就労継続支援B型のデータまとめ|利用者数・事業所数・工賃

就労継続支援B型のデータまとめ|利用者数・事業所数・工賃

「就労継続支援B型を使っている人は全国にどれくらいいる?」「事業所の数や平均工賃の統計を知りたい」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、就労継続支援B型の利用者数・事業所数・平均工賃を、厚生労働省の公的統計をもとに整理しました。数値は年度や事業所で変わるため、出典と読み方もあわせてお伝えします。志木駅から徒歩2分の「ぽちぽちの道」も見学・相談を受け付けています。

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目次

就労継続支援B型のデータまとめ|まず結論

就労継続支援B型は、利用者数・事業所数ともに毎年度ふえ続けている、障害福祉サービスのなかでも利用の多い制度です。厚生労働省の公的統計をもとにすると、おおまかな全体像は次のとおりです。

  • 利用者数:全国でおおよそ37万人規模(厚生労働省の公表資料・2024年時点の概数)。障害福祉サービスのなかでも利用者の多いサービスです
  • 事業所数:全国でおおよそ1万6千〜1万8千か所規模(厚生労働省の調査・近年の概数)。毎年度ふえ続けています
  • 平均工賃(月額):全国平均で月2万円台(厚生労働省「平均工賃(賃金)月額の実績について」)。ただし事業所によって大きく異なります

ここで最初にお伝えしたいのは、これらは「全国の平均・合計の数字」だということです。実際の工賃や雰囲気は事業所ごとに大きく違うため、統計はあくまで全体像をつかむための目安として見てください。具体的な金額や通い方は、気になる事業所に直接たずねるのが確実です。

数値はいずれも年に1回ほど更新されます。本記事は執筆時点(2026年)に確認できた厚生労働省の公表値をもとにしており、最新の数字は後述の出典ページでご確認ください。

利用者数・事業所数のデータ(厚生労働省の統計)

就労継続支援B型とは、雇用契約を結ばずに自分のペースで働ける障害福祉サービスのことです。その利用者数・事業所数は、厚生労働省の「社会福祉施設等調査」や、就労系障害福祉サービスの動向をまとめた資料で公表されています。いずれも、利用者数・事業所数ともに年々増加しているのが大きな特徴です。

おおまかな規模感を表に整理すると、次のようになります(厚生労働省の公表資料にもとづく概数。年度・調査によって数値は変わります)。

項目おおよその規模出典・補足
利用者数全国でおよそ37万人(2024年時点の概数)厚生労働省の公表資料。障害福祉サービスのなかでも利用者が多い
事業所数全国でおよそ1万6千〜1万8千か所厚生労働省「社会福祉施設等調査」など。毎年度増加傾向
増加の傾向利用者数・事業所数ともに増加が続く近年は事業所が年あたり約1千か所ペースで増えた年もある

なぜこれほど増えているのか。背景には、雇用契約を前提とせず、体調や生活リズムに合わせて無理なく通える点が、多くの方のニーズに合っていることがあると説明されています。一般就労がまだむずかしい段階でも、自分のペースで作業に取り組める受け皿として、利用が広がってきました。

正確な数値や最新の更新内容は、厚生労働省「社会福祉施設等調査の概況」で公表されています。年に1回ほど更新されるため、レポートを引用する際は調査年を確認してください。また、サービスの全体像は厚生労働省「障害福祉サービス等」にまとまっています。

統計を見るうえで気をつけたいのは、「人数や事業所が多い=自分に合う事業所がすぐ見つかる」とは限らない点です。数が多いからこそ、作業内容や支援の方針は事業所ごとにばらつきます。全体の数字で安心するのではなく、自分に合う一か所を見つける視点が大切です。事業所選びの観点は「B型事業所の選び方チェックリスト」にまとめています。

平均工賃のデータと、統計を読むときの注意点

就労継続支援B型の平均工賃(月額)は、厚生労働省の調査で全国平均が公表されており、近年は月2万円台で推移しています。ただし、この「平均」は全国を一つにならした数字であって、実際の工賃は事業所によって大きく異なります。平均額だけを見て事業所を選ぶのは、おすすめしません。

平均工賃とは、B型で行う作業の対価として受け取るお金(工賃)の、全国の月額平均のことです。最新の数値は、厚生労働省「平均工賃(賃金)月額の実績について」で年度ごとに公表されています。なお、この実績値は算定方法の見直しや過年度の修正が行われることがあり、年度をまたぐと金額が変わる場合があります。本記事では特定の年の額を断定せず、「月2万円台が全国平均の目安」という枠組みでお伝えします。最新の正確な額は、出典ページで調査年とあわせてご確認ください。

統計上の平均工賃を読むときは、次の点をおさえておくと誤解を防げます。

  1. 「平均」は全国をならした数字:地域や事業所、作業内容によって、実際の工賃は大きく上下します
  2. 通所日数で変わる:平均は毎日しっかり通う前提で高く見えることがあります。週1〜2日の通所では同じ額になるとは限りません
  3. 年度で変わる:算定方法の見直しや改定で、全国平均そのものが年度ごとに動きます
  4. 賃金ではなく工賃:B型は雇用契約を結ばない利用のため、受け取るお金は「賃金」ではなく「工賃」と呼ばれ、最低賃金は適用されません

