引っ越し・転居するときB型の手続きはどうなる?

引っ越し・転居するときB型の手続きはどうなる?

「就労継続支援B型に通っているけれど、引っ越したら手続きはどうなるの?」「受給者証はそのまま使える?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、転居するときのB型の手続きを、市内転居と市外転居の違いやサービスを途切れさせない段取りとあわせて分かりやすく整理します。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道(生成AI特化の就労継続支援B型)への引っ越しを考えている方へのご案内も紹介します。

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目次

引っ越したら、転居先の市区町村で改めて手続きが必要です

就労継続支援B型を利用中に引っ越すと、原則として転居先の市区町村で改めて申請をして、支給決定を受け直す必要があります。受給者証もこれまでの自治体のものはそのままでは使えず、新しい住所の自治体が発行するものに切り替わります。これは、障害福祉サービスの支給決定が市区町村ごとに行われているためです。

まず押さえておきたいポイントは、次の3つです。

  • 受給者証は引っ越し先の自治体のものに切り替わる:転居先の市区町村で申請・支給決定を受け直します。
  • 同じ市内の転居か、市外(他の自治体)への転居かで手続きが変わる:くわしくは転居前後の市区町村窓口で確認します。
  • 通っているB型から遠くなる場合は、転居先で新しい事業所を探すことになる:見学・契約を改めて行います。

手続きには市区町村ごとの細かな違いがあります。最終的な進め方は、必ず転居前後の市区町村の窓口と、担当の相談支援専門員に確認してください。ここからは、なぜ手続きが必要なのか、どう段取りすればサービスが途切れないのかを順番に見ていきます。

なぜ引っ越しで手続きが必要なの?(支給決定は市区町村ごと)

引っ越しで手続きが必要になるのは、障害福祉サービスの支給決定が市区町村ごとに行われているからです。B型を利用するには、お住まいの市区町村から「サービスを利用してよい」という支給決定を受け、その内容を記した受給者証の交付を受けます。住所が別の自治体に変わると、その新しい自治体で改めて支給決定を受け直す必要があります。

受給者証とは、障害福祉サービスを利用するために市区町村が交付する証明書のことです。 どのサービスを、どれくらいの量、いつまで利用できるかが記載されています。受給者証は発行した市区町村のなかで有効なものなので、引っ越し先の自治体ではその自治体のものに切り替える手続きが必要になります。

同じ市内での転居か、市外(他の自治体)への転居かで、手続きの流れは変わります。おおまかな違いは下の表のとおりです。

観点 同じ市区町村内での転居 市外(他の自治体)への転居
住所変更の届け出 市区町村への住所変更の届け出が必要 転出・転入の届け出が必要
支給決定・受給者証 受給者証の住所変更などで対応できる場合がある 転居先の自治体で改めて申請・支給決定を受け直すのが原則
利用している事業所 そのまま通い続けられることが多い 遠くなる場合は転居先で新しい事業所を探す
相談支援 同じ相談支援専門員に続けて相談しやすい 転居先の相談支援事業所への引き継ぎが必要になることがある

表はあくまで一般的な目安です。同じ市内の転居でも届け出が必要なことがあり、市外への転居では自治体によって必要な書類や手順が異なります。「自分の場合はどうなるか」は、転居前後の市区町村の窓口と相談支援専門員に確認するのが確実です。早めに相談しておくと、必要な書類や日程の見通しが立てやすくなります。

サービスを途切れさせないための段取り(4ステップ)

引っ越しでサービスを途切れさせないコツは、転居が決まったらできるだけ早く、現在と転居先の窓口・相談支援に相談しておくことです。住所変更や新しい事業所の契約には日数がかかることがあるため、ぎりぎりに動くと利用に空白が生まれてしまうことがあります。次の4ステップで進めると、流れを整理しやすくなります。

  1. 転居が決まったら、まず相談する:今の市区町村の窓口・担当の相談支援専門員に「いつ・どこへ引っ越すか」を伝え、必要な手続きを確認します。今の事業所にも早めに伝えておきます。
  2. 転居先の市区町村の窓口で申請する:転入の届け出とあわせて、障害福祉サービスの申請・支給決定の手続きを確認します。市外への転居では受給者証を改めて申請するのが原則です。
  3. 転居先で新しい事業所を見学する:今の事業所から通えなくなる場合は、転居先のエリアでB型事業所を探し、見学・体験して相性を確かめます。相談支援専門員に紹介してもらう方法もあります。
  4. 契約して利用を開始する:見学して納得できたら事業所と契約し、受給者証が整い次第、利用を始めます。新しい相談支援事業所への引き継ぎが必要な場合は、あわせて進めます。

引っ越し先で事業所を探すときの見学のしかたは、関連コラム「B型事業所の見学」でくわしく紹介しています。契約から利用開始までの全体像は「B型の利用までの流れ」もあわせてご覧ください。受給者証そのものの申請・更新については、関連コラム「受給者証の更新はいつ・どうやる?」でも説明しています。

