タイピングが遅い人のための練習の進め方

タイピングが遅い人のための練習の進め方

「タイピングが遅くて、パソコンの作業についていけるか不安」「練習しても上達している気がしない」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、タイピングが遅い人のための練習の進め方を、初心者にもわかるようにやさしく解説します。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道で、無理なく練習する進め方も紹介します。

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タイピングが遅くても、正確さから少しずつ練習すれば自然に慣れる

タイピングが遅くても大丈夫です。速さより正確さを先に身につけ、毎日短い時間ずつ練習を続ければ、自然と指が動くようになっていきます。最初から速く打てる人はほとんどいません。「速く打てないとダメ」ということもありません。

そもそもタイピングとは、キーボードを見ずに、決まった指でキーを打つ入力のしかたのことです。この「キーボードを見ずに打つ」やり方をタッチタイピングと呼びます。最初は見ながらで構いません。練習を重ねるうちに、少しずつ手元を見ない時間が増えていきます。

まず押さえておきたいのは、次の3点です。

  • 速さより、まず正確さから。打ち間違いを減らすことを先に目指す
  • 長時間まとめてより、毎日短い時間を続けるほうが慣れやすい
  • 上達のペースには個人差がある。人と比べず、自分のペースで進める

ここからは、タイピングが遅い人のための具体的な練習の進め方を、順を追って見ていきます。

タイピングが遅い人のための練習の進め方(4ステップ)

タイピングの練習は、①ホームポジションを知る→②無料の練習サイトやゲームで少しずつ→③毎日短い時間ずつ→④速さより正確さから、という順で進めると、初心者でも無理なく取り組めます。いきなり速さを目指すのではなく、土台を作ってから少しずつ広げていくのがコツです。

ホームポジションとは、キーボードに置く指の基本の位置のことです。左手の人差し指を「F」、右手の人差し指を「J」に置くと、多くのキーボードでこの2つに小さな出っ張りがあり、手元を見なくても指の位置を確かめられます。ここを基準にすると、指の動きが安定します。次の流れで進めてみてください。

  1. ホームポジションを知る:左手は「A・S・D・F」、右手は「J・K・L・;」に指を置きます。まずはこの位置に指を戻す感覚に慣れます。
  2. 無料の練習サイトやゲームで少しずつ:インターネット上には、無料で使えるタイピング練習サイトやタイピングゲームがあります。遊ぶ感覚で取り組めるので、続けやすいのが利点です。
  3. 毎日短い時間ずつ:一度にたくさんやるより、毎日少しずつ続けるほうが指が覚えやすくなります。疲れたら休んで構いません。
  4. 速さより正確さから:最初は打ち間違いを減らすことを優先します。正確に打てるようになると、速さは後から自然についてきます。

この4つのステップは、下の表のように「何を意識するか」を分けて考えると取り組みやすくなります。どれも特別な道具は必要なく、パソコンとインターネットがあれば始められます。

ステップ やること 意識するポイント
① ホームポジション 指の基本の位置を覚える 「F」「J」の出っ張りを目印にする
② 練習サイト・ゲーム 無料の教材で繰り返す 遊ぶ感覚で楽しく続ける
③ 毎日短い時間 少しずつ毎日取り組む 疲れたら休んでよい
④ 正確さ優先 打ち間違いを減らす 速さは後からついてくる

「どのくらいで速くなるか」は人によって大きく違います。数日で慣れる方もいれば、時間をかけてゆっくり身につく方もいます。大切なのは、速さの数字を気にしすぎず、続けることそのものを目標にすることです。タイピングは、パソコンに触れている時間が増えるほど、自然と上達していきます。

パソコンそのものに不安がある方は、関連コラム「パソコンが苦手でもB型事業所を利用できる?初心者向けに解説」もあわせて読むと、始める前の不安が和らぎます。

練習を続けるコツとつまずいたときの対処(チェックリスト)

タイピングの練習を続けるコツは、「うまく打てなくても自分を責めない」「短い時間でやめてよい」「音声入力など他の方法も併せて使う」と考えることです。練習が思うように進まなくても、それは珍しいことではありません。焦らず、休みながら続けるほうが長続きします。

つまずいたと感じたときは、次のチェックリストを見直してみてください。一つでも当てはまれば、やり方を少し変えるだけで楽になることがあります。

  • 速さを気にしすぎていないか(まずは正確さからで大丈夫です)
  • 一度に長くやりすぎていないか(短い時間に区切ってよいです)
  • 手元を見てしまう自分を責めていないか(最初は見ながらで構いません)
  • 同じ練習に飽きていないか(別の練習サイトやゲームに変えてよいです)
  • 疲れているのに無理をしていないか(休む日があってよいです)

