「AIイラストってどうやって作るの?」「絵が描けなくても、自分に素材づくりができるのかな?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、AIイラストの作り方を、ツール選びから仕上げまでの手順にそって初心者向けにやさしく解説します。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」で、未経験から取り組む進め方も紹介します。
AIイラストの作り方は「ツールに言葉で頼む→選んで仕上げる」だけ
AIイラストの作り方は、画像生成AIに「どんな絵がほしいか」を言葉で伝え、出てきた候補から選んで仕上げるだけです。絵を一から描く必要はなく、文字を入力できれば、絵が描けない方でもイラスト素材を作れます。ペンや絵心の代わりに、「言葉で伝える力」と「良い1枚を選ぶ目」を使う作業だと考えると分かりやすいです。
まず、作り方の流れを4ステップにまとめます。
- ツールを選ぶ:画像生成AIのサービスを1つ決める(無料で試せるものから始めてよい)
- 言葉で指示する:作りたい絵の中身・雰囲気・色などを文章(プロンプト)で伝える
- 候補から選ぶ:AIが出した複数の画像から、用途に合う1枚を選ぶ
- 仕上げる:必要なら作り直したり、Canvaなどで文字やサイズを整えたりして完成させる
ポイントは、最初の1回でうまくいかなくても普通だということです。AIイラストづくりは「一発で完璧な絵を出す」作業ではなく、言葉を少しずつ変えながら、近づけていく作業です。気軽に何度も試せるのが、手で描くイラストとの大きな違いです。なお、作った画像を仕事や公開で使うときは著作権・商用利用のルールに注意が必要ですが、これは後の章と専門記事でくわしく触れます。
AIイラストとは?作り方の基本と用語を整理
AIイラストとは、画像生成AIに言葉で指示して作るイラスト・画像のことです。手で描く代わりに、「こんな絵がほしい」という指示文(プロンプト)をもとに、AIがイラストを生成します。仕組みを難しく覚える必要はなく、「言葉で注文する」イメージで十分です。
作り方を理解するうえで、最低限おさえておきたい用語を表にまとめます。言葉の意味が分かると、ツールの画面や解説記事を読むときに迷いにくくなります。
| 用語 | かんたんな意味 |
|---|---|
| 画像生成AI | 言葉の指示から画像を作るツール。AIイラストづくりの土台になる |
| プロンプト | AIに出す指示文。「何を・どんな雰囲気で」を書く言葉 |
| 生成 | AIに画像を作ってもらうこと。1回の指示で複数出ることが多い |
| 画風(スタイル) | イラストの雰囲気。「水彩風」「アニメ風」などと指定できる |
| 解像度・サイズ | 画像の大きさ。使う場所(SNS・印刷など)に合わせて選ぶ |
作り方の中心になるのがプロンプト(指示文)です。コツは、頭に浮かんだ絵を「主役・背景・雰囲気・色」の順に、短い言葉で具体的に書くことです。たとえば「猫」だけより、「窓辺で眠る茶色い猫、やわらかい水彩風、明るい朝の光」のほうが、ねらった絵に近づきます。うまくいかないときは、いきなり全部を変えず、1か所ずつ言葉を足したり減らしたりして調整すると、原因がつかみやすくなります。
画像生成AIそのものでどんな作業ができるのかは、関連コラム「画像生成AIを使った作業とは?」でくわしく紹介しています。あわせて読むと、AIイラストづくりが仕事につながるイメージがつかみやすくなります。
AIイラストを作るときの手順とチェックリスト
AIイラストを実際に作るときは、「目的を決める→ツールを選ぶ→言葉で指示する→選んで仕上げる」の順に進めると、初めてでも迷いません。最初に「何に使う絵か」を決めておくと、ツール選びも仕上げ方もぶれにくくなります。
進め方の目安は、次のとおりです。
- 目的を決める:SNSの挿絵、ブログのアイキャッチ、資料の図など、使う場所を先に決める
- 無料で試せるツールを選ぶ:まずは無料の範囲で1つ触ってみて、操作に慣れる
- 指示文を書いて生成する:主役・背景・雰囲気を短く具体的に書き、複数の候補を出す
- 1枚を選んで作り直す:用途に合う候補を選び、気になる点は言葉を変えて作り直す
- 仕上げて整える:Canvaなどで文字やサイズを整え、使う場所に合わせて書き出す
公開・配布する前には、次のチェックリストを目安にしてください。安心して使い続けるための、最後のひと手間です。
- [ ] 使う場所(SNS・ブログ・印刷など)に合ったサイズ・画風になっているか
- [ ] 使ったAIサービスの利用規約を確認したか(特に商用利用や公開の可否)
- [ ] 実在の人物や、既存のキャラクター・ブランドのロゴをまねた絵になっていないか
- [ ] 誰かを傷つける表現や、ふさわしくない画像になっていないか
- [ ] 公開・配布の前に、人が内容を見て確認したか
