「動画生成AIって、文章を書くだけで動画ができるの?」「動画編集とは何が違うんだろう?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、動画生成AIとは何かを、文章から動画を作る仕組みと作業例とあわせてやさしく解説します。志木駅から徒歩2分・生成AI特化のぽちぽちの道で、未経験から試す進め方も紹介します。
動画生成AIとは、文章から短い動画を自動でつくるAI
動画生成AIとは、「こんな動画がほしい」という文章(プロンプト)を入力すると、その内容に沿った短い動画を自動でつくってくれるAIのことです。撮影した映像がなくても、言葉だけで数秒〜十数秒の動画のたたき台が生まれるのが、いちばんの特徴です。
まず、似た言葉との違いを整理しておきます。混同しやすいところです。
- 動画生成AI:文章や画像から、動画そのものをゼロからつくる(この記事のテーマ)
- 動画編集:すでにある映像を切ったりつないだり、字幕や音楽を足して仕上げる(別の作業)
- 画像生成AI:文章から「静止画(1枚の絵)」をつくる。動画ではない
つまり動画生成AIは、「素材がないところから動く映像をつくる」道具です。最初に押さえておきたいポイントは、次の3つです。
- 動画生成AIは魔法ではなく、思いどおりの映像が一発で出るとは限らない。何度か文章を直しながら近づける
- できあがった動画はそのまま使えるとは限らないため、人が見て選び・必要なら直して仕上げる
- 著作権・利用規約・商用利用のルールを守って使うことが前提
ここからは、文章から動画ができる仕組みと、実際の作業例を順に見ていきます。
文章から動画を作る仕組みと、AIでの動画の作り方
文章から動画ができるのは、動画生成AIが「大量の映像と言葉の組み合わせ」を事前に学習していて、入力された文章に近い映像を予測して組み立てるからです。仕組みのイメージと、初心者向けの作り方の順に整理します。
文章から動画ができるまでの大まかな流れは、次のとおりです。
- 文章(プロンプト)で指示する:「夕日が沈む海辺を歩く人」のように、つくりたい映像を言葉にする
- AIが内容を読み取る:何が・どこで・どう動くか、といった要素をAIが推測する
- 映像を組み立てる:学習した知識をもとに、コマ(フレーム)をつなげて短い動画を生成する
- 結果を確認する:イメージと違えば、文章を直して何度かつくり直す
実際のAIでの動画の作り方も、難しい操作は必要ありません。初心者は、次の手順で進めると無理がありません。
- 短い動画から始める:数秒の素材から試す。いきなり長い動画はつくらない
- 具体的に言葉にする:「何を・どんな雰囲気で」を一文で書く。あいまいだと意図とずれやすい
- 複数パターンを出す:一度で決めず、いくつか出してよいものを選ぶ
- 人が確認して仕上げる:使う場面に合うかを人がチェックし、必要なら動画編集で整える
動画生成AIには、ブラウザから登録するだけで使えるものや、無料・お試し枠があるものもあります。「動画生成 無料」で探すと入門向けのサービスが見つかりますが、無料枠は生成できる本数・長さ・画質に制限があることが多く、つくった動画の利用範囲(特に商用利用)はサービスごとに規約が異なります。ツールの仕様や料金、利用規約は変わりやすいため、最新の内容は各サービスの公式ページで確認してください。
なお、生成AIを使った作業の全体像を知りたい方は、文章や画像をつくる作業も含めてぽちぽちの道でできる作業の紹介が参考になります。
動画生成AIでできる作業例と、気をつけたいこと
動画生成AIでできる作業例には、SNS用の短い動画づくり、商品やサービスを紹介するイメージ映像、ブログや資料に添える短いクリップづくりなどがあります。どれも「撮影しなくてよい」ぶん、カメラや出演者がいなくても取り組めるのが利点です。代表的な例を表にまとめます。
| 作業例 | 動画生成AIが手伝うこと | 人が仕上げること |
|---|---|---|
| SNS用ショート動画 | テーマに沿った短い映像案を複数つくる | 用途に合う1本を選び、字幕や音楽を足す |
| イメージ映像・背景クリップ | 「やわらかい光の街並み」などの雰囲気映像を出す | 色味や長さを調整し、資料や投稿に合わせる |
| アイデアの試作(絵コンテ代わり) | 完成イメージを動く形でいくつも試す | 方向性を選び、本番づくりの土台にする |
| ブログ・資料の差し込み動画 | 説明に合う短いクリップをつくる | 内容と合うかを確認し、編集ソフトで整える |
これらは、いきなり完成品をつくるのではなく、「AIに動画のたたき台を出してもらう→人が選んで仕上げる」という流れで進みます。仕上げの工程では、カットや字幕を足す動画編集の作業と組み合わせることも多く、動画生成AIと動画編集はセットで覚えると応用が利きます。動画編集そのものの始め方は、関連コラム「動画編集をB型で学ぶには」でくわしく紹介しています。
一方で、動画生成AIを使うときは次の点に気をつける必要があります。安心して制作を続けるための、大切な前提です。
