「やりたいことがわからない」「何がしたいかわからないまま、向いてる仕事も浮かばない」——そんな方へ。この記事では、やりたいことがわからないときに仕事を見つけていく考え方を、本人・ご家族・相談支援員の方向けにやさしく整理しました。わからないのは、あなたが特別だからではありません。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」でも、見学や相談で一緒に方向を探せます。
「やりたいことがわからない」のは当然。小さく試して見つけていけます
やりたいことがわからないのは、ごく自然なことです。多くの人は、頭の中だけで「やりたいこと」を決めているのではなく、いろいろ試したり経験したりするなかで、少しずつ「これなら続けられそう」を見つけていきます。だから今、やりたいことが思い浮かばなくても、焦る必要はありません。
仕事の見つけ方も、先に結論をまとめます。
- 「やりたいこと」から探さなくてよい:「苦にならないこと」「少しでも気が向くこと」から始めて大丈夫です
- 頭で考えるより、小さく試す:やってみて初めて「意外と合う」と分かることがほとんどです
- 一人で決めない:家族・支援者・事業所のスタッフなど、第三者と一緒に整理すると見つかりやすくなります
- 見つかるまで時間をかけてよい:一度で決めるものではなく、途中で変わってもかまいません
大事なのは、「やりたいことがない自分はだめだ」と責めないことです。やりたいことは、最初から心の中にあるとは限りません。次の章から、わからないときに何を手がかりにすればよいかを、順にお伝えします。
なぜ「やりたいことがわからない」のか(よくある背景)
「やりたいことがわからない」と感じる背景は、人それぞれです。自分を責める前に、「どんな状態だから浮かびにくいのか」を知っておくと、気持ちが少し軽くなります。
やりたいこととは、「これをやってみたい」という前向きな気持ちのことですが、それは体調や経験、選択肢の多さなど、いろいろな条件がそろって初めて出てくるものです。条件が欠けていると、やりたいことは見えにくくなります。代表的な背景を整理します。
| よくある背景 | どういう状態か |
|---|---|
| 体調・気持ちに余裕がない | 不安や疲れが強いと、先のことを考える力が後回しになり、やりたいことまで頭が回りにくくなります |
| 試した経験が少ない | 経験したことの中からしか「好き・得意」は見つかりません。選択肢を知らないと浮かびにくくなります |
| 「ちゃんとした夢」を探そうとしている | 立派な目標を持たなければと気負うほど、目の前の小さな興味を見落としがちになります |
| 失敗の記憶が強い | 過去にうまくいかなかった経験があると、「どうせ自分には」と気持ちにブレーキがかかります |
| 周りと比べてしまう | 「あの人は目標がある」と比べるほど、自分の小さな興味を肯定しにくくなります |
これらは、どれも「やりたいことがない」のではなく、「今は見えにくい状態にある」だけです。とくに、体調や気持ちに余裕がないときは、無理にやりたいことを探そうとしなくて大丈夫です。まずは生活リズムを整えることが先になる時期もあります。つらさや落ち込みが続くときは、主治医や相談支援員にも相談してみてください。背景がわかると、「自分が悪いわけではない」と思えて、次の一歩を踏み出しやすくなります。
やりたいことがわからないときの見つけ方(5つのステップ)
やりたいことがわからないときは、「やりたいこと」を探すのではなく、「向いてる仕事」につながる小さな手がかりを集めるところから始めます。具体的には、①小さな「気が向くこと」を書き出す、②苦にならないことに注目する、③消去法で「やりたくないこと」を外す、④小さく試してみる、⑤誰かに話して整理する、の5ステップです。順番どおりでなくても、できそうなものから一つずつで十分です。
下のチェックリストを、手がかり探しの道具として使ってみてください。全部に答える必要はありません。
- 小さな「気が向くこと」を書き出す:「やりたいこと」でなくてよいので、「ちょっと気になる」「嫌いではない」ことを、思いつくまま書き出します。パソコンをさわるのは嫌じゃない、絵を見るのは好き、など小さなことで大丈夫です。
- 苦にならないことに注目する:好きとまで言えなくても、「やっていて苦にならない」「気づいたら時間が経っていた」ことは、向いてる仕事のヒントになります。得意は、自分では「当たり前」と感じていて気づきにくいものです。
- 消去法で「やりたくないこと」を外す:やりたいことが浮かばないときは、「これはしんどい」「これは避けたい」を先に挙げると、残った範囲から探しやすくなります。苦手な環境や作業を外すだけでも、方向が見えてきます。
- 小さく試してみる:気になることがあれば、見学・体験など小さく試せる機会を使います。頭で「向いているか」を考えるより、一度やってみるほうが、ずっと早く分かります。
- 誰かに話して整理する:一人で考えると、同じところをぐるぐるしがちです。家族・支援者・事業所のスタッフに話すと、自分では気づかなかった興味や得意を、言葉にしてもらえることがあります。
このステップで「やりたいこと」がはっきり決まらなくても、問題ありません。目的は、完璧な答えを出すことではなく、「とりあえず試してみる方向」を一つ見つけることです。一度試してみて「違うな」と思ったら、別の方向に変えてかまいません。やりたいことは、行動するなかで少しずつ形になっていきます。なお、自分の得意を一緒に探したいご家族・支援者の方は、関連コラム「本人の強みの見つけ方」も参考になります。働く制度そのものを選ぶ段階の方は「就労支援はどれを選ぶ?タイプ別フローチャート」で全体像を整理できます。
