「就労継続支援B型ってどんなサービス?」「自分や家族が使えるの?」「お金はかかるの?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、就労継続支援B型とは何かを、対象者・利用料・工賃の3点にしぼってやさしく解説します。あわせて、志木駅から徒歩2分の生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型「ぽちぽちの道」での過ごし方も紹介します。
就労継続支援B型とは、雇用契約を結ばずに自分のペースで働ける福祉サービス
就労継続支援B型とは、雇用契約を結ばずに、自分のペースで働きながら作業の対価(工賃)を受け取れる福祉サービスです。障害や難病などがあり、いきなり雇用契約を結んで働くのが難しい方が、体調や生活リズムに合わせて無理なく作業に取り組める場として位置づけられています(根拠:障害者総合支援法)。
就労継続支援B型を含む障害福祉サービスの全体像は、厚生労働省「障害福祉サービス等」のページでも確認できます。
まず押さえておきたいのは、次の3点です。
- 雇用契約を結ばないため、ノルマや決まった勤務時間にしばられにくい
- 障害や体調に合わせて、週1日や短い時間からなど無理のないペースで通える場合がある
- 作業の対価として「工賃」を受け取れる(給与・最低賃金とは仕組みが異なる)
この記事では、多くの方が気になる「対象者」「利用料」「工賃」を順に整理し、最後にぽちぽちの道での過ごし方を紹介します。なお、制度の細かい条件は市区町村やお住まいの状況によって変わるため、最終的な判断は相談支援事業所や市区町村の窓口でご確認ください。
就労継続支援B型はどんな人が対象?
就労継続支援B型の対象者は、障害や難病などがあり、雇用契約を結んで働くのが今は難しい方です。年齢や働いた経験の有無にかかわらず、「自分のペースで作業に取り組む準備をしたい」という方に向いています。
一般的に、次のような方が利用を検討しています。
- 体調に波があり、決まった時間・日数で働き続けるのが難しい方
- 一般就労やA型事業所での就労が、現時点では不安な方
- 過去に働いた経験があり、改めて無理のないペースで作業を始めたい方
- 学校卒業後の進路として、まず福祉サービスで作業に慣れたい方
「障害者手帳がないと使えないのでは」と心配される方もいますが、手帳の有無だけで利用可否が決まるわけではありません。医師の意見書などで利用できる場合もあります。手帳の要否や具体的な対象条件は市区町村の判断によって変わるため、市区町村の窓口・相談支援事業所でご確認ください。ここでは「どんな人が向いているか」の概要としてお考えください。
A型事業所や就労移行支援との違いを大まかに整理すると、次のようになります。
| サービス | 雇用契約 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 就労継続支援B型 | 結ばない | 自分のペースで作業。工賃を受け取る |
| 就労継続支援A型 | 結ぶ | 雇用契約のもとで働き、給与(最低賃金以上)を受け取る |
| 就労移行支援 | 結ばない | 一般就労を目指して、原則2年間トレーニングする |
どれが「良い・悪い」ということはありません。今の体調や、これからやりたいことに合うものを選ぶことが大切です。迷うときは、パソコン作業ができるB型事業所とは?向いている人・不安な人へなどの関連コラムも参考に、見学や相談で実際の雰囲気を確かめるのがおすすめです。
就労継続支援B型の利用料はどのくらい?
就労継続支援B型の利用料は、世帯の所得に応じた「負担上限月額」が定められており、低所得や生活保護世帯の場合は自己負担が0円になることもあります。多くの方が思うほど高額にならない仕組みになっています(根拠:厚生労働省/障害者総合支援法)。
利用料の考え方を、おおまかに整理します。
- 利用料は、世帯の所得区分に応じた「負担上限月額」までと決められている
- 生活保護世帯・市町村民税非課税世帯などは、自己負担が0円となる区分がある
- 上限月額の範囲内であれば、たくさん通っても上限を超える請求にはならない
- 昼食代や交通費など、制度の利用料とは別にかかる実費がある場合がある
注意したいのは、「あなたは必ず無料です」と断定はできない点です。所得区分や世帯の状況は一人ひとり異なり、判定は市区町村が行います。ご自身の負担額を正確に知りたい場合は、相談支援事業所や市区町村の窓口でご確認ください。
就労継続支援B型の工賃はどのくらい?