申請の窓口はあくまでお住まい(または転居先)の市区町村です。どの書類が必要かは自治体ごとに異なるため、窓口で確認しながら進めてください。利用開始までの一般的な流れや受給者証については、ご利用案内でも整理しています。

ぽちぽちの道の場合(志木エリアへの転居を考えている方へ)

志木市や東武東上線沿線へ引っ越す予定で、新しいB型事業所を探している方は、ぽちぽちの道の見学・相談から始められます。ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。引っ越し先で「どんな事業所が合うか分からない」という方も、まず作業の様子を見ながら相談できます。

転居にともなって新しい事業所を探すときは、転居先の市区町村での支給決定の手続きと、事業所選びを並行して進めることになります。ぽちぽちの道では、見学のときに作業内容や通い方の相談ができるので、引っ越し後の生活リズムに合わせてイメージを固めやすくなります。受給者証の申請はお住まいの市区町村の窓口で行いますが、見学や利用開始までの流れは事業所と一緒に確認できます。

ぽちぽちの道は袋詰めや清掃などの軽作業ではなく、パソコンと生成AIを使った作業が中心です。たとえば、次のような作業に未経験から取り組めます。

  • データ入力(アンケートや資料の文字起こし・表計算ソフトへの入力など)
  • Canvaを使った画像・SNS素材づくり
  • 生成AI(ぽちぽちAI)を相棒にした文章の下書き・調べ物
  • SNS投稿(ぽちSNS)づくりやブログ・文章の作成

「パソコンは苦手」という方も心配いりません。電源の操作や文字入力からスタッフがサポートし、生成AIも活用しながら少しずつ慣れていけます。週1日からの通所もご相談いただけるので、引っ越し直後で生活リズムが整わない時期でも、無理のないペースで始められます。実際の作業の様子や、できる作業の一覧は、作業内容のページでも紹介しています。工賃や利用料は作業内容や状況によって変わるため、詳しくは見学時にご案内します。

志木エリアへの転居を考えている方は、「いきなり見学は不安」という場合でも、LINEでの相談から始めて大丈夫です。気になったら、見学だけでも大丈夫です。

引っ越し・転居の手続きについてよくある質問

Q. 引っ越したら、今のB型の受給者証はそのまま使えますか?
A. 市外(他の自治体)へ引っ越す場合は、原則としてそのままでは使えません。受給者証は発行した市区町村のなかで有効なものなので、転居先の市区町村で改めて申請し、支給決定を受け直す必要があります。同じ市内での転居なら住所変更で対応できる場合もありますが、自治体によって扱いが異なるため、転居前後の窓口で確認してください。

Q. 同じ市内での引っ越しでも手続きは必要ですか?
A. 同じ市区町村内での転居でも、住所変更の届け出は必要です。受給者証の住所変更などで対応できることが多く、利用中の事業所はそのまま通い続けられる場合が一般的です。ただし必要な手続きは自治体によって異なるため、念のため市区町村の窓口に確認すると安心です。

Q. 手続きはいつ頃から動けばよいですか?
A. 転居が決まったら、できるだけ早く動くのがおすすめです。住所変更や転居先での支給決定、新しい事業所の見学・契約には日数がかかることがあり、ぎりぎりだとサービスに空白が生まれることがあります。まずは今の市区町村の窓口と相談支援専門員に相談し、段取りを確認しておきましょう。

Q. 引っ越しで今の事業所から遠くなります。どうすればよいですか?
A. 転居先のエリアで、新しいB型事業所を探すことになります。相談支援専門員に紹介してもらったり、気になる事業所を見学・体験したりして、相性を確かめてから契約します。今の事業所や相談支援専門員に早めに伝えておくと、転居先の相談支援事業所への引き継ぎもスムーズになりやすいです。

Q. 受給者証の申請はどこで行いますか?
A. 申請の窓口は、お住まい(転居後は転居先)の市区町村です。必要な書類や手順は自治体ごとに異なるため、窓口で確認しながら進めてください。手続きの進め方は相談支援専門員や事業所にも相談できますが、申請そのものは市区町村で行う点を押さえておきましょう。

まとめ

就労継続支援B型を利用中に引っ越すと、原則として転居先の市区町村で改めて申請・支給決定を受け直し、受給者証も新しい住所の自治体のものに切り替わります。同じ市内か市外かで手続きが変わるため、転居が決まったら早めに現在と転居先の窓口・相談支援専門員に相談し、サービスが途切れないように段取りすることが大切です。ぽちぽちの道は、志木駅徒歩2分の生成AI特化のB型事業所として、志木エリアへの引っ越しで新しい事業所を探す方の見学・相談を受け付けています。

気になったら、見学だけでも大丈夫です。実際の作業や雰囲気を見に来てください。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。


見学前に確認したい項目はB型事業所の選び方チェックリストで一覧にしています。

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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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