「起立性調節障害があって、朝どうしても起き上がれない」「朝が苦手だけど、就労継続支援B型に通えるの?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、朝が苦手でも無理なく通えるB型の探し方や、見学で確認しておきたいポイントを、やさしく整理して解説します。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道での通い方も紹介します。
起立性調節障害などで朝が苦手な方も、通所時間を相談できるB型なら通える場合があります
起立性調節障害などで朝が苦手な方も、通所時間を相談できる事業所を選べば、午後や短時間から無理なく通える場合があります。「朝決まった時間に行かなければ」と気負わず、まずは自分の体調に合うペースで通えるB型を探すのが、続けやすさにつながります。
就労継続支援B型とは、一般企業で働くことにまだ不安がある方が、雇用契約を結ばずに自分のペースで作業に取り組める福祉サービスです。多くの事業所は朝からの通所が基本ですが、開始時間や通所日数を相談できるところもあります。だからこそ、「朝が苦手だから無理」とあきらめる前に、自分に合う通い方ができる事業所を探すことが大切です。
まず押さえておきたいのは、次の3点です。
- 起立性調節障害などで朝が苦手な方も、就労継続支援B型を利用できる
- 開始時間や通所日数を相談できれば、午後や短時間から始められる事業所もある
- 「朝起きられるか」より「自分の体調に合うペースで通えるか」で事業所を選ぶ
体調や朝のつらさの現れ方には個人差があります。治療や通院については主治医の指示にしたがい、ここから先は、無理なく続けやすいB型の探し方と、見学で確認したいポイントを順番に紹介します。
朝が苦手でも続けやすいB型の探し方・工夫
朝が苦手でも続けやすいB型を探すときは、「開始時間を相談できるか」「午後から通えるか」「週1日や短時間から始められるか」「休みやすいか」の4点を軸に選ぶと、無理のない通い方を見つけやすくなります。同じ就労継続支援B型でも、通所時間の柔軟さは事業所によって大きく違います。
起立性調節障害とは、自律神経の働きが関係し、朝起き上がりにくい・立ちくらみがするなどが起こることがある状態で、とくに思春期や若い世代に多いとされます。現れ方には個人差があり、朝はつらくても午後から夕方にかけて少しずつ体調が整いやすい方もいます。そのため、自分の体調が動きやすい時間帯に合わせて通えるかどうかが、事業所選びの大切な視点になります。
無理に朝型を目指すのではなく、今の体調に合わせた通い方を相談できる事業所を選ぶのがおすすめです。具体的には、次のような工夫を相談しながら進めると、続けやすくなります。
| 探すときの軸 | 相談・確認したいことの例 |
|---|---|
| 開始時間を相談できる | 午前ではなく、遅めの時間から通い始められるか |
| 午後から通える | 体調が整いやすい午後・昼からの通所に対応しているか |
| 週1日・短時間から | まずは週1日や数時間など、続けられそうな範囲から始められるか |
| 休みやすさ | 「今日は朝がつらい」というときに、無理せず休める雰囲気か |
| 朝型を強制しない | 生活リズムを急に変えるよう求められず、少しずつ進められるか |
ここで大切なのは、生活リズムは少しずつ整えていくものと考えることです。「明日から早起き」と一気に変えようとするより、通える時間から始めて、体調を見ながら無理のない範囲で調整していくほうが、結果的に長く続けやすくなります。生活リズムの整え方や体調のことは、主治医や相談支援員に相談しながら進めると安心です。
週1日から始める考え方は、関連コラム「B型事業所は週1日からでも通える?無理なく始める考え方」で詳しく紹介しています。通い続けるための工夫は、関連コラム「B型事業所が続かないと感じる理由と無理なく通うための工夫」も参考になります。
見学で確認したいこと(通所時間や遅め開始を相談できるか)
朝が苦手な方が事業所を見学するときは、「通所時間や開始時間を相談できるか」を中心に確認するのがポイントです。パンフレットやホームページだけでは、どこまで柔軟に対応してもらえるかは分かりにくいため、見学のときに直接たずねておくと安心です。
見学のときに、次の点を確認しておくと、自分に合う事業所を見つけやすくなります。
- 開始時間を遅めに相談できるか(午前が難しいことを伝えてみる)
- 午後から・昼からの通所に対応しているか
- 週何日・何時間からスタートできるか
- 体調がつらい日に、休みやすい雰囲気か
- 通所時間や日数を、後から少しずつ調整できるか
- 体調のことを、スタッフへ相談しやすいか
- 作業内容が、自分の体調や興味に合いそうか
