「プロンプト」「トークン」「モデル」——生成AIにふれると、聞き慣れない言葉が次々に出てきて、最初の一歩で止まってしまう方は少なくありません。この記事では、生成AIでよく出てくる用語を、本人・ご家族・相談支援員の方向けにやさしく整理した用語集です。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道で、用語を覚えながら作業する進め方も紹介します。
生成AIの用語は「8語」だけ先に押さえれば大丈夫
生成AIを使い始めるとき、まず覚えておきたい用語は、プロンプト・トークン・モデル・生成・学習・ハルシネーション・チャット・AIエージェントの8語です。すべてを暗記する必要はなく、「だいたいこういう意味」とイメージできれば、作業を始めるには十分です。
最初に、特につまずきやすい3語だけ結論をまとめます。
- プロンプトとは、AIへの「指示文・お願いの言葉」のこと。頼み方しだいで返事が変わります
- トークンとは、AIが文章を処理するときの「文字のかたまりの単位」のこと。文章の長さの目安に使われます
- ハルシネーションとは、AIが事実とちがう内容をもっともらしく答えてしまうこと。だから最後は人が確認します
用語の意味は、提供する会社やサービスによって少しずつ説明が異なることがあります。また、生成AIは進化が速く、新しい言葉が次々に生まれる分野です。この記事の説明は「初心者がイメージをつかむための入り口」と考え、細かい仕様は各サービスの公式の説明もあわせて確認してください。ここからは、用語を一覧で整理していきます。
生成AIの基本用語まとめ(意味と使う場面)
生成AIの基本用語は、「AIに頼むときの言葉」「AIの中身に関する言葉」「気をつける言葉」の3グループに分けると整理しやすくなります。一覧でまとめたうえで、特に大切な3語をくわしく説明します。
生成AIとは、やりたいことを言葉で伝えると、文章や画像などのたたき台を返してくれるツールのことです。その「頼む・受け取る・気をつける」の場面ごとに、よく使う用語を下の表に整理しました。
| 用語 | やさしい意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| プロンプト | AIへの指示文・お願いの言葉 | AIに「こうしてほしい」と頼むとき |
| トークン | AIが文章を扱う「文字のかたまり」の単位 | 入力できる長さの目安を見るとき |
| モデル | AIの「頭脳」にあたる種類・バージョン | 使うAIや性能を選ぶとき |
| 生成 | AIが文章や画像を新しく作り出すこと | 「文章を生成する」のように使う |
| 学習(トレーニング) | AIが大量のデータから法則を覚えること | AIの賢さのもとを説明するとき |
| ハルシネーション | 事実とちがう内容をもっともらしく答えること | 答えの正しさを疑うとき |
| チャット | AIと会話のようにやり取りする方式 | ChatGPTなどで文章を打つとき |
| AIエージェント | 頼んだ作業を自分で段取りして進めるAI | 複数の手順をまとめて任せるとき |
このうち、初心者が特につまずきやすい3語を、もう少しくわしく見ていきます。
プロンプトとは、AIへの「指示文・お願いの言葉」のことです。むずかしい専門用語は不要で、普通の日本語で「やさしい言葉で短く書いて」のように頼んで大丈夫です。頼み方のコツは、関連コラム「プロンプトとは?」でくわしく紹介しています。
トークンとは、AIが文章を処理するときの「文字や単語のかたまりの単位」です。AIは文章をそのままではなく、小さなかたまりに分けて読み取ります。「一度に入力できる長さ」や「料金」がトークン数で表されることがあり、長い文章を扱うときの目安になる、と知っておけば十分です。
ハルシネーションとは、AIが事実とちがう内容を、もっともらしく答えてしまうことです。AIはわからないことでも自然な文章で答えてしまうため、出てきた内容が必ず正しいとは限りません。だからこそ、最後は人が内容を確認して仕上げる工程が欠かせません。
生成AIそのものの全体像を知りたい方は、関連コラム「生成AIを仕事に使うってどういうこと?」もあわせて読むと、用語のイメージがつながりやすくなります。
用語を覚えるコツ(無理に暗記しない3つの方法)
用語を覚えるコツは、①よく使う言葉から覚える、②使いながら覚える、③わからない言葉はAI自身に聞く、の3つです。最初からすべてを暗記しようとせず、作業で出てきた言葉をその都度確かめるほうが、結果的に身につきやすくなります。
生成AIの用語は数が多く、専門的な言葉も混じります。ただ、実際の作業で使うのはごく一部です。次のチェックリストを目安に、肩の力を抜いて少しずつ慣れていきましょう。
- [ ] すべてを暗記しようとせず、まず上の8語から押さえる
- [ ] 意味は「だいたいこういうこと」とイメージできれば十分(厳密な定義は後回しでよい)
- [ ] わからない言葉が出てきたら、その場で「○○ってどういう意味?」とAIに聞いてみる
