障害者雇用の履歴書の書き方|生成AIで下書きする方法

障害者雇用の履歴書の書き方|生成AIで下書きする方法

「障害者雇用に応募したいけれど、履歴書の配慮事項って何をどう書けばいいの?」「自分の言葉でまとめるのが苦手で、下書きから手が止まる」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、障害者雇用の履歴書の書き方を、本人希望欄や配慮事項のまとめ方を中心に整理し、生成AIで下書きするコツまでやさしく解説します。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」で日常的に使っている「AIで下書き→人が仕上げる」進め方も紹介します。

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目次

障害者雇用の履歴書でまず押さえる要点

障害者雇用の履歴書は、一般の応募とほぼ同じ様式で書きつつ、「本人希望記入欄」で必要な配慮を簡潔に伝えるのが基本です。経歴を盛らず事実で書くこと、配慮事項は「困りごと」だけでなく「こうしてもらえると働ける」という形で書くこと、この2点を押さえると通りやすくなります。

先に、障害者雇用の履歴書で押さえる要点をまとめます。

  • 基本の様式は一般と同じ:氏名・学歴・職歴・資格などの欄は、通常の履歴書と同じように事実で記入する
  • 配慮事項は本人希望欄に書く:障害名そのものより、「働くうえで必要な配慮」を具体的に短く伝える
  • 配慮は「お願い+対処」のセットで:苦手な面に加えて、自分で工夫していること・対処法も一緒に書くと安心感が伝わる
  • 経歴は創作しない:ブランク(働いていない期間)があっても、事実をそのまま書く。盛ると入社後に苦しくなる
  • 手書きでもPC作成でもよい:応募先の指定がなければ、読みやすさを優先してPC作成でかまわない

障害者雇用とは、障害のある方が障害への配慮を受けながら働ける雇用の枠組みのことです。一定規模以上の企業には障害者を雇用する義務があり、求人や採用は主にハローワーク(公共職業安定所)を通じて行われます。制度の全体像は、厚生労働省「障害者雇用対策」にまとめられています。履歴書は、この枠組みのなかで「どんな配慮があれば力を出せるか」を伝える最初の書類だと考えると、書く内容が決めやすくなります。

なお、面接で聞かれる内容と履歴書は地続きです。履歴書に書いた配慮事項は、面接でも必ず触れられます。面接対策は「障害者雇用の面接で聞かれること」でくわしく解説しているので、あわせて読むと準備がスムーズです。

障害者雇用の履歴書の各欄の書き方(本人希望欄・配慮事項)

各欄は基本的に一般の履歴書と同じで、差がつくのは「本人希望記入欄」です。ここに、希望職種や勤務条件に加えて、働くうえで必要な配慮を2〜4項目ほど、短く具体的に書きます。長い文章にせず、箇条書きに近い形でまとめると読み手に伝わりやすくなります。

主な欄の書き方の目安を、表にまとめます。

書き方のポイント
氏名・日付・写真提出日を記入。写真は清潔感のある服装で。様式の指定があれば従う
学歴・職歴入学・卒業、入社・退職を時系列で。事実のみ。空白期間も正直に書く
免許・資格取得済みのものを正式名称で。学習中のものは「勉強中」と添えてもよい
志望動機仕事内容への関心と、自分の強みが活きる点を前向きに。短くまとめる
本人希望記入欄希望職種・勤務時間・通院の予定+必要な配慮を具体的に書く(下記参照)

配慮事項は、本人希望欄のなかでもとくに迷うところです。書くときは、次の順番で考えると言葉にしやすくなります。

  1. 何が苦手・負担になりやすいかを1〜2点にしぼる:例「大きな音が続く環境が苦手」「複数の指示を同時に受けると混乱しやすい」
  2. どうしてもらえると働けるかを添える:例「静かな環境だと集中できます」「指示は一つずつ、書面でいただけると助かります」
  3. 自分で工夫していること(対処法)を書く:例「メモを取って確認します」「服薬で体調を整えています」
  4. 通院など決まった予定があれば書く:例「月1回、平日午前に通院があります」
  5. できることも一言そえる:配慮の話だけで終わらせず、得意な作業や前向きな姿勢を短く加える