これらは「正解」を探すというより、自分が無理なく通えそうかを確かめるための視点です。見学のときに「朝が苦手で、午後からだと通いやすい」など、今の状態を素直に伝えてみると、どんな通い方ができそうかを一緒に考えてもらいやすくなります。気になることは遠慮せず、その場で質問してみてください。
ご家族や相談支援員の方が一緒に見学に行くと、本人だけでは聞きにくいことも確認しやすくなります。無理に一人で決めず、周りの人と相談しながら選ぶのも大切な進め方です。なお、朝起きられないことや遅刻への不安については、本人や家族向けに別のコラムでも取り上げる予定です。
ぽちぽちの道の場合(通所時間の相談OK・週1相談・駅近で移動が短い)
ぽちぽちの道は、通所時間を相談しながら無理なく通える環境を大切にしている、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です。東武東上線「志木駅」から徒歩2分にあり、週1日からの通所もご相談いただけます(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。
ぽちぽちの道では、次のような形で、朝が苦手な方の通い方をサポートしています。
- 通所時間を相談できる:朝が苦手な方は、開始時間を遅めにするなど、通所時間をご相談いただけます。「午前は難しいけれど午後なら」という方も、まずは見学のときに今の状態を聞かせてください。
- 週1日・短時間からの相談OK:体調や生活リズムに合わせて、無理のないペースから始められます。慣れてきたら、少しずつ日数や時間を相談しながら調整できます。
- 駅近で移動の負担が少ない:志木駅から徒歩2分なので、駅から事業所までの移動が短くてすみます。朝や体調がすぐれない日でも、長い距離を歩かずに通いやすい立地です。
- 静かなパソコン作業が中心:データ入力・Canvaでの画像づくり・生成AI(ぽちぽちAI)を使った文章づくりなど、落ち着いて取り組めるパソコン作業が中心です。AIの手助けを受けながら進められるので、作業のハードルが下がりやすいのが特徴です。
「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。実際の作業の様子や、できる作業の一覧は、作業内容のページでも紹介しています。気になったら、見学だけでも大丈夫です。朝のつらさや通い方の不安も、見学のときに一緒に相談できます。
なお、工賃や利用料は、作業内容や通所日数、お住まいの状況によって変わります。金額だけで判断せず、実際の雰囲気を見ていただくのがおすすめなので、詳しくは見学時にご案内します。
起立性調節障害・朝が苦手な方のB型利用についてよくある質問
Q. 起立性調節障害があっても就労継続支援B型を利用できますか?
A. はい、利用できます。就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに自分のペースで働ける福祉サービスです。利用には受給者証が必要なため、お住まいの市区町村の窓口や相談支援員にご相談ください。治療や通院については主治医の指示にしたがってください。
Q. 朝起きられないのですが、午後から通えるB型はありますか?
A. 事業所によっては、午後からや遅めの開始時間を相談できる場合があります。対応はそれぞれ異なるため、見学のときに「午前が難しい」と伝えて、どんな通い方ができそうか確認してみてください。ぽちぽちの道でも通所時間をご相談いただけます。
Q. 週1日や短時間からでも始められますか?
A. はい、ぽちぽちの道では週1日からの通所もご相談いただけます。体調や生活リズムに合わせて、無理のない範囲から始められます。まずは一度ご相談ください。
Q. 無理に朝型に直さないといけませんか?
A. 無理に朝型を強制されることはありません。生活リズムは少しずつ整えていくものなので、通える時間から始めて、体調を見ながら調整していけます。生活リズムの整え方は、主治医や相談支援員に相談しながら進めると安心です。
Q. 家族や相談支援員と一緒に見学できますか?
A. はい、ご家族や相談支援員の方とご一緒の見学も歓迎しています。一人では聞きにくい通所時間のことも確認しやすくなります。LINEでの相談から始めても大丈夫です。
まとめ
起立性調節障害などで朝が苦手な方も、通所時間を相談できるB型なら、午後や短時間から無理なく通える場合があります。大切なのは、無理に朝型を目指さず、開始時間や通所日数を相談できる事業所を見学で確かめることです。ぽちぽちの道は、志木駅徒歩2分で、通所時間の相談と週1日からの通所相談ができる事業所です。
気になったら、見学だけでも大丈夫です。朝のつらさや通い方の不安も一緒に相談できます。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。
ほかの障害・特性別の記事は障害・特性別にみるB型の利用ガイド|まとめからまとめてご覧いただけます。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

