不登校だった子どもの「その後」と就労への入り口

不登校だった子どもの「その後」と就労への入り口

「不登校だったうちの子は、この先どうなるのだろう」「大人になって、働けるようになるのだろうか」——そんな不安を抱えるご家族へ。この記事では、不登校だった子どものその後にどんな道があるのか、大人になってからや通信制の卒業後の進み方、そして就労への入り口を、家族の視点でやさしく整理しました。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」も、家族同席の見学から相談できます。

  • 60分個別相談
  • 利用前提で
    なくてOK
  • 準備不要
    同伴者OK

B型事業所がはじめて、続けられるか不安…

まずは、見学・相談から
始めてみませんか?

お電話でのご相談もお待ちしております

050-3646-8350

受付時間:月〜土 9:30〜18:30

目次

不登校だった子どもの「その後」と就労への入り口、まず結論

不登校だった子どものその後は一本道ではなく、大人になってから働き始める道もちゃんとあります。そして就労への入り口は、いきなり就職を目指す必要はなく、週1日・短時間から通える就労継続支援B型のような「段差の小さい一歩」から始められます。不登校だった時間を取り戻そうと焦るより、本人のペースで今できることを少しずつ積み重ねるほうが、結果的に長く続く働き方につながりやすくなります。

先に、おさえておきたい結論をまとめます。

  • その後は一本道ではない:学校に戻る・通信制や高卒認定・進学・就職・福祉サービスの利用など、進み方は人それぞれ
  • 大人になってからでも遅くない:年齢が上がってから働き始める人も多く、ブランクがあっても入り口はある
  • 就労の入り口は「小さく」:いきなりの就職ではなく、週1日・短時間から働く練習ができる場がある
  • 家族だけで抱え込まない:若者支援の公的窓口や福祉の相談先と、早めにつながっておく

大切なのは、不登校だった過去を「失敗」や「遅れ」として責めないことです。学校に通えなかった理由は人それぞれで、本人や家族の責任とは限りません。この記事は不安をあおるためではなく、「今いる場所から踏み出せる一歩」を見つけるために、その後の道筋と入り口を整理していきます。

不登校の「その後」にはどんな道がある?大人になってからの進み方

不登校のその後には、学校・学び直し・就労・福祉サービスなど複数の道があり、どれが正解ということはありません。中学や高校で不登校だった人が、通信制高校や高卒認定試験を経て進学・就職する例もあれば、しばらく家で過ごしたあと、大人になってから働き始める例もあります。進む順番もスピードも人それぞれで、「○歳までにこうあるべき」という決まった形はありません。

ここで、よく出てくる言葉を整理しておきます。不登校とは、病気や経済的な理由以外で、年間一定日数以上学校を休んでいる状態を指す言葉です。 状態を表す言葉であって、その後の人生を決めるものではありません。「不登校だった=働けない」ということではない、という点をまず押さえておきたいところです。

不登校のその後によくある進み方を、選択肢として整理すると次のようになります。あくまで一例で、行きつ戻りつしながら進むのが自然です。

その後の道どういう進み方か
学校に戻る・転校する元の学校や別の学校へ。保健室登校やフリースクールを経ることもある
通信制・定時制で学ぶ自分のペースで高校卒業を目指す。スクーリングの頻度を選べる学校が多い
高卒認定を取る高卒認定試験に合格し、進学や就職の選択肢を広げる
進学する大学・専門学校などへ。通信制大学やオンラインで学ぶ道もある
働き始めるアルバイト・就職のほか、就労継続支援B型など福祉サービスを足がかりにする道もある
公的な支援を使う若者支援の窓口や福祉の相談先につながり、就労や生活の一歩を一緒に考える