たとえば「対人関係が苦手なので一人で黙々とできるデータ入力が向いています。指示は口頭より書面だと正確に進められます。月1回の通院のため、その日は午前に通院後の出勤を希望します」のように、苦手・配慮・できること・通院をコンパクトにまとめると、採用側も働く姿をイメージしやすくなります。障害名を細かく書く必要は必ずしもなく、「働くうえで必要な配慮」を中心に書けば十分なことが多いです。書く範囲に迷うときは、ハローワークの障害者専門の窓口や、通っている支援機関に相談すると、応募先に応じた書き方を一緒に整理してもらえます。

生成AIで履歴書を下書きする手順とコツ

生成AIは、履歴書の「下書き・たたき台づくり」を助けてくれる便利な道具です。志望動機や配慮事項を一から自分の言葉にするのが苦手でも、要素を伝えれば文章の形に整えてくれます。ただし、AIが出した文章はあくまで下書きで、最終的には必ず本人が事実かどうかを確認し、自分の言葉に調整することが大前提です。

生成AIで下書きするとは、ChatGPTなどのAIに「こんな内容を書きたい」と伝えて、文章の案を出してもらうことです。下書きの進め方は、次の手順がおすすめです。

  1. 材料を箇条書きで用意する:希望職種、苦手なこと、必要な配慮、できる作業、通院の有無などを、短い言葉でメモする
  2. AIに役割と条件を伝える:「障害者雇用の履歴書の本人希望欄の文章を、200字程度で、ですます調で書いて」のように依頼する
  3. 材料を渡して下書きを出してもらう:用意した箇条書きを貼り付け、文章の案を作ってもらう
  4. 複数案を見比べる:「もう少し前向きな表現で」「短く」などと頼み、言い回しのバリエーションを出す
  5. 本人が事実を確認し、自分の言葉に直す:盛られた表現や、実際と違う点を削る。最後は必ず声に出して読み、自分の言葉になっているか確かめる

うまく下書きするコツは、AIに丸投げせず「材料は自分で出す」ことです。AIは渡された情報をきれいにまとめるのは得意ですが、あなたの経歴や体調を知っているわけではありません。情報が足りないと、もっともらしいけれど事実と違う文章(経歴の創作)を作ってしまうことがあります。出てきた下書きは、必ず一文ずつ「これは本当か」を確認してください。

もう一つ大切なのが、個人情報の扱いです。氏名・住所・電話番号・生年月日・病名などの個人情報は、AIにそのまま入力しないようにしましょう。下書きを作るときは「氏名」「○○市在住」のように伏せた形で材料を渡し、確定した本物の情報は、自分の手で履歴書に書き入れれば十分です。AIは「文章の形を整える相棒」、事実と個人情報は「本人が管理するもの」と役割を分けると、安心して使えます。就職に向けたステップ全体の進め方は「IT系の一般就労を目指すロードマップ」でも紹介しています。

ぽちぽちの道の場合(AIで下書き→人が仕上げる作業を毎日)

「AIで下書きして、人が仕上げる」という進め方は、特別なことではありません。ぽちぽちの道では、これを日々の作業そのものとして体験できます。履歴書づくりに限らず、文章を書く作業の多くが「生成AIでたたき台→自分で確認して仕上げる」という流れで進むからです。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。事業所内では生成AI(ぽちぽちAI)を業務の相棒として使い、ブログや文章の作成、データ入力、Canvaでの画像づくりなどに、未経験から取り組めます。「AIに下書きを出してもらい、人の目で事実を確かめて整える」という、この記事で紹介した進め方を、実際の作業として身につけられる環境です。

