「ぽちSNSって何をするの?」「SNSの投稿づくりって、一人で全部やるの?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、ぽちぽちの道でみんなで分担してつくる「ぽちSNS」とは何か、当日どう作業が進むのかを、やさしく整理しました。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」で、未経験から参加する進め方も紹介します。
ぽちSNSとは?まず結論
ぽちSNSとは、ぽちぽちの道で利用者の方とスタッフが役割を分担して、1つのSNS投稿をみんなで仕上げていく作業のことです。一人ですべてを抱え込むのではなく、「ネタを出す人」「文章を書く人」「画像をつくる人」「全体を整える人」と工程ごとに担当を分けて進めるのが、ぽちSNSの特徴です。
何をするのか、先に結論をまとめます。
- ぽちSNS:ぽちぽちの道で、SNS投稿をチームで分担してつくる作業
- 進め方:1つの投稿を工程に分け、その日の体調・得意に合わせて担当を決める
- 使う道具:文章は生成AI(ぽちぽちAI)、画像はCanva、確認は人が担う
- 目的:フォロワー数や収益ではなく、つくる工程を経験し、得意を見つけること
ここで大切なのは、ぽちSNSは「成果(フォロワーや収益)を保証する作業」ではないという点です。何人かで力を合わせて投稿という成果物を完成させ、その過程でパソコン作業やAIに無理なく触れていく——そこに作業の中心があります。「自分だけでは難しそう」と感じる方も、分担だから一部の工程から参加できます。次の章で、ぽちSNSの仕組みをくわしく見ていきます。
ぽちSNSのしくみ:工程を分けて「みんなで作る」
ぽちSNSのしくみは、「1つの投稿を工程に分け、複数人で分担する」のが基本です。1人で最初から最後まで担当するのではなく、得意なところ・できるところを少しずつ持ち寄って、1つの投稿を完成させます。この分担があるから、「文章は苦手」「パソコンは初めて」という方でも、参加する入口を見つけやすくなります。
SNS投稿づくりとは、投稿の文章を書き、画像や素材をつくり、それらを組み合わせて1つの投稿の形に仕上げる作業のことです。ぽちぽちの道では、この一連の作業をチームで取り組む形にして「ぽちSNS」と呼んでいます。SNS作業そのものの基礎や向き不向きは「B型でのSNS作業」でくわしく解説しているので、あわせてご覧ください。
ぽちSNSで、どの工程を誰が担うのかを下の表に整理します。
| 工程 | 主な作業 | 担当の入りやすさ |
|---|---|---|
| ネタ出し・下調べ | 投稿のテーマを決め、必要な情報を調べてメモにまとめる | 話し合いから参加でき、初日でも入りやすい |
| 文章づくり | 本文や見出しの下書きを書く(ぽちぽちAIがたたき台を出す) | 書くのが好きな方/AIの下書きを直す形でもOK |
| 画像・素材づくり | Canvaで画像や文字入りの素材をつくる | 整えるのが好きな方に向く |
| 組み立て・確認 | 文章と画像を組み合わせ、誤りがないか確かめて仕上げる | 全体を見るのが得意な方に向く |
ポイントは、担当は毎回固定ではないことです。ある日はネタ出し、慣れてきたら文章、別の日は画像、というように、その日の体調や気分、伸ばしたい力に合わせて担当を選べます。1つの投稿を分担で仕上げるので、「今日は調子が出ない」という日も、軽い工程から無理なく関われます。AIと人の役割分担については「ぽちぽちAIとは」もあわせて読むと、作業のイメージがつかみやすくなります。
ぽちSNSの当日の流れと、参加前に確認したいこと
ぽちSNSの当日は、「①その日の担当を決める→②各自が工程を進める→③持ち寄って1つの投稿に仕上げる」という流れで進みます。最初に何をやるかを相談してから始めるので、「今日は何をすればいいか分からない」という不安が起きにくいのが特徴です。チームでの作業ですが、各工程は自分のペースで黙々と進められます。
おおまかな1日の流れは、次のとおりです。
- 今日の投稿テーマと担当を相談する:作りたい投稿を決め、誰がどの工程を担うかを話し合う
- 自分の担当工程を進める:文章ならぽちぽちAIで下書き、画像ならCanvaで素材づくり、を自分のペースで
- 途中で声をかけ合う:分からないところはスタッフや周りに相談しながら進める
- 持ち寄って組み立てる:文章と画像を1つの投稿の形に合わせる
- みんなで確認して仕上げる:誤字や事実の誤りがないかを人の目で確かめる
参加する前に、次の点を確認しておくと、自分に合うかどうかをイメージしやすくなります。見学のときに見ておきたいチェックリストとしても使えます。
- 分担のうち、どの工程なら入りやすそうか考えてみる(話し合い・文章・画像・確認)
- パソコンやスマホで文字を打つこと自体に強い抵抗がないか
