:選んだ案の言葉を変えて、「もっと短く」「やさしく」と頼み直す
  5. 声に出して確かめる:実際に読んでみて、覚えやすいか・気持ちが動くかを人が判断する

たとえば「初心者向けのパソコン教室」のコピーなら、「『パソコンが苦手な人』に呼びかける一言を20個」と頼むと、AIが候補をずらりと出してくれます。キャッチコピーの作り方で大事なのは、一発で当てることではなく、出てきた例の中から選んで磨くことだと考えると、気が楽になります。なお、AIが出した例の中に、どこかで見たことのある言い回しが混じることもあります。そのまま使えるとは限らないので、選んだあとの確認は欠かせません。

いいキャッチコピーに近づけるチェックリストと、ネーミングへの応用

出てきた案を絞り込むときは、見た目の良さだけでなく「伝わるか」を基準にすると失敗しにくくなります。良いキャッチコピーは、たいてい「短い」「一つのことだけ言っている」「読み手の得が見える」のどれかを満たしています。次のチェックリストで、選んだ案を点検してみてください。

  • [ ] 一文で、声に出して読めるくらい短いか
  • [ ] 伝えたいことが一つに絞れているか(あれもこれも言っていないか)
  • [ ] 読み手にとっての「得」や「変化」が見えるか
  • [ ] 専門用語ではなく、対象の人が普段使う言葉になっているか
  • [ ] 他社や有名な作品のコピーと、似すぎていないか
  • [ ] 事実とちがう誇張(「必ず」「日本一」など)を、根拠なく入れていないか

特に大事なのは、最後の二つです。他社の有名なコピーをまねると、読み手に「どこかで見た」と思われるだけでなく、流用はトラブルのもとにもなります。AIは学習した言い回しを返すことがあるため、出てきた案は人が確認し、似すぎていないか・内容に偽りがないかを必ず見直すのが前提です。

この「数を出して選ぶ」やり方は、ネーミング(商品名・サービス名・お店の名前づくり)にもそのまま応用できます。ネーミングをAIに頼むときは、「やわらかい雰囲気で」「3〜5文字で」「ひらがな中心で」のように、雰囲気と長さの条件を添えると候補が絞りやすくなります。ただし名前は、商品名や屋号として商標登録されている場合があります。実際に使う前に、同じ名前が登録されていないかを確認するなど、コピー以上に慎重なチェックが必要です。一人で抱え込まず、誰かに「この名前どう思う?」と相談しながら決めると、思い込みを防げます。

ぽちぽちの道の場合(言葉のアイデア出しを、AIと一緒に練習)

「キャッチコピーやネーミングを考えてみたいけれど、一人だと言葉が出てこない」——そんなとき、AIに数を出してもらい、その場で「どれがいい?」を一緒に選べる人がそばにいると、言葉を考える作業がぐっと進みます。一人だと「センスがないのかも」と感じがちな場面でも、声をかけ合って試せば、アイデアを広げる手応えがつかめてきます。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。生成AI(ぽちぽちAI)を業務の相棒に、こうした「言葉のアイデア出し」を、スタッフと一緒に練習しながら作業に取り組めます。具体的には、次のような流れで取り組みます。

  • AIで案を広げて選ぶ作業:「この商品の呼びかけコピーを20個出して」のように頼み、出てきた案から良いものを一緒に選びます。数を出して選ぶコツを、その都度ためせます。
  • Canvaで言葉を形にする:選んだコピーやネーミングを、Canvaでバナーやチラシの形にして仕上げます。できた言葉はSNS投稿づくりの作業にも展開でき、言葉とデザインをつなげる作業を体験できます。
  • 未経験からのスタート:電源の操作や文字入力など、基礎からスタッフがサポートします。「パソコンもAIも初めて」という方も歓迎です。
  • 無理のないペース:週1日からの通所もご相談いただけます。体調や生活リズムに合わせて始められます。

実際の作業の様子や、できる作業の一覧は、作業内容のページでも紹介しています。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談や見学から始めても大丈夫です。まず質問だけでも大丈夫です。

キャッチコピーの作り方とAIについてよくある質問

Q. キャッチコピーの作り方で、AIにはどう頼めばよいですか?
A. 「誰に・何を伝えたいか」を一言で決めてから、「この商品のコピーを20個出して」と量を指定して頼むのがコツです。一発で完成形を狙うより、まず数を出してもらい、その中から選んで磨くほうがうまくいきます。型(呼びかけ・数字など)を指定すると、さらにアイデアが広がります。

Q. AIが作ったキャッチコピーの例は、そのまま使って大丈夫ですか?
A. そのまま使う前に、必ず人が確認してください。AIは学習した言い回しを返すため、他社や有名な作品のコピーと似ていることがあります。流用はトラブルのもとになるので、似すぎていないか・内容に偽りがないかを見直し、自分の言葉に整えてから使うのが安心です。

Q. ネーミング(商品名・お店の名前)もAIで考えられますか?
A. はい、ネーミングもキャッチコピーと同じく「数を出して選ぶ」やり方が使えます。「やわらかい雰囲気で」「3〜5文字で」のように、雰囲気と長さの条件を添えると候補が絞りやすくなります。ただし名前は商標登録されている場合があるため、使う前の確認はコピー以上に慎重に行ってください。

Q. 言葉のセンスがなくても、キャッチコピーの作業はできますか?
A. できます。プロのコピーも、たくさん書いた中から選んでいるので、センスより「数を出して選ぶ手順」を知っているかが大事です。AIが数を出すのを手伝ってくれるので、その中から「いいな」と思うものを選ぶところから始められます。ぽちぽちの道では、この選ぶ練習をスタッフと一緒に進められます。

Q. キャッチコピーづくりは、ぽちぽちの道でどんな作業になりますか?
A. 商品やサービスの魅力を一言で伝えるコピーを、生成AIで案を広げ、人が選んで整える作業です。選んだ言葉はCanvaでバナーやSNS素材の形にもできます。未経験の方も、文字入力やAIの頼み方の基礎からスタッフがサポートするので、少しずつ言葉の仕事に慣れていけます。

まとめ

キャッチコピーの作り方は、一発で名作を狙うのではなく「①伝えたいことを一言で決める→②AIにたくさん案を出してもらう→③人が選んで整える」の3ステップで進めるのが基本です。呼びかけ・数字・問いかけなどの型を指定すると、AIのアイデアが広がります。この進め方はネーミングにも応用できます。ただしAIの案は他社のコピーと似ることがあるため、最後は人が確認し、流用や根拠のない誇張を避けて仕上げましょう。ぽちぽちの道では、志木駅徒歩2分で、こうした言葉のアイデア出しをスタッフと一緒に練習しながら作業に取り組めます。

気になったら、どんな作業ができるかを見てみてください。「見学はまだ不安」という方は、LINEでの相談や見学から始めても大丈夫です。


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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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