工賃の考え方や、なぜ平均額だけで選ばない方がよいのかは「B型の工賃とは(平均額だけで選ばない理由)」でくわしく解説しています。「いくらもらえるか」だけでなく、「その作業を無理なく続けられそうか」「身につくスキルが目的に合うか」を一緒に見ることが、自分に合う事業所選びにつながります。制度そのものを基礎から知りたい方は「就労継続支援B型とは」もあわせてご覧ください。

ぽちぽちの道の場合(データの先にある、自分に合う一か所)

全国の利用者数や平均工賃のデータは全体像をつかむのに役立ちますが、最後に大事なのは「自分に合う一か所が見つかるか」です。同じB型でも、軽作業中心の事業所もあれば、パソコン作業に特化した事業所もあります。統計の数字の先にある、実際の作業や雰囲気は、見学して自分の目で確かめるのがいちばんです。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。袋詰めや清掃といった軽作業ではなく、続けるほどパソコンやAIのスキルが身につく作業に、未経験から取り組めるのが特徴です。

ぽちぽちの道でできる作業には、次のようなものがあります。

  • データ入力:アンケートや資料の文字起こし、表計算ソフトへの入力など。文字入力からスタッフがサポートします
  • Canvaでの画像・SNS素材づくり:テンプレートを選んで文字を差し替えるところから始められます
  • 生成AIを使った文章・調査のお手伝い:生成AI(ぽちぽちAI)を相棒に、下書きや調べ物を進めます

工賃の金額は作業内容や通所日数によって変わるため、見学時にご案内しています。全国平均の数字と見くらべて不安になるより、実際の作業や続けやすさを見ていただくのがおすすめです。週1日からの通所も相談でき、体調や生活リズムに合わせて、無理のないペースで始められます。パソコンが苦手な方も、スタッフと生成AIがサポートします。

「自分の場合、どんな作業から始められる?」「全国のデータと、ここでの実際はどう違う?」——そんな疑問は、LINEでの相談や見学で気軽にぶつけてください。まず質問だけでも大丈夫です。

就労継続支援B型のデータについてよくある質問

Q. 就労継続支援B型の利用者数は全国でどれくらいですか?
A. 厚生労働省の公表資料をもとにすると、全国でおおよそ37万人規模(2024年時点の概数)で、障害福祉サービスのなかでも利用者の多いサービスです。利用者数は毎年度ふえ続けています。正確な人数は調査年によって変わるため、厚生労働省の最新の統計でご確認ください。

Q. B型事業所の数(事業所数)はどのくらいありますか?
A. 厚生労働省の「社会福祉施設等調査」などをもとにすると、全国でおおよそ1万6千〜1万8千か所規模で、近年も増加が続いています。数が多い分、作業内容や支援の方針は事業所ごとにばらつくため、数の多さだけで安心せず、自分に合う一か所を見学で見つけることが大切です。

Q. 平均工賃の統計は、いくらくらいですか?
A. 厚生労働省の調査では、就労継続支援B型の平均工賃(月額)は近年、全国平均で月2万円台で推移しています。ただし全国をならした平均であり、地域・事業所・通所日数で実際の額は大きく変わります。算定方法の見直しで年度ごとに数値が動くこともあるため、最新の額は厚生労働省「平均工賃(賃金)月額の実績について」でご確認ください。

Q. 平均工賃が高い事業所を、統計を見て選べば安心ですか?
A. 平均工賃の統計は参考の一つですが、それだけで選ぶのはおすすめしません。平均は毎日しっかり通う前提で高く見えることがあり、週1〜2日の通所では同じ額になるとは限らないためです。作業内容・続けやすさ・支援体制も一緒に確認し、気になる事業所は見学して確かめましょう。

Q. これらのデータは、どこで最新の数字を確認できますか?
A. 利用者数・事業所数は厚生労働省「社会福祉施設等調査の概況」、平均工賃は厚生労働省「平均工賃(賃金)月額の実績について」で公表されています。いずれも年に1回ほど更新されるため、引用する際は調査年とあわせて確認してください。本記事の数値も執筆時点の公表値にもとづく概数です。

まとめ

就労継続支援B型は、利用者数・事業所数ともに増加が続く、利用の多い障害福祉サービスです。全国の利用者数はおよそ37万人規模、事業所数はおよそ1万6千〜1万8千か所規模、平均工賃(月額)は全国平均で月2万円台が目安ですが、いずれも年度や事業所で数値は変わります。統計は全体像をつかむための目安として読み、最新の数字は厚生労働省の公表ページでご確認ください。

大切なのは、平均の数字よりも「自分に合う一か所」を見つけることです。ぽちぽちの道は、志木駅徒歩2分・週1日から通い方を相談できる、生成AI・パソコン作業に特化したB型事業所です。「自分の場合はどう?」と思ったら、LINEでの相談や見学から始めてみてください。質問だけでも大丈夫です。事業所選びは「B型事業所の選び方チェックリスト」も参考になります。


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  • 利用前提で
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B型事業所がはじめて、続けられるか不安…

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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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