Excelの関数の基礎|B型のパソコン作業で身につく

Excelの関数の基礎|B型のパソコン作業で身につく

「Excelの関数って、初心者でも覚えられる?」「むずかしい計算が苦手だけど、仕事でエクセルを使えるようになりたい」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、Excelの関数の基礎を、初心者向けにやさしく解説します。SUMやAVERAGEなどよく使う基本の関数から、B型のパソコン作業(データ入力・集計)で自然に身につく進め方まで、志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道での実際の取り組みもあわせて紹介します。

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目次

Excelの関数は、合計や平均などよく使う基本から身につけられます

Excelの関数は、合計や平均などよく使う基本から身につけられます。最初からすべてを覚える必要はなく、SUM(合計)やAVERAGE(平均)といった、データ入力や集計でよく使うものから一つずつ慣れていけば大丈夫です。むずかしい数式を暗記するのではなく、「よく使う数個を、手を動かしながら覚える」のが基礎を身につける近道です。

そもそもExcel(エクセル)とは、表に文字や数字を入力して、合計や並べ替えなどができる表計算ソフトのことです。そして関数とは、「合計を出す」「平均を出す」といった決まった計算を、短い式で自動でしてくれる仕組みのことです。電卓でひとつずつ足す代わりに、関数を使えば一瞬で答えが出ます。

まず押さえておきたいのは、次の3点です。

  • Excelの関数は数が多いが、仕事でよく使う基本は数個だけで、そこから始められる
  • 関数は「決まった計算を自動でしてくれる道具」で、計算が苦手でも手順を覚えれば使える
  • 入力や集計の作業を続けるうちに、よく使う関数は自然と身についていく

ここからは、初心者がまず覚えたい基本の関数と、それがB型のパソコン作業でどう身につくかを順に見ていきます。

よく使う基本のExcel関数(初心者向け一覧表)

初心者がまず覚えたいExcelの基本の関数は、SUM(合計)・AVERAGE(平均)・COUNT(個数)・IF(条件分け)の4つです。どれもデータ入力や集計の作業でよく登場し、使い方の形が決まっているので、計算が苦手な方でも手順として覚えられます。

関数は「=(イコール)」で始めて、「関数名」と「計算したい範囲」を書く、という形が共通です。たとえば合計なら「=SUM(範囲)」のように書きます。下の表で、よく使う基本の関数と、できること・かんたんな例を整理します。

関数名 できること かんたんな例
SUM(サム) 選んだ範囲の数字を合計する =SUM(B2:B6) … B2からB6までの合計
AVERAGE(アベレージ) 選んだ範囲の数字の平均を出す =AVERAGE(B2:B6) … B2からB6までの平均
COUNT(カウント) 数字が入っているマスの個数を数える =COUNT(B2:B6) … 数字の入った個数
IF(イフ) 条件によって表示する内容を分ける =IF(B2>=10,”○”,”×”) … 10以上なら○、ほかは×
MAX/MIN(マックス/ミニ) 範囲の中で一番大きい/小さい数を出す =MAX(B2:B6) … 一番大きい数

この中でも、まず使えると便利なのがSUM(合計)です。売上や個数を足す場面はとても多く、「数字を範囲で選んで合計する」という関数の基本の形が身につきます。次にAVERAGE(平均)やCOUNT(個数)に広げ、慣れてきたらIF(条件分け)に進む——という順番なら、無理なく基礎を積み重ねられます。

ポイントは、すべての関数を覚えようとしないことです。Excelには数百種類の関数がありますが、仕事の入力・集計でよく使うのは、上の表のような基本の数個です。まずはよく使うものから少しずつ、で十分です。なお、Excelとよく似た無料の表計算ソフトにGoogleスプレッドシートがあり、SUMなどの基本の関数はほぼ同じように使えます。スプレッドシートを使った作業については、関連コラム「Googleスプレッドシート作業ができるB型事業所とは?初心者向け作業例」も参考になります。

Excelの関数はB型のパソコン作業でどう身につく?(向いている人)

Excelの関数は、B型事業所でのデータ入力や集計といったパソコン作業を続けるうちに、自然と身についていきます。机に向かって関数を暗記するのではなく、実際の表に数字を入れて合計を出す、といった作業のくり返しで、よく使う関数が手になじんでいくからです。

就労継続支援B型とは、雇用契約を結ばずに、自分のペースで働きながら生活リズムや作業スキルを整えられる福祉サービスです。その中のパソコン作業では、たとえば次のような流れで関数の基礎にふれていけます。

  1. まず入力に慣れる:表のマス目に文字や数字を正確に入れるところから始めます。関数を使う前の土台になります。
  2. 合計(SUM)を使ってみる:入力した数字を合計する場面で、SUMを使います。最初の関数として取り組みやすい一歩です。
  3. 平均・個数に広げる:AVERAGEやCOUNTなど、よく使う関数を少しずつ増やしていきます。
  4. わからないところはスタッフや生成AIに相談:式の書き方に迷ったら、スタッフがいっしょに確認します。生成AIに「合計を出す関数は?」と質問して調べることもできます。

