「生成AIっていろいろあるけど、どれを使えばいいの?」「ChatGPT・Gemini・Claudeは何がちがうの?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、代表的な生成AIの種類と違いを、初心者向けにやさしく比べていきます。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道で、実際に生成AIを使って作業する様子もあわせて紹介します。
生成AIの種類は、まず3つ知れば十分
生成AIの種類は数多くありますが、初心者の方はまず「ChatGPT」「Gemini」「Claude」の3つを知っておけば十分です。どれも、やりたいことを言葉で伝えると、文章や調べ物のたたき台を返してくれる「対話型」の生成AIで、基本の使い方はよく似ています。
そもそも生成AIとは、言葉で頼むと文章・要約・アイデアなどのたたき台をつくってくれるツールのことです。種類によって作っている会社や得意分野は少しずつちがいますが、初心者の段階では「どれが正解か」を悩む必要はありません。先に結論をまとめます。
- ChatGPT:OpenAI社の生成AI。利用者が多く、情報や使い方の解説も豊富で、最初の1つにしやすい
- Gemini:Google社の生成AI。検索やGoogleのサービスと組み合わせて使いやすい
- Claude:Anthropic社の生成AI。長い文章の読み込みや、ていねいな文章づくりが得意とされる
- 選び方:どれも無料で試せる範囲がある。1つに絞らず、まず触ってみて「自分が使いやすい」と感じたものを選べばよい
どれが一番すぐれているか、という順位を決める必要はありません。仕様や得意分野は短い期間でどんどん変わるため、「今の自分の作業に合うか」で選ぶのが現実的です。次の章で、3つの違いをもう少しくわしく見ていきます。
ChatGPT・Gemini・Claudeの違いを表で比べる
ChatGPT・Gemini・Claudeの違いは、「作っている会社」「得意なこと」「使い始めやすさ」の3点で見ると整理しやすくなります。とはいえ基本の使い方(言葉で頼む→たたき台が返る)はどれも共通で、初心者がつまずく場面は大きく変わりません。
対話型生成AIとは、人と会話するように言葉で指示を出して使うタイプの生成AIのことです。下の表で、代表的な3つの特徴を見比べてみます。仕様は変わりやすいため、ここでは「だいたいの傾向」として参考にしてください。
| 種類 | 作っている会社 | 得意とされること | 使い始めやすさ |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | OpenAI | 幅広い作業全般・解説記事が多い | 利用者が多く情報を探しやすい |
| Gemini | 検索やGoogleサービスとの連携 | Googleアカウントで始めやすい | |
| Claude | Anthropic | 長い文章の読み込み・ていねいな文章 | 画面がシンプルで迷いにくい |
表を見ると違いがあるように感じますが、初心者が最初にやること——「文章の下書きを頼む」「長い文を要約してもらう」「分からない言葉を聞く」——は、どれを使ってもだいたい同じようにできます。だからこそ、最初から1つに決めようとせず、気になったものを順番に触ってみるのがおすすめです。
注意したいのは、どの種類の生成AIも「答えが必ず正しいとは限らない」という点です。事実とちがう内容や、ふさわしくない表現が混じることがあります。これはChatGPT・Gemini・Claudeのどれにも共通する性質で、最後は人が内容を確認して仕上げる工程が欠かせません。生成AIそのものの基本は「生成AIを仕事に使うってどういうこと?」でくわしく解説しています。
どれを選ぶ?初心者の選び方チェックリスト
初心者がどれを選ぶか迷ったら、「①無料で試せるものから始める ②1つに絞らず触り比べる ③使いやすいと感じたものを続ける」の順で考えると失敗しにくいです。性能の細かい比較より、「自分が続けやすいか」を基準にするのが、長く使うコツになります。
なぜこの順番がよいかというと、生成AIは実際に触ってみないと「自分に合うか」が分からないからです。スペック表の数字より、画面の見やすさや返事の雰囲気のほうが、使い心地を左右することも多くあります。選ぶ前に、次のチェックリストで自分の使い方を整理してみてください。
- [ ] まず何に使いたいか書き出した(文章の下書き/調べ物/要約/アイデア出し など)
- [ ] 無料で試せる範囲があるものから始めることにした
- [ ] いきなり1つに決めず、2〜3種類を触り比べる予定がある
- [ ] 画面の見やすさ・返事の分かりやすさで「使いやすい」と感じたか確かめた
