メニュー表・POPの作り方|お店を支えるデザイン作業

メニュー表・POPの作り方|お店を支えるデザイン作業

「お店のPOPって、どうやって作ればいいの?」「メニュー表を見やすく作るコツが知りたい」——飲食店や小売店の販促づくりや、その作業に挑戦してみたい方へ。この記事では、POPの作り方を「情報の整理→レイアウト→文字選び」の順にやさしく整理し、メニュー表づくりのポイントやCanvaの使いどころもまとめました。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」で、デザイン作業に未経験から取り組む進め方も紹介します。

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目次

POPの作り方は「伝える1つを決めてから整える」が基本

POPの作り方でいちばん大切なのは、デザインを凝ることより、「この1枚で何を一番伝えたいか」を先に1つだけ決めることです。おすすめ商品なのか、価格なのか、期間限定なのか——伝える主役を1つに絞ると、文字の大きさや配置が自然と決まり、ぱっと見て分かるPOPになります。メニュー表も同じで、「お客さまに一番見てほしい情報」を起点に組み立てます。

作る前に押さえておきたい流れを、先に全体像でまとめます。

  • ①伝える主役を1つ決める:商品名・価格・キャッチコピーのどれを一番大きくするか
  • ②情報を整理する:載せる要素(商品名・価格・説明・写真など)を書き出して順位をつける
  • ③レイアウトを決める:主役を中心に、視線の流れ(上→下、左→右)にそって置く
  • ④文字とあしらいを選ぶ:読みやすい書体・色を選び、飾りは控えめにする
  • ⑤印刷して確認する:実際に貼る場所・距離で見て、読めるかを確かめる

ここで大切なのは、いきなりCanvaなどの道具を開かないことです。先に「何を伝えるか」と「載せる情報」を紙に書き出してから作り始めると、途中で迷わず、作り直しも減ります。次の章で、メニュー表・POPに共通する作り方の基本を順に見ていきます。

メニュー表・POPづくりの基本ステップ(情報整理からレイアウトまで)

メニュー表・POPづくりは、「情報を整理する→優先順位をつける→視線の流れにそって配置する」の順で進めると、初めてでも形になります。デザインのセンスより、情報を整理して並べる手順のほうが仕上がりを左右します。順番どおりに進めれば、誰が作っても「見やすさ」の土台ができます。

POPとは、店頭で商品の魅力や情報を伝えるための小さな広告・掲示物のことです(Point of Purchaseの略)。メニュー表は、提供する商品や価格を一覧で伝える掲示物です。どちらも「短い時間で読み取ってもらう」ことが目的なので、作り方の基本は共通しています。

作る手順を、番号で整理します。

  1. 載せる情報を全部書き出す:商品名・価格・説明文・写真・ロゴなど、入れたい要素をメモに並べる
  2. 優先順位をつける:一番伝えたいものに1、次に2…と順位をふり、主役を1つに決める
  3. グループに分ける:関連する情報(商品名と価格など)を近くにまとめ、種類ごとに区切る
  4. 視線の流れにそって置く:人の目は上から下・左から右に動くので、主役を上か中央に置く
  5. 余白を残す:詰め込みすぎず、文字のまわりに余白をとって読みやすくする
  6. 文字・色を決める:書体は1〜2種類、色は3色程度にしぼる(後述のコツを参照)

特につまずきやすいのが、要素を詰め込みすぎて「全部目立たせようとして、何も目立たない」状態です。優先順位の低い情報は思いきって小さくする・削ることで、主役が引き立ちます。Canvaなどのデザインツールには、こうしたレイアウトの土台になるテンプレートが用意されています。Canva自体の基本的な使い方は「Canvaでの画像づくり」でくわしく解説しているので、操作に不安がある方はあわせてご覧ください。

文字や配色で迷ったときは、生成AIに「飲食店のランチメニューのキャッチコピーを5案」「この内容で見やすい配色の組み合わせを提案して」と相談して、たたき台を出してもらう方法もあります。最終的に読みやすいかどうかは人の目で確かめますが、最初のアイデア出しの負担はぐっと軽くなります。

仕上げの前に確認したいPOP・メニュー表チェックリスト

POP・メニュー表は、作り終わったあと「貼る場所・読む距離で実際に見て確認する」ことで、ぐっと完成度が上がります。画面上できれいに見えても、印刷して離れて見ると文字が小さすぎたり、色が読みにくかったりすることはよくあります。お客さまの目線で一度確かめる、このひと手間が大切です。

仕上げの前に、次の点を確認しておくと安心です。チェックリストとして使えます。

  • 一番伝えたい情報(主役)が、ぱっと見て分かるか
  • 離れた場所・実際に貼る距離から、文字が読める大きさか
  • 書体は1〜2種類、色は3色程度におさまっているか
  • 価格や商品名などの数字・固有名詞に、打ち間違いがないか
  • 写真やイラストが粗く(ぼやけて)見えていないか
  • 余白が残っていて、詰め込みすぎていないか
  • 期間限定・日付などの情報が、古いまま残っていないか

