AIが苦手なことは何?人にしかできない仕事との分担

AIが苦手なことは何?人にしかできない仕事との分担

「AIは何でもできる」と思われがちですが、実は苦手なことがはっきりとあります。この記事では、AIにできないこと・限界を具体例で整理し、人にしかできない仕事との分け方をやさしく解説します。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」では、AIと人で役割を分けた作業を見学で体験できます。

  • 60分個別相談
  • 利用前提で
    なくてOK
  • 準備不要
    同伴者OK

B型事業所がはじめて、続けられるか不安…

まずは、見学・相談から
始めてみませんか?

お電話でのご相談もお待ちしております

050-3646-8350

受付時間:月〜土 9:30〜18:30

目次

AIが苦手なことは「責任・気持ち・最終判断」|まず結論

AIが苦手なことは、ひとことで言うと「責任をとること」「人の気持ちに寄り添うこと」「事実かどうかの最終判断」の3つです。AIは文章や画像をすばやく作るのは得意ですが、その内容が正しいか、相手にとって本当に良いかを最後に決めるのは、いまも人の仕事です。

最初に、AIが苦手なこと・人にしかできないことの全体像をまとめます。

  • AIが得意なこと:下書きづくり、たたき台の作成、要約、翻訳、単純な繰り返し作業を速くこなす
  • AIが苦手なこと:事実の確認、責任ある判断、人の気持ちの理解、最新情報の把握、その場の空気を読むこと
  • 人にしかできないこと:内容を確認して決める、相手に合わせて気づかう、目的を決める、責任をもつ

つまりAIは「敵」でも「魔法の道具」でもなく、人の作業を助ける相棒です。AIが速くこなす部分を任せ、確認や判断という大事なところを人が受けもつ——この分担ができると、AIはぐっと使いやすくなります。なお、AIにできること・できないことの線引きは技術の進歩で少しずつ変わっていくため、本記事の内容も「現時点の目安」として読んでください。

AIにできないこと・限界を具体例で整理する

AIにできないこと・限界は、「事実」「責任」「気持ち」「鮮度」という4つの場面で考えると分かりやすくなります。AIの限界とは、AIが原理的に苦手としていて、人の確認や判断で補う必要がある部分のことです。やみくもに不安がる必要はありませんが、知らずに使うと思わぬミスにつながります。

具体的に、AIが苦手なことを場面ごとに見てみましょう。

AIが苦手な場面何が起きやすいか人がする役割
事実の確認もっともらしい誤り(事実と違う内容)を自信ありげに答える数字・制度・日付を別の情報で確かめる
責任ある判断最終決定や「これでよい」の責任をとれない内容を読んで、使うかどうかを決める
人の気持ち相手の事情や感情を本当には理解していない相手に合わせて言葉や対応を調整する
最新の情報学習した時点より後のできごとを知らないことがある最新の情報は公式の発表などで補う

特に注意したいのが、事実と違う内容を本当らしく答える現象です。これは「ハルシネーション」と呼ばれ、AIの限界の代表例です。仕組みと見分け方は「AIの間違い(ハルシネーション)の確かめ方」でくわしく解説しています。AIは「正解を出す機械」ではなく「もっともらしい文章を作るのが得意な道具」だと理解しておくことが、安全に使う第一歩です。

そのうえで、AIを過度に持ち上げたり、逆に「使えない」と切り捨てたりするのも、どちらも正しくありません。下書きや要約のように得意な作業ではしっかり頼り、確認や判断のように苦手な部分は人が受けもつ。この中立な見方が、いちばん実用的です。

AIと人の仕事を上手に分担するコツ(チェックリスト)

AIと人の仕事を上手に分担するコツは、「AIに任せる前」と「AIの答えを使う前」で確認することを分けて持っておくことです。下書きはAIに、確認と決定は人に——この順番を習慣にするだけで、ミスはぐっと減らせます。AIに丸投げするのではなく、最後は人が手を入れる前提で使うのが基本です。

作業のときに、次のチェックリストで確認してみてください。

  • AIに任せるのは「下書き・たたき台・要約」など、後から人が直せる作業にしている
  • 名前・住所・連絡先などの個人情報や、組織の秘密はAIに入力していない
  • AIの答えに出てきた事実(数字・制度・日付など)は、別の情報で確かめている
  • 人に向けて出す文章は、相手に合っているか・失礼がないかを人の目で読み直している
  • 大事な判断(お金・健康・契約など)は、最終的に人や専門家が決めると分かっている

このように分担すると、AIの速さと、人の確認・気づかいの両方を活かせます。たとえば文章づくりなら、「AIに下書きを作ってもらう→人が事実と表現を確認する→人が仕上げて送る」という流れになります。AIが0から80まで運び、残りの20を人が仕上げるイメージです。