なお、「無料でどこまで作れるか」は、サービスによって、また時期によって変わります。1日に作れる枚数や使える機能、商用利用の可否などは、各サービスの公式ページや利用規約で最新の内容を確認してください。この記事では特定の無料枠を断定しません。作った絵を仕事や販売に使う場合の著作権・商用利用の考え方は、専門記事「画像生成AIの著作権はどうなる?」で整理しています。判断に迷うときは自己判断で進めず、文化庁などの公式情報や専門の窓口で確認すると安心です。
ぽちぽちの道の場合(絵が描けなくても、素材づくりから仕事に)
「絵が描けないから、デザインの仕事は無理」とあきらめていた方こそ、AIイラストづくりは入り口になります。一人で手順をそろえるのは大変でも、ツール選びや言葉での指示の仕方をスタッフと一緒に覚えていけば、「自分でも素材が作れた」という手応えにつながります。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。就労継続支援B型とは、雇用契約を結ばずに、自分のペースで働きながら作業スキルや生活リズムを整えられる福祉サービスです。AIイラストづくりは、次のような流れで取り組めます。
- 指示文づくりから一緒に:「どんな絵がほしいか」を言葉にするところから、スタッフと生成AI(ぽちぽちAI)がサポートします。文字入力が中心なので、絵の経験は要りません。
- 画像生成AI×Canva:AIで作ったイラスト素材を、Canvaで文字やレイアウトを整えて仕上げます。素材づくりから完成まで一通り経験できます。
- ルールを確認しながら:利用規約や商用利用の条件を、スタッフと一緒に確認しながら進めます。AIが作った絵は人が最終チェックしてから仕上げます。
- 無理のないペース:パソコンや生成AIが初めての方も、基礎からサポートします。週1日からの通所もご相談いただけます。
実際の作業は、AIイラストやデータ入力、生成AIを使った文章作成など、形に残るものに未経験から取り組めるのが特徴です。作ったイラストは、SNS投稿づくり(ぽちSNS)の素材としても活かせます。同じ「絵を作る」でも、LINEスタンプづくりのように、申請まで含めて形にする作業に広げていくこともできます。
「自分にどんな素材づくりが向いているか分からない」というときは、まず見てみるのが一番です。見学やLINEでの相談も受け付けています。まず質問だけでも大丈夫です。
AIイラストの作り方についてよくある質問
Q. 絵が描けなくても、AIイラストは作れますか?
A. はい、作れます。AIイラストは、ペンで描く代わりに「どんな絵がほしいか」を言葉で伝えて作るため、絵の経験は要りません。文字を入力できれば始められ、出てきた候補から良い1枚を選ぶ作業が中心になります。
Q. AIイラストを作るのに、無料のツールでもできますか?
A. 無料で試せる画像生成AIもあり、まず操作に慣れる分には無料の範囲で十分始められます。ただし、1日に作れる枚数や使える機能、商用利用の可否はサービスや時期によって変わります。最新の条件は各サービスの公式ページや利用規約で確認してください。
Q. AIイラストの作り方で、いちばん大事なコツは何ですか?
A. 指示文(プロンプト)を、主役・背景・雰囲気・色の順に短く具体的に書くことです。一度でうまくいかなくても普通なので、いきなり全部を変えず、1か所ずつ言葉を足し引きして近づけていくと、ねらった絵に仕上げやすくなります。
Q. 作ったAIイラストは、仕事や販売に使ってもよいですか?
A. 使ってよいかは、利用するAIサービスの規約や著作権のルールによって変わり、ひとことでは言い切れません。公開・販売の前に規約を確認し、迷うときは文化庁の公式情報や専門の窓口で確認すると安心です。くわしくは関連記事「画像生成AIの著作権はどうなる?」で整理しています。
Q. ぽちぽちの道では、AIイラストの作り方を教えてもらえますか?
A. はい。ツール選びや指示文の書き方から、スタッフと生成AI(ぽちぽちAI)が一緒にサポートします。AIで作った素材をCanvaで仕上げる流れで、素材づくりから完成まで未経験から取り組めます。週1日からの通所もご相談いただけます。
まとめ
AIイラストの作り方は、画像生成AIに言葉で指示し、出てきた候補から選んで仕上げるだけで、絵が描けない方でも素材づくりに取り組めます。コツは、指示文を具体的に書き、一度で完璧を目指さず少しずつ近づけること。無料で試せる範囲や商用利用の条件はサービス・時期で変わるため、公式ページや規約で確認し、権利の判断に迷うときは文化庁の情報や専門窓口で確かめてください。
ぽちぽちの道は、AIイラストづくりに未経験から取り組める、志木駅徒歩2分のB型事業所です。「どんな作業ができるの?」と気になったら、見学やLINEでの相談から始めてみてください。質問だけでも大丈夫です。ぽちぽちの道でできる作業の全体像は「B型でできる作業内容」でも紹介しています。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