ぽちぽちの道の場合(いろいろ試しながら、向いてる作業を探せます)
「やりたいことがわからない」まま事業所を選ぶのは、勇気がいることだと思います。でも、やりたいことが決まっていなくても利用を始められますし、むしろ通いながら「向いてる作業」を探していくのが自然な順番です。最初から答えを持っている必要はありません。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。袋詰めや清掃といった軽作業ではなく、データ入力、Canvaでの画像・SNS素材づくり、生成AI(ぽちぽちAI)を使った文章や調査の下書きなど、いろいろなパソコン作業があります。種類があるからこそ、「やりたいことがわからない」方でも、試しながら自分に合うものを探せるのが特長です。
ぽちぽちの道で、向いてる作業を見つけやすい理由を整理します。
- いろいろな作業を少しずつ試せる:データ入力・画像づくり・文章づくりなどから、気が向いたものを試して、合うかどうかを確かめられます。
- 「苦にならない作業」から始められる:いきなり「やりたいこと」を決めず、苦にならない作業を入り口にできます。続けるうちに興味が出てくることもあります。
- 第三者の視点で得意を見つけてもらえる:「これが向いていそうですね」と、スタッフが外からの目で気づくことがあります。自分では当たり前すぎて気づけない得意が見えてきます。
- パソコンが未経験・苦手でも大丈夫:電源の操作や文字入力からスタッフがサポートし、生成AIも活用しながら少しずつ慣れていけます。
- 週1日から相談できる:体調や生活リズムに合わせて、無理のない頻度から始められます。余裕が出てから、やりたいことを考えていく順番でも大丈夫です。
どんな作業があるのかを具体的に見たい方は、実際の作業のページをご覧ください。「自分に何が向いているのか分からない」というときこそ、見学で実際の作業を見たり、少し体験したりすると、頭の中だけで悩むより方向が見えやすくなります。志木駅徒歩2分・東上線沿線エリアにお住まいで、何がしたいかわからずに迷っている方は、まずLINEでの相談や見学からでも大丈夫です。やりたいことが決まっていなくても、質問だけでもかまいません。
やりたいことがわからないときによくある質問
Q. やりたいことがわからないまま、仕事や事業所を選んでも大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。やりたいことが決まっていなくても、就労継続支援B型などは利用を始められます。むしろ、通いながらいろいろな作業を試すなかで、「向いてる仕事」が少しずつ見えてくることのほうが多いです。最初から答えを用意する必要はありません。
Q. 何がしたいかわからないとき、まず何から始めればいいですか?
A. 「やりたいこと」ではなく、「苦にならないこと」「少し気が向くこと」を書き出すところから始めてみてください。あわせて「これは避けたい」を消去法で外すと、残った範囲から探しやすくなります。頭で考えるより、見学などで小さく試すのが近道です。
Q. 向いてる仕事が自分でわからないのですが、どうすれば見つかりますか?
A. 向いてる仕事は、頭の中だけでは見つけにくく、実際に試すなかで見えてくることがほとんどです。いろいろな作業を少しずつ体験できる場を選ぶと、自分でも気づかなかった得意が分かります。スタッフなど第三者に、外からの視点で得意を見てもらうのも有効です。
Q. やりたいことがないと、働く意味がない気がして落ち込みます。
A. やりたいことがないこと自体は、決して悪いことではありません。多くの人は、最初から明確な目標を持っているわけではなく、働きながら見つけています。今は体調や気持ちを整えることが先の時期かもしれません。つらさが続くときは、主治医や相談支援員にも相談してみてください。
Q. 家族から「やりたいことを決めなさい」と言われるのがつらいです。
A. 焦って一つに決める必要はありません。やりたいことは、行動するなかで少しずつ形になっていくものです。ご家族には「今は小さく試しながら探している段階」と伝えてみてください。見学や相談の場に一緒に来てもらい、第三者を交えて整理すると、すれ違いが減ることもあります。
まとめ
「やりたいことがわからない」のは当然のことで、多くの人は試したり経験したりするなかで、少しずつ向いてる仕事を見つけていきます。最初から「やりたいこと」を探そうとせず、「苦にならないこと」「気が向くこと」を手がかりに、消去法も使いながら、小さく試していくのがコツです。一人で抱え込まず、家族や支援者、事業所のスタッフと一緒に整理すると見つかりやすくなります。
ぽちぽちの道は、いろいろなパソコン作業を試しながら、向いてる作業をスタッフと一緒に探せる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。やりたいことが決まっていなくても、気になったらLINEでの相談や見学からで大丈夫です。質問だけでもかまいません。事業所選びそのものに迷うときは「B型事業所の選び方チェックリスト」も参考にしてください。働く自信が持てないという方は「働く自信がない方へ」もあわせてご覧ください。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