- [ ] 用語の説明はサービスや時期で変わることがある、と頭に入れておく
- [ ] 出てきた答えをうのみにせず、大事な点は公式の説明や人に確認する
特に3つめの「AI自身に聞く」は、生成AIならではの覚え方です。「トークンって何か、小学生にもわかるように説明して」と頼めば、やさしい言葉で教えてくれます。用語を調べる作業そのものが、プロンプトの練習にもなります。
ひとつ気をつけたいのは、AIの説明もハルシネーションを含むことがある点です。用語の意味を確認するときも、大事な情報はひとつの答えだけで決めず、複数の情報源を見比べると安心です。完ぺきに覚えてから始める必要はありません。「使う→わからない言葉を調べる→また使う」をくり返すうちに、自然と用語に強くなっていきます。
ぽちぽちの道の場合(用語を覚えながら作業に取り組める)
用語が並ぶと身構えてしまうかもしれませんが、生成AIは「言葉を覚えてから使う」より「使いながら覚える」ほうが身につきます。ぽちぽちの道では、プロンプトやトークンといった用語を、スタッフと一緒に確かめながら作業に取り組めます。わからない言葉が出てきても、その場で質問できる環境です。
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年開設・運営:株式会社イチドキリ)。志木駅・東上線沿線エリアの方が通いやすい立地で、次のような進め方ができます。
- 用語は使いながら覚える:「プロンプトを書く」「生成する」といった言葉を、実際の作業の中で自然に覚えていきます。意味があいまいなままでも、スタッフに聞きながら進められます。
- 生成AIが相棒:事業所内では生成AI(ぽちぽちAI)を業務の相棒として活用します。文章の下書きや調べ物の整理を頼みながら、最後は人が確認して仕上げる流れを体験できます。
- 未経験からのスタート:電源の操作や文字入力など、基礎からスタッフがサポートします。「パソコンもAIも初めて」「用語がまったくわからない」という方も歓迎です。
- 無理のないペース:週1日からの通所もご相談いただけます。体調や生活リズムに合わせて始められます。
実際の作業の様子や、できる作業の一覧は作業内容のページで紹介しています。データ入力やCanvaでの画像づくり、生成AIを使った文章の下書きなど、用語を覚えながら取り組める作業がそろっています。「いきなり見学は不安」という方は、週1日からの通い方や用語のことなど、気になる点の相談から始めても大丈夫です。
生成AIの用語についてよくある質問
Q. 生成AIの用語は、全部覚えてから使い始めないといけませんか?
A. いいえ、全部を覚える必要はありません。まずはプロンプト・トークン・ハルシネーションなど、よく使う数語のイメージがつかめれば十分です。残りは作業で出てきたときに調べれば大丈夫で、使いながら少しずつ慣れていけます。
Q. プロンプトとトークンは、どう違う用語ですか?
A. プロンプトはAIへの「指示文・お願いの言葉」、トークンはAIが文章を扱う「文字のかたまりの単位」です。あなたが入力する内容がプロンプト、その文章をAIが読み取るときの数え方がトークン、とイメージするとわかりやすいです。ふだんの作業ではプロンプトを意識すれば十分です。
Q. 用語の意味がわからないとき、誰に聞けばいいですか?
A. まずは生成AI自身に「○○ってどういう意味?」と聞くのが手軽です。やさしい言葉で説明してくれます。ぽちぽちの道では、用語の意味をスタッフと一緒に確かめながら作業できるので、一人で抱え込まずに質問できます。
Q. 生成AIの用語の意味は、これからも変わりませんか?
A. 変わることがあります。生成AIは進化が速く、用語の使われ方や新しい言葉が次々に生まれる分野です。サービスによって説明が少し異なることもあるため、大事な点は各サービスの公式の説明もあわせて確認すると安心です。
Q. 用語がわからない状態で見学や相談に行っても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。むしろ「用語がわからない」段階から始める方がほとんどです。志木駅徒歩2分のぽちぽちの道では、見学のときに用語の意味や作業の進め方を一緒に確かめられます。わからないことを質問するところから始めて問題ありません。
まとめ
生成AIの用語は、プロンプト・トークン・ハルシネーションなど、よく使う数語のイメージをつかめば、作業を始めるには十分です。すべてを暗記する必要はなく、「使いながら、わからない言葉はその都度調べる」のが身につけるコツです。用語の説明はサービスや時期で変わることもあるため、大事な点は公式の説明もあわせて確認してください。ぽちぽちの道では、志木駅徒歩2分で、生成AIの用語を覚えながら作業に取り組めます。
気になったら、どんな作業ができるか作業内容を見てみてください。「用語がわからなくて不安」という方も、見学だけでも大丈夫です。質問だけでもお気軽にどうぞ。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