- 人と少し相談しながら進める作業に抵抗がないか(黙々と進める時間もあります)
- 生成AIやCanvaを「使ったことがないけれど触ってみたい」と思えるか
- その日の体調で担当の重さを変えられると安心か
これらは「できないと参加できない」条件ではありません。当てはまらない項目があっても、スタッフと生成AIがサポートします。気になる工程がひとつでもあれば、まずは見学でその工程の様子を見せてもらうのがおすすめです。「自分にもできそうな入口」を、一緒に探すところから始められます。
ぽちぽちの道のぽちSNS(未経験から・週1相談OK)
みんなで投稿をつくると聞くと「人前で意見を言うのが苦手だから不安」と感じる方もいます。ぽちSNSは、話し合いが得意な方だけの作業ではありません。文章を直すのが好きな方、画像を整えるのが好きな方、最後の確認が得意な方——いろいろな関わり方があるからこそ、自分の得意を持ち寄って1つの投稿が完成します。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。ぽちSNSでは、次のような形で未経験から参加できます。
- 一部の工程から参加:ネタをメモにまとめる、短い文章を書く、といった一工程からスタッフがサポートします。「全部はできない」という方も、得意な入口から関われます。
- ぽちぽちAIが相棒:投稿の文章の下書きや言葉の案出しを、生成AI(ぽちぽちAI)が手伝います。AIのたたき台を直す形なら、文章が苦手でも取り組みやすくなります。
- Canvaで画像づくり:投稿に添える画像や文字入りの素材は、Canvaを使ってつくります。テンプレートをもとに整えるので、デザインが初めてでも形になります。
- 無理のないペース:週1日からの通所もご相談いただけます。その日の体調に合わせて、担当する工程の重さを調整できます。昼食はお弁当(実費)をご用意することもできます。
実際の作業の様子や、ぽちSNS以外にできる作業は作業内容のページでも紹介しています。工賃は作業内容や通所日数によって変わるため、金額だけで判断せず、実際の雰囲気を見ていただくのがおすすめです。詳しくは見学時にご案内します。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談や見学から始めても大丈夫です。まず質問だけでも大丈夫です。
ぽちSNSについてよくある質問
Q. ぽちSNSは一人で全部の作業をするのですか?
A. いいえ、ぽちSNSはみんなで分担してつくる作業です。ネタ出し・文章づくり・画像づくり・組み立てといった工程に分け、その日の担当を相談して決めます。一人で抱え込まないので、得意な一工程からでも参加できます。
Q. 人と話すのが苦手でも、みんなで作るSNS作業に参加できますか?
A. 参加できます。ぽちSNSには話し合いだけでなく、文章を直す・画像を整える・最後に確認する、といった黙々と進められる工程もあります。相談はスタッフがあいだに入るので、無理に発言を求められることはありません。
Q. パソコンが初めてでも、B型でのSNS作業は実際にできますか?
A. 大丈夫です。文字入力やマウスの操作など、基礎からスタッフがサポートします。文章はぽちぽちAIが下書きを出し、画像はCanvaのテンプレートから整えるので、未経験の方も一工程ずつ手を動かしながら覚えていけます。
Q. ぽちSNSのSNS投稿の仕事をすると、フォロワーが増えたり稼げたりしますか?
A. ぽちSNSは、投稿をみんなでつくる工程を経験する作業です。フォロワーが増えることや収益を保証するものではありません。成果よりも、つくる過程を分担して経験し、パソコンやAIのスキルに触れることが目的です。
Q. ぽちSNS以外の作業もできますか?
A. はい。ぽちぽちの道では、Canvaでの画像づくり、データ入力、生成AIを使った文章・調査のお手伝いなどにも取り組めます。ぽちSNSから始めて、興味に合わせて作業を広げていけます。
まとめ
ぽちSNSとは、ぽちぽちの道で利用者の方とスタッフが役割を分担し、1つのSNS投稿をみんなで仕上げていく作業です。ネタ出し・文章・画像・組み立てと工程が分かれ、その日の体調や得意に合わせて担当を選べるので、一人で抱え込まずに未経験から参加できます。文章はぽちぽちAI、画像はCanvaが手伝い、最後は人の目で確かめて仕上げます。
ぽちSNSがどんな様子か気になったら、ぽちぽちの道の見学で実際の作業を見てみてください。志木駅徒歩2分・週1日から相談できます。気になったら、見学だけでも大丈夫です。質問だけしたい方は、LINEでの相談や見学からどうぞ。できる作業の全体像は「ぽちぽちの道でできる作業内容」も参考になります。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

