「就労継続支援B型に通ってみたいのに、親に反対されてしまった」——そんなふうに悩んでいる本人の方へ。この記事では、親に反対されているときにどう話せばいいかを、家族の心配にも配慮しながら整理します。反対の背景を理解して情報を共有し、できれば一緒に見学する流れまで、無理のない進め方をご案内します。家族同席の見学ができる、志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道での相談方法もお伝えします。
親に反対されているときは、どう話せばいい?
親に反対されているときも、反対の理由をまず理解し、B型の正しい情報を共有したうえで、できれば一緒に見学すると、理解が進む場合があります。いきなり説得しようとするのではなく、「なぜ心配なのか」を聞くところから始めると、対立になりにくく、話が前に進みやすくなります。
就労継続支援B型とは、雇用契約を結ばずに、自分のペースで働ける就労系の福祉サービスのことです。障害や難病があり、一般企業での就労がまだ難しい方が、無理のない時間や日数から作業に取り組めます。この仕組みを家族がよく知らないために反対している、ということは少なくありません。だからこそ、まずは情報をそろえて共有することが、最初の一歩になります。
親に反対されているときに試したい流れを、先にまとめておきます。
- 反対の理由を、否定せずにまず聞く
- B型がどんな場所か、一緒に調べる・資料やコラムを共有する
- 感情的な言い合いにせず、落ち着いて話す
- 自分の「やってみたい」気持ちも、正直に伝える
- 相談支援員など、第三者に間に入ってもらう
- できれば家族と一緒に、見学に行ってみる
すべてを一度にやろうとする必要はありません。話せそうなところから、少しずつ進めていきましょう。順番に見ていきます。
反対の背景を理解して、伝え方を工夫する
親が反対する背景には、多くの場合「心配」や「B型をよく知らないこと」からくる理由があります。反対そのものを頭ごなしに否定するのではなく、その奥にある気持ちを理解しようとすると、伝え方の工夫が見えてきます。反対は、必ずしも本人を否定しているわけではなく、「うまくいくのか」「無理をしないか」という不安の表れであることが多いものです。
よくある反対の背景と、そのときの伝え方の工夫を表に整理します。
| 反対の背景(親の気持ち) | 伝え方・向き合い方の工夫 |
|---|---|
| 体調や将来が心配で、無理をさせたくない | 「週1日から相談できる」「自分のペースで通える」ことを伝え、あせって決めるものではないと共有する |
| B型がどんな場所か、よく知らない | パンフレットやコラム、公式サイトを一緒に見て、作業内容や雰囲気を具体的に知ってもらう |
| 「福祉」や工賃に対して、ためらいや誤解がある | B型は働く練習や生活リズムづくりの場でもあると伝え、数字だけで判断しないよう情報を補う |
| 一般就労してほしいという思いがある | B型を、一般就労に向けたステップのひとつとして考えられることを、落ち着いて話す |
| 本人にその気があるのか、確信が持てない | 自分の「やってみたい」「ここが気になる」という気持ちを、正直に言葉にして伝える |
伝え方で大切なのは、感情的な対立にしないことです。「どうして分かってくれないの」と責める形になると、親も身構えてしまい、かえって話が進みにくくなります。「心配してくれてありがとう。そのうえで、こう考えている」と、相手の気持ちを受け止めてから自分の希望を伝えると、対話になりやすくなります。
それでも二人だけでは話が平行線になることもあります。そんなときは、相談支援専門員(相談支援員)に間に入ってもらう方法があります。相談支援員は、福祉サービスの利用を一緒に考えてくれる専門職です。第三者から制度の説明をしてもらうと、家族も「ちゃんとした仕組みなんだ」と安心しやすく、本人だけで抱え込まずにすみます。なお、利用に必要な受給者証の手続きや相談支援の窓口については、お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口に確認できます。
一緒に確認したいこと・見学のすすめ
親の理解を得たいときは、言葉だけで説明するより、一緒に情報や現場を見るほうが伝わりやすいです。「どんな場所か分からない」という不安が、見学で「思っていたところと違った」に変わることはよくあります。ここでは、家族と一緒に確認しておきたいことを、チェックリストにまとめます。
家族と話すとき・一緒に調べるときに確認したい項目です。
- B型がどんな福祉サービスか、仕組みを一緒に確認したか
- どんな作業をするのか、具体的な内容を共有できたか
- 週何日から通えるか、自分のペースで始められるかを確認したか
- 自分が「なぜ通いたいのか」を、自分の言葉で伝えられたか
- 親の心配や反対の理由を、最後まで聞けたか
- 相談支援員など、相談できる第三者がいるかを調べたか
