「相談支援事業所が見つからない」「自分でサービス等利用計画を作れると聞いたけど、本当にB型を利用できるの?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、セルフプランの意味と、計画相談支援との違い、セルフプランで利用を進めるときの流れと注意点を、表とチェックリストでわかりやすく整理します。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道(生成AI特化の就労継続支援B型)の例もあわせて紹介します。
セルフプランでもB型は利用できる(自分で計画を作ってもOK)
セルフプランで作ったサービス等利用計画でも、就労継続支援B型は利用できます。 障害福祉サービスを利用するには「サービス等利用計画」という計画書が必要ですが、これは必ずしも専門家に頼まなければならないわけではなく、本人やご家族が自分で作る「セルフプラン」も制度上認められています。
ポイントを先にまとめると、次のとおりです。
- サービス等利用計画とは、障害福祉サービスをどう使うかをまとめた計画書のことです。 B型を利用するときにも必要になります。
- この計画は、指定特定相談支援事業所の相談支援専門員が作る方法(計画相談支援)と、本人・家族が自分で作る方法(セルフプラン)の2つがあります。
- どちらの方法で作っても、市区町村の窓口で支給決定を受ければ、B型を利用できます。
「近くに相談支援事業所が見つからない」「空きがなくて頼めない」といった地域でも、セルフプランという選択肢があることで、利用に向けて一歩を進めやすくなります。ここからは、計画相談支援との違いや、セルフプランで進めるときの流れを順に見ていきます。なお、計画の作り方や申請の細かい条件は市区町村によって異なる場合があるため、最終的な確認はお住まいの市区町村の窓口でお願いします。
セルフプランと計画相談支援の違いを比較表で整理
セルフプランと計画相談支援の違いは、「誰が計画を作るか」「専門家のサポートがあるか」「見直し(モニタリング)を誰が管理するか」の3点で整理すると分かりやすくなります。下の表で、それぞれの特徴を比べてみてください。
| 観点 | 計画相談支援 | セルフプラン |
|---|---|---|
| 計画を作る人 | 相談支援専門員 | 本人・家族 |
| 専門的なサポート | 受けられる | 自分で進める |
| 作成・記入の負担 | 専門員が中心に進める | 自分で書く必要がある |
| 見直し(モニタリング) | 専門員が定期的に行う | 自分で見直しを管理する |
| 向いている場面 | 専門家と相談しながら進めたいとき | 相談支援事業所が見つかりにくい地域や、自分のペースで書きたいとき |
それぞれを言葉でも整理しておきます。
計画相談支援とは、指定特定相談支援事業所の相談支援専門員がサービス等利用計画を作成し、その後も定期的に見直しを行う仕組みのことです。 専門員が本人の希望や生活の状況を聞き取りながら計画を立て、利用開始後も定期的にモニタリング(計画の見直し)を行います。書類作成の負担が少なく、専門的なサポートを受けながら進められるのが特徴です。
セルフプランとは、相談支援専門員に依頼せず、本人やご家族が自分でサービス等利用計画を作る方法のことです。 自分のペースで書ける一方、書類の作成や見直しを自分で管理する必要があります。相談支援事業所が見つかりにくい地域でも利用を進めやすい、という利点があります。
どちらが良いかは状況によって変わります。「専門家に相談しながら進めたい」なら計画相談支援、「相談支援事業所が見つからない」「自分のペースで書きたい」ならセルフプラン、という考え方が一つの目安です。迷ったときは、お住まいの市区町村の窓口や相談支援専門員に相談してみてください。サービス等利用計画そのものについては、関連コラム「サービス等利用計画とは?相談支援専門員が作る計画の役割」でもくわしく解説する予定です。
セルフプランでB型を進めるときの流れと注意点
セルフプランでB型を利用するときは、「市区町村の窓口に相談 → 計画(セルフプラン)を作成 → 申請・支給決定 → 利用開始」という流れが基本です。手続きの入り口は、必ずお住まいの市区町村の障害福祉の窓口になります。
おおまかな流れは次のとおりです。具体的な様式や必要書類は市区町村によって異なるため、窓口で確認しながら進めてください。
- 市区町村の窓口に相談する:B型を利用したいことと、セルフプランで進めたいことを伝えます。様式(計画書のフォーマット)や必要な手続きを案内してもらえます。
- セルフプランを作成する:本人の希望や、どんなサービスをどのくらい使いたいかを、案内された様式に沿って書きます。書き方に迷うときは、窓口で相談しながら進められます。
- 申請・支給決定を受ける:作成した計画書を添えて申請し、市区町村の審査を経て、障害福祉サービスの受給者証が交付されます。
- B型事業所と契約し、利用を開始する:利用したい事業所を見学・選定し、契約して通い始めます。
セルフプランで進めるときに、気をつけておきたいことをチェックリストにまとめました。利用を進める前に確認しておくと安心です。
- 計画書の様式や提出先を、市区町村の窓口で確認したか
- どんなサービスを、どのくらい使いたいかを自分の言葉で整理できているか
- 計画の見直し(更新)の時期を自分で把握しておけるか
- 書き方や手続きに迷ったとき、窓口や事業所に相談できると知っているか
- 途中で計画相談支援に切り替えたくなった場合の進め方を、窓口で確認したか