- 著作権・利用規約を確認する:つくった動画を公開・商用利用してよいかは、使うサービスの規約で変わります。判断に迷うときは自己判断で進めず、規約の確認や相談を
- 実在の人物・既存作品をまねない:特定の有名人やキャラクター、ロゴなどを模した映像にしない
- 公開前に人が確認する:事実と違う表現や、不自然・不適切な映像になっていないかをチェックする
- 仕様変更を前提にする:AIの性能やルールは更新されやすい。「前はできたこと」が変わる場合もある
これらのルールは、画像生成AIを使った作業とも共通します。文章から「静止画」をつくる作業を先に知りたい方は、関連コラム「画像生成AIを使った作業とは」も参考になります。
ぽちぽちの道の場合(動画生成AIも未経験から・志木駅徒歩2分)
「文章を書くだけで動画ができる」と聞くと難しそうに感じますが、実際に大変なのは特別な技術ではなく、「どんな言葉で頼むと、思った映像に近づくか」を試しながらつかむことです。ここは慣れの部分が大きく、未経験からでも一歩ずつ身につけていけます。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。事業所内では生成AI(ぽちぽちAI)を業務の相棒として活用していて、動画づくりにつながる作業にも未経験から取り組めます。
- 未経験からのスタート:パソコンの基本操作や文章の入力から、基礎をスタッフがサポートします。「動画もパソコンも初めて」という方も、少しずつ慣れていけます。
- 生成AIを相棒に:動画のもとになる文章(プロンプト)づくりや、字幕にする文章、サムネイル用の画像づくりなどを生成AIが手伝います。最後は人が確認して仕上げます。
- Canvaや動画編集と組み合わせ:生成した素材をCanvaで整えたり、カットや字幕を足したりして、SNS素材づくりまで一通り経験できます。
- 無理のないペース:週1日からの通所もご相談いただけます。体調や生活リズムに合わせて始められます。
実際の作業の様子や、できる作業の一覧は、作業内容のページでも紹介しています。動画生成AIのように新しい道具も、まずはスタッフと一緒に短い素材から試せるので、「自分にもできた」という手応えを得やすい環境です。工賃は作業内容や通所日数によって変わるため、金額だけで判断せず、実際の作業や雰囲気を見ていただくのがおすすめです。詳しくは見学時にご案内します。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談や見学から始めても大丈夫です。
動画生成AIについてよくある質問
Q. 動画生成AIとは何ですか?動画編集とどう違いますか?
A. 動画生成AIとは、文章(プロンプト)から短い動画を自動でつくるAIのことです。撮影した映像がなくても、言葉だけで動く映像が生まれます。すでにある映像を切ったりつないだりする動画編集とは別の作業で、動画生成AIは「素材をゼロからつくる」点が違います。
Q. 動画生成AIは無料で試せますか?
A. 無料枠やお試しのあるサービスもあります。ただし無料枠は、つくれる本数・長さ・画質に制限があることが多く、商用利用の可否もサービスごとに異なります。料金や利用規約は変わりやすいため、最新の内容は各サービスの公式ページで確認してから使うのが安心です。
Q. パソコンが初めてでも、AIでの動画の作り方を覚えられますか?
A. はい、大丈夫です。難しい操作は少なく、「つくりたい映像を言葉にする」ところから始められます。ぽちぽちの道では、パソコンの基本操作や文章の入力からスタッフがサポートし、生成AIも使いながら短い素材で少しずつ練習できます。
Q. 動画生成AIでつくった動画は、自由に公開・商用利用してよいですか?
A. 使えるかどうかは、利用するサービスの利用規約や著作権のルールによって変わります。公開・商用利用の前に規約を確認し、人が内容をチェックしてから使うのが前提です。判断に迷うときは自己判断せず、規約の確認や相談を行いながら進めてください。
Q. 動画生成AIを使った作業以外も、B型でできますか?
A. はい。ぽちぽちの道では、Canvaでの画像づくりやデータ入力、生成AIを使った文章作成、動画編集などにも取り組めます。動画生成AIから始めて、興味に合わせて作業を広げていけます。
まとめ
動画生成AIとは、文章(プロンプト)から短い動画を自動でつくるAIのことです。撮影した映像がなくても言葉だけで映像のたたき台が生まれ、SNS用の短い動画やイメージ映像づくりなどに使えます。思いどおりに出るとは限らないため文章を直しながら近づけること、著作権や利用規約を守り人が確認して仕上げることが前提です。仕様は変わりやすいので、最新は各サービスの公式ページで確認してください。
ぽちぽちの道では、志木駅徒歩2分で、動画生成AIのような新しい道具も生成AIを相棒に未経験から試せます。気になったら、作業内容を見に来てください。見学だけでも大丈夫です。質問だけしたい方は、LINEでの相談や見学もお気軽にどうぞ。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