知っておきたいのは、大人になってからでも入り口は閉じていないということです。長く家で過ごしていた人や、人と関わるのが負担な人が、福祉サービスを足がかりに自分のペースで社会との接点を取り戻していく例もあります。とくに、働くことに悩みを抱える若者には、厚生労働省が委託して運営する「地域若者サポートステーション(サポステ)」という無料の相談窓口があります。15歳から49歳までを対象に、就労に向けた相談やコミュニケーション訓練、職場体験などを受けられ、全国に設置されています。なお、特別支援学校から就労へ進む経路については「支援学校からB型事業所への進路」で別に整理しています。本記事は、不登校を経た「その後」と就労の入り口に絞って解説します。

通信制の卒業後や働き始める前に、家族が確認したいポイント

通信制高校の卒業後や、本人が「そろそろ働いてみようか」と思えてきたときに家族がまず確認したいのは、本人の体調・生活リズムの状態と、就労以外も含めた相談先があるかの2点です。卒業や年齢の節目が来ても、いきなり就職を急ぐ必要はありません。本人の「動けそう」というタイミングを大切にしながら、無理のない入り口を一緒に探していくほうが、長く続く働き方につながります。

働き始める前に整理しておきたいことを、チェックリストにまとめました。すべてを一度にやる必要はなく、できそうなところから一つずつで十分です。

  • 生活リズムを把握する:起きる・寝る時間、外出できる頻度など、今の状態を責めずに確認する
  • 本人がやってみたいことを聞く:「働く」より前に、興味のあること・続けられそうなことを一緒に探す
  • 就労の前段階の一歩を知る:いきなり就職ではなく、週1日・短時間から通える場があることを知っておく
  • 公的な相談先を1つ確保する:地域若者サポートステーションや市区町村の福祉窓口など、家族だけでも相談できる先を調べる
  • 障害福祉サービスの存在を知っておく:診断や手帳の有無で迷うときも、就労継続支援B型などの選択肢を知っておくと相談しやすい
  • 本人の体調・通院の状況を整理する:通院や服薬があるか、相談できる主治医がいるかを確認する
  • 家族だけで抱え込まない:本人が動けない段階でも、家族が先に相談先とつながっておく

通信制を卒業しても次がすぐ決まらないことに焦るご家族は少なくありませんが、卒業後にゆっくり進む人も大勢います。大事なのは、節目を「期限」にしてしまわないことです。「卒業したのだから働かなければ」と本人を追い詰めると、かえって動き出しづらくなることがあります。判断に迷うときは、本人だけ・家族だけで抱え込まず、地域若者サポートステーションや相談支援専門員、主治医にも意見を聞きながら、段階的に進めると安心です。一度動き出してから「やっぱりしんどい」となっても、ペースを落としたり休んだりしながら続けられる入り口を選んでおくと、立て直しがききます。

ぽちぽちの道の場合(不登校を経た方の「働く一歩」を、家族同席で)

不登校だった時間が長いほど、「いきなり毎日通って働く」という形はハードルが高く感じられます。だからこそ、就職の前に、段差の小さい「働く一歩」から始める選択肢を知っておくと安心です。就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに自分のペースで働ける福祉サービスで、決まった時間きっちり働くことが難しい方や、人と関わるのに不安がある方の「練習の場」として利用できます。学校という枠から離れていた方が、生活リズムや人との関わりを少しずつ取り戻していく場としても使われています。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。不登校を経た方やブランクのある方が、無理なく社会との接点を取り戻していくことを想定しています。ご家族にとって心強い特徴を、次のように整理できます。

  • 家族同席の見学ができる:本人ひとりで来るのが不安な段階でも、ご家族と一緒に雰囲気を見て、関わり方を一緒に考えられます。
  • 週1日から相談できる:はじめから毎日通う必要はありません。体調や生活リズムに合わせ、無理のない頻度から相談できます。
  • 一人でも進めやすいパソコン作業が中心:データ入力やCanvaでの画像づくり、生成AI(ぽちぽちAI)を使った文章の下書きなど、黙々と取り組める作業が中心です。大人数で会話しながら進めるのが苦手な方にも向いています。
  • 未経験・パソコンが苦手でも大丈夫:電源の操作や文字入力から、スタッフと生成AIがサポートします。学校に通えていなかった時期があっても、ゼロから少しずつ慣れていけます。