このように、作業の中で必要になったときに一つずつ覚えるので、「計算が苦手」という方でも取り組みやすいのが特徴です。Excelの関数を使う作業に向いているのは、次のような方です。

  • 数字や表を見るのが、それほど苦にならない
  • コツコツと正確に進めるのが好き
  • 速さより「間違えないこと」を大切にしたい
  • リストや表を整理して、すっきりさせるのが好き

当てはまる項目が多いほど、Excelの作業に馴染みやすいといえます。一方で、当てはまらなくても心配はいりません。入力という小さなところから始められますし、関数の書き方はスタッフがそばで確認しながら進められます。身につけた関数の基礎は、事務作業など将来のパソコン仕事にも活きていきます。ただし、覚える速さや身につき方には個人差があり、資格の取得などを保証するものではありません。自分のできるところから一歩ずつ進めるのが、B型でのパソコン作業の良さです。

ぽちぽちの道の場合(データ入力・集計でExcelを実践・未経験から)

ぽちぽちの道では、データ入力や簡単な集計といったパソコン作業を通じて、Excelの関数の基礎に未経験から取り組めます。文字や数字の入力からスタッフがサポートし、生成AIも活用しながら、SUMなどよく使う関数を自分のペースで少しずつ身につけていけます。

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。志木駅・東上線沿線エリアの方が通いやすい立地で、データや表計算の作業を中心に、次のような進め方ができます。

  • 未経験からのスタート:マス目への入力など、基礎からスタッフがサポートします。「計算は苦手」「エクセルは初めて」という方も、少しずつ慣れていけます。
  • よく使う関数から実践:合計(SUM)や平均(AVERAGE)など、データの集計でよく使う関数から実際に使ってみます。覚えた関数がそのまま作業に活きるので、手応えにつながります。
  • 生成AIが相棒:「この表で合計を出すには?」といった関数の調べものや、表の整理を、生成AI(ぽちぽちAI)が手伝います。最後は人が確認して仕上げます。
  • Excelだけじゃない:Canvaでの画像づくりや、生成AIを使った文章・調査のお手伝いなど、ほかのパソコン作業にも広げていけます。
  • 無理のないペース:週1日からの通所もご相談いただけます。体調や生活リズムに合わせて始められます。昼食はお弁当(実費)をご用意することもできます。

実際の作業の様子や、できる作業の一覧は、作業内容のページでも紹介しています。工賃は作業内容や通所日数によって変わるため、金額だけで判断せず、実際の作業や雰囲気を見ていただくのがおすすめです。詳しくは見学時にご案内します。パソコンスキル全体をどう伸ばしていくかは、関連コラム「B型事業所でパソコンスキルを伸ばすには?タイピングからAI活用まで」も参考になります。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。気になったら、見学だけでも大丈夫です。

Excelの関数の基礎についてよくある質問

Q. 計算が苦手でもExcelの関数を覚えられますか?
A. はい、覚えられます。Excelの関数は決まった計算を自動でしてくれる道具なので、計算そのものが得意でなくても、式の書き方の手順を覚えれば使えます。SUM(合計)などよく使う基本から、スタッフがいっしょに確認しながら少しずつ進められます。

Q. まずどの関数から覚えればよいですか?
A. まずはSUM(合計)から覚えるのがおすすめです。数字を足す場面はとても多く、関数の基本の形が身につきます。慣れてきたらAVERAGE(平均)やCOUNT(個数)、IF(条件分け)へと、よく使うものから少しずつ広げていけます。

Q. ExcelとGoogleスプレッドシートはどちらを覚えればよいですか?
A. どちらも表に入力して集計できる表計算ソフトで、SUMなど基本の関数の使い方はほぼ同じです。そのため、片方に慣れればもう片方も近い感覚で使えます。ぽちぽちの道では作業に合わせて使い分けており、まずは取り組みやすいものから始めて大丈夫です。

Q. Excelの関数を覚えると資格は取れますか?
A. 関数の基礎を身につけることと、資格の取得は別のものです。作業を通じて関数に慣れることはできますが、資格取得を保証するものではありません。覚える速さや身につき方には個人差があります。まずは仕事で役立つ基本を、自分のペースで身につけることを目標にするのがおすすめです。

Q. Excel以外のパソコン作業もできますか?
A. はい。ぽちぽちの道では、Canvaでの画像づくりや、生成AIを使った文章・調査のお手伝い、SNS・ブログ作成などにも取り組めます。データ入力やExcelの作業から始めて、興味に合わせて広げていけます。

まとめ

Excelの関数は、合計や平均などよく使う基本から身につけられます。SUM・AVERAGE・COUNT・IFといった基本の数個から始めれば、計算が苦手な方でも、データ入力や集計の作業を続けるうちに自然と手になじんでいきます。ぽちぽちの道では、志木駅徒歩2分で、生成AIを相棒にしながら、未経験からExcelの関数の基礎に取り組めます。ただし、覚える速さや身につき方には個人差があります。

気になったら、見学だけでも大丈夫です。どんな作業ができるか見に来てください。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。


ぽちぽちの道でできる作業の全体像は作業内容まとめで紹介しています。

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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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