もう一つ知っておきたいのが、タイピングだけがパソコン作業の方法ではないということです。最近は、生成AIや音声入力を使って、声で話した内容を文字にする方法もあります。キーボードで打つのが苦手な部分を、こうした道具が補ってくれることもあります。タイピングの練習を続けながら、こうした補助も上手に取り入れていけば、作業の幅が広がります。「速く打てないと作業ができない」わけではないので、安心してください。

タイピングからAIの活用まで、パソコンのスキルを少しずつ伸ばしていく流れは、関連コラム「B型事業所でパソコンスキルを伸ばすには?タイピングからAI活用まで」でくわしく紹介しています。

ぽちぽちの道の場合(無理なく練習・音声入力やAIも・未経験から)

ぽちぽちの道では、タイピングが遅い方・未経験の方も、自分のペースで無理なく練習を始められます。速さを競うのではなく、正確さから少しずつ慣れていく進め方なので、「パソコンに自信がない」という方も安心して取り組めます。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。就労継続支援B型とは、雇用契約を結ばずに自分のペースで働ける福祉サービスのことです。志木駅・東上線沿線エリアの方が通いやすい立地で、次のような進め方ができます。

  • 未経験からのスタート:ホームポジションや文字入力など、基礎からスタッフがサポートします。「タイピングは初めて」という方も少しずつ慣れていけます。
  • 無理のないペース:速さを求めず、正確さから練習します。疲れたら休みながら、自分のペースで続けられます。
  • 音声入力やAIも活用:キーボードで打つのが苦手な部分は、生成AI(ぽちぽちAI)や音声入力で補うこともできます。打つこと以外の方法も知っておくと、作業の幅が広がります。
  • 作業の中で自然に練習:データ入力や文章づくりなど、実際の作業を通して、タイピングにも自然と慣れていけます。週1日からの通所もご相談いただけます。

実際の作業の様子や、できる作業の一覧は、作業内容のページでも紹介しています。タイピングの上達のペースには個人差があるため、速さだけで判断せず、実際の作業や雰囲気を見ていただくのがおすすめです。詳しくは見学時にご案内します。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。気になったら、見学だけでも大丈夫です。

タイピングの練習についてよくある質問

Q. タイピングが遅いのですが、練習すれば速くなりますか?
A. はい、続けるうちに少しずつ慣れていきます。まずは速さより正確さを優先し、毎日短い時間ずつ練習するのがおすすめです。上達のペースには個人差があるので、人と比べず自分のペースで進めて大丈夫です。

Q. 何から練習を始めればいいですか?
A. まずはホームポジション(指の基本の位置)を覚えることから始めます。左手の人差し指を「F」、右手の人差し指を「J」に置くのが基本です。その後、無料の練習サイトやゲームで少しずつ繰り返すと、遊ぶ感覚で続けやすくなります。

Q. 練習しても上達しません。向いていないのでしょうか?
A. すぐに上達しなくても、向いていないわけではありません。タイピングは続けるうちに自然と慣れていくものです。速さを気にしすぎず、短い時間でやめてよいので、自分を責めずに続けることが一番のコツです。

Q. キーボードで速く打てなくても作業はできますか?
A. はい、できます。タイピングだけがパソコン作業の方法ではありません。生成AIや音声入力を使えば、声で話した内容を文字にすることもできます。打つのが苦手な部分は、こうした道具で補いながら作業を進められます。

Q. ぽちぽちの道ではタイピングの練習もできますか?
A. はい。ぽちぽちの道では、ホームポジションや文字入力など、基礎からスタッフがサポートします。未経験の方も自分のペースで無理なく練習でき、音声入力や生成AIを補助として使うこともできます。

まとめ

タイピングが遅くても、速さより正確さから少しずつ練習を続ければ、自然と慣れていきます。ホームポジションを知り、無料の練習サイトやゲームで毎日短い時間ずつ取り組むのが、初心者にもわかりやすい進め方です。うまく打てなくても自分を責めず、音声入力や生成AIといった補助も上手に使えば大丈夫です。ぽちぽちの道では、志木駅徒歩2分で、未経験から無理なくタイピングの練習を始められます。

気になったら、見学だけでも大丈夫です。どんな作業ができるか見に来てください。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。


ぽちぽちの道でできる作業の全体像は作業内容まとめで紹介しています。

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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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