- [ ] 個人情報や機密を入れないという基本を確認した
- [ ] 答えが正しいか、最後は自分で確認する前提を理解した
特に大切なのが、最後の2つです。どの種類の生成AIでも、氏名・住所・相談内容などの個人情報や、会社・利用者の機密にあたる情報は入れないようにします。入力した情報がどう扱われるか分からない場合があるためです。また、出てきた答えはそのまま使わず、事実が正しいか・表現がふさわしいかを人が確かめます。
頼み方のコツをつかむと、どの種類を使っても答えの質が上がります。具体的なコツは「プロンプトとは?AIにうまく頼むコツ」で紹介しています。「結局どれにするか決められない」というときは、利用者が多くて情報を探しやすいChatGPTから始めて、慣れたら他も試す、という進め方でも十分です。
ぽちぽちの道の場合(複数の生成AIを実際に使い分け)
「種類が多くて選べない」という不安は、一人で調べていると大きく感じがちです。でも、実際に触れる場所で、スタッフと一緒に使い比べてみると、「自分はこれが使いやすい」という感覚は意外とすぐにつかめます。ぽちぽちの道は、まさにその「触って試す」ができる場所です。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。事業所では生成AI(ぽちぽちAI)を業務の相棒として活用していて、作業の内容に合わせて生成AIを使い分けながら、文章づくりや調べ物に取り組めます。
作業はパソコン中心で、生成AIを使った文章の下書きやSNS投稿づくり、Canvaでの画像・素材づくり、データ入力などに、未経験から取り組めます。「ChatGPTとClaude、この作業ならどっちが向いている?」といった使い分けも、スタッフと相談しながら一つずつ覚えていけます。パソコンや生成AIが初めての方も、電源の操作や文字入力からサポートするので心配いりません。
「自分にも生成AIが使えるのかな」と不安な方は、見学のときに実際の画面を見て、少し触ってみるところから始められます。週1日からの通所も相談でき、その日の体調に合わせて作業の進め方を調整できます。LINEでの相談や見学も受け付けています。まず質問だけでも大丈夫です。
生成AIの種類についてよくある質問
Q. 生成AIの種類はどれを最初に使えばいいですか?
A. 初心者の方は、利用者が多くて使い方の情報を探しやすいChatGPTから始めると迷いにくいです。ただし正解は1つではないので、GeminiやClaudeも無料で試せる範囲で触ってみて、「自分が使いやすい」と感じたものを選んで大丈夫です。
Q. ChatGPT・Gemini・Claudeで、初心者が感じる違いは大きいですか?
A. 最初に行う「文章の下書きを頼む」「要約してもらう」などの基本操作は、どれを使ってもほぼ同じで、違いは大きくありません。画面の見やすさや返事の雰囲気に好みは出ますが、初心者の段階で性能差を気にしすぎる必要はありません。
Q. 生成AIは複数の種類を使い分けたほうがいいですか?
A. 必ずしも使い分ける必要はなく、まずは1つを使いこなすだけでも十分です。慣れてきたら、文章づくりはこちら、調べ物はこちら、と作業に合わせて使い分けると便利なこともあります。ぽちぽちの道では、作業に応じた使い分けをスタッフと一緒に試せます。
Q. 生成AIの種類によって、答えの正しさは変わりますか?
A. どの種類の生成AIも、答えが必ず正しいとは限らないという点は共通です。事実とちがう内容が混じることがあるため、種類にかかわらず、最後は人が内容を確認して仕上げることが前提になります。
Q. 無料で生成AIの種類を試すことはできますか?
A. はい、ChatGPT・Gemini・Claudeはいずれも無料で試せる範囲があります(提供条件は変わることがあります)。まずは無料の範囲で触り比べて、自分の作業に合うものを見つけるのがおすすめです。ぽちぽちの道では、見学時に実際の画面を見ながら試すこともできます。
まとめ
生成AIの種類はたくさんありますが、初心者の方はまずChatGPT・Gemini・Claudeの3つを知れば十分です。基本の使い方はどれもよく似ていて、得意分野に多少の違いがある程度なので、「自分が使いやすい」と感じたものを選べば大丈夫です。仕様は変わりやすいため、順位ではなく今の作業に合うかで選ぶのがコツです。ぽちぽちの道では、志木駅徒歩2分で、複数の生成AIを実際に使い分けながら作業に取り組めます。
気になったら、見学だけでも大丈夫です。どんな作業ができるか見に来てください。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。実際にできる作業の全体像は「ぽちぽちの道でできる作業」でも紹介しています。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