就労継続支援B型の工賃とは、作業に取り組んだ対価として受け取るお金のことです。雇用契約を結ばないため最低賃金は適用されず、給与とは異なる仕組みで支払われます。金額は事業所や作業内容、通った日数によって変わります。
工賃について知っておきたいのは、次の点です。
- 工賃は「作業の対価」であり、雇用契約にもとづく「給与」とは別の仕組み
- 雇用契約を結ばないため、最低賃金は適用されない
- 金額は事業所・作業内容・通所日数によって変わる
- 公表される「平均工賃」はあくまで目安。平均額だけで事業所を選ぶのは避けたい
工賃の平均額は厚生労働省などが公表していますが、これはあくまで全国の目安です。実際の金額は事業所ごとに異なり、同じ事業所でも作業内容や通った日数によって変わります。そのため、平均額の数字だけで「ここが良い」と決めず、作業内容や雰囲気が自分に合うかをあわせて見ることが大切です。
ぽちぽちの道(志木駅徒歩2分)の就労継続支援B型の場合
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。袋詰めや清掃などの軽作業ではなく、続けるほどパソコンやAIのスキルが身につく作業に、未経験から取り組めるのが特徴です。
ぽちぽちの道でできる作業は、次のようなものです。
- データ入力(文字起こし・表計算ソフトへの入力など)
- Canvaを使った画像・SNS素材づくり
- 生成AI(ぽちぽちAI)を相棒にした文章作成・調べ物のお手伝い
- SNS投稿づくり(ぽちSNS)・ブログ・文章作成
「パソコンは苦手」「未経験で不安」という方も心配いりません。電源の操作や文字入力からスタッフがサポートし、生成AIも活用しながら少しずつ慣れていけます。週1日からの通所もご相談いただけるので、体調や生活リズムに合わせて無理のないペースで始められます。昼食はお弁当(実費)をご用意することもできます。ぽちぽちの道でできる作業は、作業内容のページでも紹介しています。
ぽちぽちの道の利用料や工賃は、一人ひとりの状況や通い方によって変わります。具体的な金額は、実際の作業や雰囲気を見ていただいたうえで、詳しくは見学時にご案内します。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。利用までの流れを知りたい方は、利用案内のページもご覧ください。
就労継続支援B型についてよくある質問
Q. 就労継続支援B型はどんな人が対象ですか?
A. 障害や難病などがあり、雇用契約を結んで働くのが今は難しい方が対象です。年齢や働いた経験の有無は問わず、自分のペースで作業に取り組みたい方に向いています。具体的な対象条件は市区町村の判断によって変わるため、窓口や相談支援事業所でご確認ください。
Q. 障害者手帳がなくても利用できますか?
A. 手帳の有無だけで利用可否が決まるわけではなく、医師の意見書などで利用できる場合もあります。判断は市区町村が行うため、お住まいの市区町村の窓口や相談支援事業所でご確認ください。
Q. 利用料はかかりますか?
A. 世帯の所得に応じた負担上限月額が定められており、低所得や生活保護世帯では自己負担が0円になることもあります。金額は一人ひとり異なるため、正確な額は市区町村の窓口でご確認ください。
Q. 工賃はいくらもらえますか?
A. 工賃は作業の対価で、事業所・作業内容・通所日数によって変わります。雇用契約を結ばないため最低賃金は適用されません。平均額はあくまで目安なので、金額だけで選ばず、作業内容や雰囲気もあわせて見るのがおすすめです。
Q. 週1日からでも通えますか?
A. ぽちぽちの道では、週1日からの通所もご相談いただけます。体調や生活リズムに合わせて、無理のない頻度から始められます。詳しくは見学時にご案内します。
まとめ
就労継続支援B型とは、雇用契約を結ばずに自分のペースで働ける福祉サービスで、障害や難病などがあり働くのが今は難しい方が対象です。利用料は世帯の所得に応じた上限があり0円になる場合もあり、工賃は作業の対価として受け取れます。金額や条件は一人ひとり異なるため、最終的な判断は市区町村の窓口や相談支援事業所でご確認ください。
ぽちぽちの道は、志木駅徒歩2分で、生成AIを相棒にパソコン作業に取り組める就労継続支援B型です。気になったら、見学だけでも大丈夫です。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。
あわせて読みたい:ぽちぽちの道でできる作業内容|データ入力・Canva・生成AIなど
見学前に確認したい項目はB型事業所の選び方チェックリストで一覧にしています。
事業所ごとの仕事内容や選び方の観点はB型事業所とは?利用できる人・仕事内容・選び方でも紹介しています。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