特に見落としやすいのが、価格や日付などの「正確さ」の確認です。デザインがきれいでも、価格が違っていてはお店の信用に関わります。文字情報は、作った人とは別の人がもう一度読み合わせると、打ち間違いに気づきやすくなります。複数人で工程を分けて確認し合えると、こうしたミスを防ぎやすくなります。

なお、印刷・掲示のルール(サイズや用紙、店内の掲示位置など)はお店ごとに異なります。実際の制作では、依頼してくれたお店の要望や、最新の商品情報を確認しながら進めるのが基本です。情報は変わりうるため、価格や内容は思い込みで進めず、その都度たしかめる習慣をつけると安心です。

ぽちぽちの道の場合(デザイン作業を、工程を分けて未経験から)

メニュー表やPOPづくりは、「センスがある人だけの仕事」ではありません。情報を整理する、文字を入力する、テンプレートを選んで整える、最後に読み合わせて確認する——こうした工程に分ければ、デザインが初めての方にも入口があります。ぽちぽちの道では、こうしたお店を支えるデザイン作業に、未経験から少しずつ取り組めます。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。POPやメニュー表のようなデザイン作業には、次のような形で関われます。

  • Canvaで整える:豊富なテンプレートをもとに、文字や写真を差し替えて仕上げます。ゼロから作らないので、デザインが初めての方も形にしやすくなります。操作はスタッフがサポートします。
  • 生成AI(ぽちぽちAI)が相棒:キャッチコピーの案出しや、説明文の下書きを生成AIが手伝います。AIのたたき台を選んで直す形なら、文章を考えるのが苦手でも取り組みやすくなります。
  • 工程を分けて分担:情報の整理・文字入力・レイアウト・確認といった工程に分け、その日の体調や得意に合わせて担当を選べます。「全部はできない」という方も、得意な一工程から参加できます。
  • 無理のないペース:週1日からの通所もご相談いただけます。パソコンが苦手な方・未経験の方も、スタッフと生成AIがサポートします。

作業はパソコン中心で、デザイン以外にもデータ入力や生成AIを使った文章・調査づくりなどに取り組めます。バナーなどの画像づくりに興味がある方は「バナー作成入門」もあわせてご覧ください。工賃は作業内容や通所日数によって変わるため、金額だけで判断せず、実際の雰囲気を見ていただくのがおすすめです。詳しくは見学時にご案内します。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談や見学から始めても大丈夫です。まず質問だけでも大丈夫です。

POP・メニュー表の作り方についてよくある質問

Q. POPの作り方で、初心者がまず気をつけることは何ですか?
A. まず「この1枚で一番伝えたいこと」を1つだけ決めることです。あれもこれもと情報を詰め込むと、結局どれも目立たなくなります。主役を1つに絞り、それを一番大きく・目立つ位置に置くと、初心者でもぱっと見て伝わるPOPになります。

Q. メニュー表の作り方で、見やすく仕上げるコツはありますか?
A. 関連する情報をグループにまとめ、視線の流れ(上から下・左から右)にそって並べるのがコツです。商品名と価格は近くに置き、種類ごとに区切ると一覧で読み取りやすくなります。書体は1〜2種類、色は3色程度にしぼると、すっきり見やすく仕上がります。

Q. POPやメニュー表は、Canvaで作れますか?
A. 作れます。CanvaにはPOPやメニュー表のテンプレートが多数あり、文字や写真を差し替えるだけで形になります。ゼロからレイアウトを考えるより負担が少なく、デザインが初めての方にも向いています。Canvaの基本操作は別記事でも解説しています。

Q. デザインのセンスがなくても、POP作りの作業はできますか?
A. できます。POP作りは、情報を整理して優先順位をつけ、テンプレートにそって並べる手順の作業です。センスより、手順どおりに進めることと、価格や文字を正確に入力することが大切です。工程を分ければ、得意なところから関われます。

Q. 生成AIは、メニュー表やPOPづくりにどう役立ちますか?
A. キャッチコピーや商品説明の下書き、配色の提案など、アイデア出しの場面で役立ちます。たとえば「ランチメニューのコピーを5案」と頼めば、たたき台が出てきます。最終的な読みやすさや正確さは人の目で確かめますが、考える負担を軽くできます。

まとめ

POPやメニュー表の作り方は、「伝えたい主役を1つ決める→情報を整理して優先順位をつける→視線の流れにそって配置する→読みやすい文字・色を選ぶ→印刷して確認する」という手順で進めると、初めてでも見やすく仕上がります。デザインのセンスより、情報を整理して並べる手順と、価格などの正確さの確認が仕上がりを左右します。

ぽちぽちの道は、こうしたお店を支えるデザイン作業に、工程を分けて未経験から取り組める、志木駅徒歩2分のB型事業所です。「自分にもできそうか見てみたい」と思ったら、作業内容のページをのぞいてみてください。気になったら、見学だけでも大丈夫です。質問だけしたい方は、LINEでの相談や見学からどうぞ。できる作業の全体像は「ぽちぽちの道でできる作業内容」も参考になります。


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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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