自立訓練(生活訓練)とB型の違いと順番の考え方

自立訓練(生活訓練)とB型の違いと順番の考え方

「自立訓練(生活訓練)とB型、どう違うの?」「どちらを先に使えばいい?」——そんな方へ。自立訓練は生活の自立を目指す訓練、B型は作業して工賃を得る場で、目的が違います。この記事では、自立訓練とB型の違いと、使う順番の考え方を、本人・ご家族・相談支援員の方向けにまとめました。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」も、B型としてご相談を受け付けています。

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自立訓練は「生活の自立」、B型は「作業と工賃」

自立訓練(生活訓練)とB型の違いは、目的にあります。自立訓練は日常生活や社会生活を送る力を高めるための訓練を受ける場、B型は作業に取り組んで工賃を得る場です。

  • 自立訓練(生活訓練):生活リズム・家事・対人関係など、生活面の力を高める訓練(原則2年)
  • 就労継続支援B型:作業(生産活動)に取り組み、工賃を得る
  • 順番の考え方:生活面に不安があれば自立訓練から、作業に取り組めそうなら直接B型へ

「生活面をまず整えたい」のか「作業して工賃を得たい」のかで、合う方や順番が見えてきます。どちらも、障害のある方を支えるサービスです。

自立訓練(生活訓練)とは|B型との違い

自立訓練(生活訓練)とは、障害福祉サービスのひとつで、日常生活や社会生活を送る力を高めるための訓練を受けられるサービスです。生活リズムを整える、家事や金銭管理を練習する、対人関係に慣れるなど、生活面の自立を目指します。標準の利用期間は原則2年です。制度の概要は、厚生労働省「障害福祉サービス等」のページでも確認できます。

一方、就労継続支援B型は、作業に取り組んで工賃を得る福祉サービスで、期間の定めはありません。B型の基本は「就労継続支援B型とは?対象者・利用料・工賃をわかりやすく解説」でくわしく解説しています。

両者の違いを整理すると、次のようになります。

項目自立訓練(生活訓練)就労継続支援B型
主な目的日常生活・社会生活の自立作業(生産活動)と工賃
内容生活リズム・家事・対人などの訓練データ入力・軽作業などの作業
工賃出ない作業に応じて出る
期間原則2年(有期)期間の定めなし

自立訓練は「働く前の、生活の土台づくり」、B型は「作業をしながら工賃を得る場」と考えると、役割の違いが分かりやすくなります。

使う順番の考え方|確認ポイント

どちらを使うか、どんな順番で使うか迷ったら、次のポイントを確認しましょう。

  • 生活面の状態を考える:生活リズムや家事、対人面に不安が大きいなら自立訓練が向いています
  • 作業に取り組めそうか考える:作業をして工賃を得たい・スキルをつけたいならB型が向いています
  • 期間を意識する:自立訓練は原則2年の有期です。B型は期間の定めがありません
  • 順番を考える:自立訓練で生活を整えてからB型へ、という流れも、直接B型から、という選び方もあります
  • 窓口・相談支援専門員に相談する:自分に合う進め方を、専門家と一緒に整理できます

「生活リズムが不安定で、まず整えたい」という方は自立訓練から、「生活はある程度整っていて、作業をしたい」という方はB型から、という選び方が一例です。迷ったら、両方を見学して比べるのもおすすめです。

順番を考えるうえで、次のことも知っておくと役立ちます。

  • 自立訓練は「期限がある」ことを意識する:原則2年なので、その間に次の進路も考えておくと安心です
  • B型は急がず続けられる:期間の定めがないので、自分のペースで長く通えます
  • 自立訓練からB型へ、はよくある流れ:生活を整えてから作業へ、と段階を踏む人は少なくありません
  • 直接B型でも問題ない:自立訓練を飛ばして、B型で生活リズムごと整える方もいます

どちらが正解ということはありません。「今、生活面でいちばん困っていること」が何かを考えると、合うサービスが見えてきます。たとえば、昼夜逆転や家事が大きな課題なら自立訓練、作業を通じて自信や工賃を得たいならB型、という具合です。一人で決めず、相談支援専門員や窓口と一緒に、自分に合う順番を組み立てていきましょう。焦らず、今の自分に必要なことから始めれば大丈夫です。

ぽちぽちの道の場合(B型として)

ぽちぽちの道は、就労継続支援B型の事業所です。「生活面は少しずつ整ってきたので、作業をして工賃を得たい」「パソコンやAIのスキルをつけたい」という方に向いています。東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。

作業はパソコン中心で、データ入力やCanva、生成AIを使った作業に取り組めます。「自立訓練とB型で迷っている」という段階でも、見学のときにご相談いただけます。生活リズムに不安がある方も、週1日からの通所を相談できるので、無理のないペースで作業に慣れていけます。

工賃は作業内容や状況によって変わるため、詳しくは見学時にご案内します。自分に合うサービスや順番が分からないときは、まずはLINEでの相談や見学で、一緒に整理していきましょう。

自立訓練とB型についてよくある質問

Q. 自立訓練(生活訓練)とB型は、何が違いますか?
A. 目的が違います。自立訓練は日常生活や社会生活の自立を目指す訓練で、工賃は出ません。B型は作業に取り組んで工賃を得る場で、期間の定めもありません。生活面を整えたいか、作業をしたいかで、合うほうが変わります。

Q. 自立訓練を受けてからB型に進むのですか?
A. そういう流れもありますが、必ずではありません。生活面に不安があれば自立訓練で整えてからB型へ、という順番が向いています。一方で、作業に取り組めそうなら、直接B型を利用することもできます。自分の状態に合わせて選べます。

Q. 自立訓練を使わずに、直接B型を利用できますか?
A. できます。自立訓練は必ず受けなければならないものではありません。生活面がある程度整っていて、作業をして工賃を得たい方は、直接B型を利用できます。どちらが合うかは、見学や相談で確かめましょう。

Q. 自立訓練には期間の制限がありますか?
A. 自立訓練(生活訓練)の標準利用期間は、原則2年です。一方、B型には期間の定めがありません。延長などの扱いは市区町村の判断によるため、詳しくは窓口で確認してください。

Q. 自立訓練とB型のどちらが合うか、相談できますか?
A. はい、お住まいの市区町村の窓口や相談支援専門員に相談できます。両方を見学して、実際の雰囲気を比べるのもおすすめです。ぽちぽちの道でも、見学のときにB型が合うかを一緒に考えられます。

まとめ

自立訓練(生活訓練)は生活の自立を目指す訓練、B型は作業して工賃を得る場、という違いがあります。生活面を整えたいなら自立訓練、作業したいならB型、と自分の状態で選びましょう。自立訓練→B型と順番に使うことも、直接B型を使うこともできます。どちらを選んでも、自分のペースで前に進めます。生活面の課題も働く準備も、一度に解決しようとせず、今の自分に合う一歩から始めれば大丈夫です。迷ったら、見学や相談で確かめてみてください。

ぽちぽちの道は、作業を通じてスキルと工賃を得られる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。気になったら、見学やLINE相談だけでも大丈夫です。事業所選びの確認項目は「B型事業所の選び方チェックリスト」にまとめています。


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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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