ぽちぽちの道でできる作業は、まさにこの「AIを使いこなして文章を仕上げる」力が育つ内容になっています。パソコンが苦手な方も、スタッフと生成AIがサポートするので心配いりません。最初は週1日からの通所も相談でき、その日の体調に合わせて作業の進め方を決められます。こうした作業の積み重ねは、いざ障害者雇用に応募するときの「自分で文章をまとめる力」にもつながっていきます。

「履歴書をどう書けばいいか分からない」「AIの使い方から教わりたい」というときは、見学の際に気軽にご相談ください。応募書類そのものを代わりに書くことはできませんが、文章を整える作業の体験を通して、書き方のヒントは一緒に見つけられます。見学・LINEでの相談も受け付けています。まず質問だけでも大丈夫です。

障害者雇用の履歴書とAI下書きについてよくある質問

Q. 障害者雇用の履歴書に、障害名は必ず書かないといけませんか?
A. 障害名そのものを細かく書く義務はなく、本人希望欄で「働くうえで必要な配慮」を伝えれば十分なことが多いです。ただし応募先や求人によって求められ方が異なるため、迷うときはハローワークの障害者窓口や支援機関に確認すると安心です。大切なのは病名より「どんな配慮があれば力を出せるか」を具体的に書くことです。

Q. 履歴書の配慮事項には、どんなことを書けばよいですか?
A. 「苦手なこと」「こうしてもらえると働けること」「自分で工夫していること」をセットで、2〜4項目ほど短く書きます。たとえば「複数の指示が重なると混乱するため、一つずつ書面でいただけると正確に進められます」のように、お願いと対処法を一緒に書くと伝わりやすくなります。困りごとだけでなく、できることも一言そえるのがコツです。

Q. 生成AIで履歴書の下書きを作っても大丈夫ですか?
A. 下書きやたたき台づくりにAIを使うのは問題ありません。志望動機や配慮事項を文章にするのが苦手なとき、要素を伝えれば形に整えてくれます。ただしAIの文章はそのまま提出せず、必ず本人が事実を確認し、自分の言葉に直してください。経歴の創作にならないよう、一文ずつ「これは本当か」を確かめることが大切です。

Q. AIに自分の名前や病名を入力しても問題ありませんか?
A. 氏名・住所・電話番号・生年月日・病名などの個人情報は、AIにそのまま入力しないことをおすすめします。下書きを作るときは「氏名」「○○市在住」のように伏せた材料を渡し、確定した本物の情報は自分の手で履歴書に書き入れれば十分です。AIは文章を整える道具、個人情報は本人が管理するもの、と分けて使うと安心です。

Q. パソコンが苦手で、AIでの下書きの仕方が分かりません。どこで学べますか?
A. ぽちぽちの道のような生成AI特化のB型事業所では、AIで下書きして人が仕上げる作業を、日々の活動として体験しながら覚えられます。パソコンの基本操作から、スタッフと生成AIがサポートします。応募書類を代筆することはできませんが、文章を整える練習を通して、履歴書づくりのヒントもつかめます。まずは見学から相談してみてください。

まとめ

障害者雇用の履歴書は、基本の様式は一般と同じで、本人希望欄に「必要な配慮」を具体的に短く書くのがポイントです。配慮事項は「苦手+こうしてほしい+自分の工夫」をセットで書き、経歴は盛らず事実で。生成AIは下書き・たたき台づくりに役立ちますが、最終は必ず本人が事実を確認し、自分の言葉に整えること、個人情報はAIに入れないことを忘れないでください。

ぽちぽちの道は、「AIで下書き→人が仕上げる」作業を日々体験できる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。ぽちぽちの道でできる作業を通して、文章を整える力を身につけたい方は、見学・LINEでの相談から始めてみてください。事業所選びは「B型事業所の選び方チェックリスト」も参考になります。質問だけでも大丈夫です。


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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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