セルフプランは「自分で全部やらなければいけない」ものではありません。書き方が分からないときは市区町村の窓口に相談できますし、利用したいB型事業所の見学のときに、手続きの進め方を一緒に整理してもらうこともできます。負担を一人で抱え込まず、使える相談先を頼りながら進めていきましょう。
ぽちぽちの道の場合(志木駅徒歩2分・計画づくりも相談から)
ぽちぽちの道では、セルフプランでも計画相談支援でも、どちらの方法でも見学・相談から始められます。「自分で計画を作れるか不安」「何から手をつければいいか分からない」という方も、まずは見学にお越しいただき、手続きの進め方を一緒に整理するところからお手伝いできます。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。袋詰めや清掃などの軽作業ではなく、パソコンと生成AIを使った作業が中心なのが特徴で、たとえば次のような作業内容に未経験から取り組めます。
- データ入力(アンケートや資料の文字起こし・表計算ソフトへの入力など)
- Canvaを使った画像・SNS素材づくり
- 生成AI(ぽちぽちAI)を相棒にした文章の下書き・調べ物
- SNS投稿(ぽちSNS)づくりやブログ・文章の作成
「パソコンは苦手」という方も心配いりません。電源の操作や文字入力からスタッフがサポートし、生成AIも活用しながら少しずつ慣れていけます。週1日からの通所もご相談いただけるので、体調や生活リズムに合わせて無理のないペースで始められます。工賃や利用料は作業内容や状況によって変わるため、詳しくは見学時にご案内します。
なお、セルフプランの作成や受給者証の申請そのものは、お住まいの市区町村の窓口で行う手続きです。ぽちぽちの道では、その手続きと並行して、見学や体験を通じて「自分に合う作業かどうか」を確かめていただけます。利用開始までの全体像を知りたい方は、利用までの流れもあわせてご覧ください。相談支援員の方からのB型事業所を紹介するときのご相談も歓迎しています。
「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。気になったら、見学だけでも大丈夫です。
セルフプランでのB型利用についてよくある質問
Q. セルフプランでもB型を利用できますか?
A. はい、セルフプランで作ったサービス等利用計画でも、就労継続支援B型を利用できます。サービス等利用計画は相談支援専門員が作る方法と、本人・家族が自分で作るセルフプランの2つがあり、どちらでも市区町村の支給決定を受ければB型を利用できます。手続きの入り口はお住まいの市区町村の窓口です。
Q. セルフプランと計画相談支援の違いは何ですか?
A. いちばんの違いは「誰が計画を作り、見直しを管理するか」です。計画相談支援は相談支援専門員が計画を作成し、定期的に見直し(モニタリング)も行います。セルフプランは本人・家族が自分で作成し、見直しも自分で管理します。専門的なサポートを受けたいなら計画相談支援、自分のペースで進めたいならセルフプランが目安です。
Q. セルフプランはどうやって作ればよいですか?
A. まずはお住まいの市区町村の障害福祉の窓口に相談し、計画書の様式や手続きを案内してもらいます。そのうえで、どんなサービスをどのくらい使いたいかを様式に沿って書いていきます。書き方に迷うときは窓口で相談しながら進められるので、一人で抱え込まなくて大丈夫です。
Q. セルフプランと計画相談支援、どちらを選べばよいですか?
A. どちらが良いかは状況によります。近くに相談支援事業所が見つからない、自分のペースで書きたいといった場合はセルフプラン、専門家に相談しながら進めたい場合は計画相談支援が向いています。迷うときは市区町村の窓口や相談支援専門員に相談し、自分に合う方法を一緒に考えてもらうとよいでしょう。
Q. 途中で計画相談支援に切り替えることはできますか?
A. 状況に応じて、セルフプランから計画相談支援への切り替えを検討できる場合があります。切り替えの可否や進め方は市区町村によって扱いが異なることがあるため、お住まいの市区町村の窓口で確認してください。まずはセルフプランで始めて、必要に応じて相談支援専門員に依頼する、という進め方もあります。
まとめ
セルフプランは本人や家族が自分で作るサービス等利用計画のことで、これで作った計画でも就労継続支援B型を利用できます。計画相談支援との違いは「誰が作り、見直しを管理するか」が中心で、専門的なサポートを受けたいなら計画相談支援、自分のペースで進めたいならセルフプランが目安です。どちらが良いかは状況によるため、迷ったときは市区町村の窓口や相談支援専門員に相談してみてください。ぽちぽちの道は、どちらの方法でも見学・相談から一緒に進められる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。
気になったら、見学だけでも大丈夫です。手続きの進め方も含めて、一緒に整理しながら考えましょう。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。
見学前に確認したい項目はB型事業所の選び方チェックリストで一覧にしています。
- 60分個別相談
- 利用前提で
なくてOK - 準備不要
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B型事業所がはじめて、続けられるか不安…
まずは、見学・相談から
始めてみませんか?

監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