そのうえで、可能であれば家族と一緒に見学に行くことをおすすめします。見学では、実際の作業の様子やスタッフの対応、事業所の雰囲気を、その場で見て確かめられます。本人だけでなく家族も一緒に見ることで、「ここなら安心して通えそう」という実感を共有しやすくなります。多くの事業所は、見学だけ・相談だけでも受け付けています。見学の流れや当日の持ち物・質問例については、関連コラム「B型事業所の見学では何をする?服装・持ち物・質問例まで解説」を、ご家族が事業所を見るときの視点については「ご家族がB型事業所を選ぶときに見ておきたいポイント」も、あわせてご覧ください。
ただし、反対している親をすぐ見学に連れて行くのが難しいこともあります。そのときは、まず本人だけで見学し、感じたことや資料を持ち帰って家族に共有する、という順番でもかまいません。大切なのは、無理に押し切ることではなく、家族の心配にも配慮しながら、少しずつ情報をそろえていくことです。
ぽちぽちの道の場合(家族同席の見学ができます)
ぽちぽちの道では、ご家族が同席しての見学・相談を歓迎しています。親に反対されているときも、ご家族が一緒に作業内容や雰囲気を見て、その場で疑問を相談できます。「どんな場所か分からない」という不安を、実際に見て解消していただける機会としてお使いください。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。袋詰めや清掃といった軽作業ではなく、データ入力・Canvaでの画像づくり・生成AIを使った文章や調査のお手伝いなど、続けるほどパソコンやAIのスキルが身につく実際の作業に取り組めます。「将来につながることをしたい」という本人の思いや、「スキルが残るなら」というご家族の思いに、向き合いやすい事業所です。
ご家族に安心していただける点を、いくつかご紹介します。
- 家族同席で見学・相談ができ、その場で疑問を解消できます
- ご家族にも、作業内容や支援の進め方をていねいに説明します
- パソコンが未経験・苦手な方も、文字入力からスタッフがサポートします
- 週1日からの通所もご相談でき、体調や生活リズムに合わせられます
- 相談支援員とも連携しながら、本人とご家族の双方が納得して進められるよう支えます
- 志木駅から徒歩2分で、朝霞市・新座市など東上線沿線からも通いやすい立地です
ぽちぽちの道では、本人の「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、ご家族の心配にも耳を傾けます。無理に通所をすすめることはありません。親に反対されていて話が進まないときも、まずはご家族と一緒の見学からでも大丈夫です。本人だけで来ていただき、後日ご家族に共有する形でもかまいません。志木駅・東上線沿線エリアにお住まいで、家族との話し合いに悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。
親の反対についてよくある質問
Q. 親に反対されたら、B型はあきらめるしかないですか?
A. いいえ、あきらめる前にできることがあります。まず反対の理由を聞き、B型の正しい情報を共有し、できれば一緒に見学すると、理解が進む場合があります。相談支援員など第三者に間に入ってもらう方法もあるので、一人で抱え込まないでください。
Q. 親がB型を「福祉だから」と嫌がります。どう伝えればいいですか?
A. B型は働く練習や生活リズムづくりの場でもある、と伝えるのがおすすめです。データ入力やパソコン作業など、続けるほどスキルが身につく事業所もあります。言葉だけでなく、作業内容を一緒に見てもらうと、イメージが変わることがあります。
Q. 感情的な言い合いになってしまいます。どうすればいいですか?
A. まず「心配してくれてありがとう」と相手の気持ちを受け止めてから、自分の希望を伝えると、対立になりにくいです。それでも平行線になるときは、相談支援員や事業所のスタッフなど、第三者に間に入ってもらうと落ち着いて話しやすくなります。
Q. 親が見学に来てくれません。本人だけでも見学できますか?
A. はい、本人だけでの見学も大丈夫です。見学だけ・相談だけでも受け付けている事業所は多くあります。本人が見て感じたことや資料を持ち帰り、ご家族に共有する形でも、話を前に進めるきっかけになります。
Q. 受給者証の手続きは、親の同意がないとできませんか?
A. 手続きの要件は人によって異なるため、まずはお住まいの市区町村の障害福祉担当窓口や相談支援員に確認するのが確実です。家族の理解を得る進め方も含めて、相談支援員と一緒に考えると安心です。
まとめ
親に反対されているときも、反対の理由をまず理解し、B型の正しい情報を共有して、できれば一緒に見学すると、理解が進む場合があります。家族の心配の多くは「うまくいくのか」という不安からくるものです。感情的な対立にせず、相手の気持ちを受け止めながら、自分の「やってみたい」も正直に伝えてみてください。
家族との話し合いに迷ったら、まずは家族同席の見学からでも大丈夫です。志木駅徒歩2分のぽちぽちの道で、作業内容や雰囲気を、ご家族と一緒に確かめましょう。本人だけの見学・相談も受け付けていますので、見学だけでも大丈夫です。お気軽にお越しください。
見学前に確認したい項目はB型事業所の選び方チェックリストで一覧にしています。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