苦手な作業をAIに頼るのも立派な工夫です。たとえば文章をまとめるのが苦手な方が、考えをAIに整理してもらい、人が最後に手直しする、という使い方もできます。大切なのは「全部AIに任せる」でも「全部自分でやる」でもなく、得意・不得意で役割を分けることです。

ぽちぽちの道の場合(AIと人で役割を分けた作業ができる)

AIと人の分担は、言葉で説明されても「実際の作業でどう分けるの?」というところでつまずきがちです。説明を読むだけでなく、AIに任せる部分と人が仕上げる部分を実際に手を動かして体験できると、AIとの距離感がつかめてきます。ぽちぽちの道は、その分担をスタッフと一緒に練習できる場所です。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AIとパソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。事業所では、生成AI(ぽちぽちAI)を相棒として使いながら、未経験の方も自分のペースで作業に取り組んでいます。「AIに任せきりにならないか不安」という方も、どこまでをAIに頼り、どこからを人が確認するかを一緒に確かめながら進められます。

実際の作業はパソコン中心で、たとえば生成AIで文章の下書きを作り、人が事実と表現を確認してブログやSNSの投稿に仕上げる、Canvaでの画像づくりはAIにアイデアを出してもらいつつ最後は人がデザインを整える——といった形で、AIが苦手なこと(確認・判断・仕上げ)を人が受けもつ進め方をしています。生成AIそのものの活かし方は「生成AIを仕事に使うってどういうこと?」でもやさしく紹介しています。

「自分にも分担しながら使えるか不安」という方は、見学のときに実際の作業を見て、AIと人がどう役割を分けているかをその場で確かめられます。週1日からの通所も相談でき、生活リズムや体調に合わせて始め方を一緒に考えます。どんな環境かを見学・LINEで相談してみてください。まず質問だけでも大丈夫です。

AIが苦手なことについてよくある質問

Q. AIが苦手なことは、これからの技術の進歩でなくなりますか?
A. 一部は改善されますが、責任ある判断や人への気づかいは、当面は人の役割が残ると考えられます。事実の確認や最新情報の把握は技術で少しずつ良くなっていますが、それでも「最後に決める」「責任をもつ」のは人の仕事です。本記事の内容も現時点の目安として、最新の動きは公式の発表などで確認してください。

Q. AIにできないことを人が補うとは、具体的にどうすればよいですか?
A. AIに下書きを作ってもらい、人が事実・表現・相手への配慮を確認して仕上げる、という分担が基本です。たとえば文章なら、AIが運んだたたき台を人が読み直し、数字や言い回しを直してから送ります。「AIが80まで、人が残りの20を仕上げる」イメージで役割を分けると分かりやすいです。

Q. AIの限界を知らずに使うと、どんなトラブルが起きますか?
A. もっともらしい誤りをそのまま使ってしまう、個人情報を入力してしまう、といったトラブルが起きやすくなります。特に、事実と違う内容を自信ありげに答える「ハルシネーション」は要注意です。出てきた内容は下書きとして受け取り、大事な部分は別の情報で確かめる習慣をつけると安心です。

Q. 人にしかできない仕事は、AIが普及しても残りますか?
A. はい、内容を確認して決めること、相手に寄り添うこと、目的を定めて責任をもつことは、人にしかできない仕事として残ると考えられます。AIは作業を速くこなす相棒として、こうした人の仕事を支える役割が中心です。ぽちぽちの道でも、AIと人で役割を分けた作業に取り組んでいます。

Q. AIが苦手なことが多いなら、無理に使わなくてもよいのではないですか?
A. 苦手なことはありますが、下書きや要約など得意な作業ではとても役立つため、得意な部分だけ頼るのがおすすめです。全部を任せる必要はなく、苦手な作業をAIに手伝ってもらい、人が仕上げるだけでも作業はぐっと楽になります。ぽちぽちの道では、その「ちょうどよい使い方」を一緒に練習できます。

まとめ

AIが苦手なことは、事実の確認・責任ある判断・人の気持ちへの配慮・最新情報の把握です。だからこそ、下書きや要約はAIに任せ、確認と最終判断は人が受けもつ——という分担が大切になります。AIを過度に怖がる必要も、過度に持ち上げる必要もありません。得意・不得意で役割を分けるのが、いちばん実用的な付き合い方です。

ぽちぽちの道は、AIと人で役割を分けた作業を体験できる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。「自分にも分担しながら使えるか試したい」と思ったら、作業内容のページをのぞいてみてください。事業所でできる作業の全体像は「ぽちぽちの道でできる作業内容」でも紹介しています。見学だけでも大丈夫です。


  • 60分個別相談
  • 利用前提で
    なくてOK
  • 準備不要
    同伴者OK

B型事業所がはじめて、続けられるか不安…

まずは、見学・相談から
始めてみませんか?

お電話でのご相談もお待ちしております

050-3646-8350

受付時間:月〜土 9:30〜18:30


supervisor-tanaka

監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

目次