実際の作業は、袋詰めや清掃といった軽作業ではなく、続けるほどパソコンやAIのスキルが身につく内容です。「将来につながることなら」と本人が興味を持つきっかけになることもあります。志木駅から徒歩2分で、朝霞市・新座市など東上線沿線からも通いやすい立地です。本人がまだ乗り気でない段階でも、まずはご家族だけ、あるいは家族同席での見学・相談からで大丈夫です。すぐに通所を決める必要はありません。合わないと感じたら、別の支援を一緒に考えることもできます。

不登校のその後と就労についてよくある質問

Q. 不登校だった子どもは、大人になってから働けるようになりますか?
A. はい、不登校を経て大人になってから働き始める人は大勢います。働く形は就職だけでなく、週1日・短時間から通える就労継続支援B型のような福祉サービスもあります。不登校だった過去がそのまま「働けない」ことを意味するわけではありません。本人のペースで入り口を選べば、ブランクがあっても一歩を踏み出せます。

Q. 通信制高校を卒業しても、その後の進路が決まりません。焦らなくて大丈夫でしょうか?
A. 卒業後にゆっくり進む人は多く、すぐに進路が決まらなくても珍しいことではありません。節目を「期限」にして急がせると、かえって動き出しづらくなることがあります。地域若者サポートステーションなどの窓口で相談しながら、就職の前段階として週1日から通える場を一緒に探すのも一つの方法です。

Q. 不登校だった子どもの就労を、どこに相談すればよいですか?
A. 働くことに悩みを抱える若者向けには、厚生労働省が委託する「地域若者サポートステーション(サポステ)」という無料の相談窓口があり、15歳から49歳までを対象に全国に設置されています。福祉サービスの利用を考えるなら、市区町村の障害福祉窓口や相談支援事業所も相談先になります。本人が動けない段階でも、ご家族だけで相談できます。

Q. 診断や障害者手帳がなくても、就労継続支援B型の見学や相談はできますか?
A. 見学や相談だけなら、診断や手帳の有無にかかわらずお気軽にご利用いただけます。実際の利用には障害福祉サービスの受給者証が必要で、申請はお住まいの市区町村の窓口で行います。手帳がなくても申請できる場合があるため、迷うときはまず見学時に、何をどこに相談すればよいかを一緒に整理しましょう。

Q. 本人がまだ家から出るのが難しいです。家族だけで見学に行ってもいいですか?
A. はい、ご家族だけの見学・相談で構いません。ぽちぽちの道では、本人が乗り気でない段階でのご家族からの相談や、家族同席での見学を受け付けています。先にご家族が雰囲気を見て、本人への伝え方や関わり方を一緒に考えられます。本人が望めば、後日あらためて本人と一緒に見学する形でもかまいません。

まとめ

不登校だった子どものその後は一本道ではなく、大人になってから働き始める道もちゃんとあります。通信制の卒業や年齢の節目が来ても、いきなり就職を急ぐ必要はありません。就労への入り口は、週1日・短時間から通える就労継続支援B型のような「段差の小さい一歩」から始められます。不登校だった過去を責めず、本人のペースで今できることを積み重ねていくことが、長く続く働き方につながります。家族だけで抱え込まず、若者支援や福祉の相談先と早めにつながっておくと安心です。

ぽちぽちの道は、家族同席の見学もできる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。「うちの子の場合はどう始めればいい?」と迷ったら、まずは家族同席での見学・相談から始めてみてください。質問だけでも大丈夫です。事業所選びは「B型事業所の選び方チェックリスト」も参考にしてください。


  • 60分個別相談
  • 利用前提で
    なくてOK
  • 準備不要
    同伴者OK

B型事業所がはじめて、続けられるか不安…

まずは、見学・相談から
始めてみませんか?

お電話でのご相談もお待ちしております

050-3646-8350

受付時間:月〜土 9:30〜18:30


supervisor-tanaka

監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

目次