「定期的に通院しているけれど、B型事業所に通えるのかな」「薬を飲みながら作業を続けられるか不安」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、通院や服薬を続けながら就労継続支援B型に無理なく通うための工夫を、通院日の調整・ペース・スタッフへの共有の3つの視点から整理して解説します。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道(生成AI特化のB型)の通い方の例もあわせて紹介します。
通院・服薬を続けながらB型に通うことは無理なくできる
通院や服薬を続けながら就労継続支援B型に通うことは、無理なくできます。大切なのは、通院日や体調に合わせて通い方を柔軟に調整することと、主治医や事業所のスタッフ・支援者に相談しながら進めることの2つです。この2つを押さえれば、治療と通所は両立しやすくなります。
B型は雇用契約を結ばずに、自分のペースで働ける福祉サービスです。決まった時間にフルタイムで働く必要はなく、通院のある日は休む、午後から通所するといった調整がしやすいのが特徴です。「通院しているから働けない」とあきらめる前に、まずは無理のない通い方を一緒に考えてみることをおすすめします。
なお、薬の種類や量、治療の進め方は、必ず主治医の指示が前提になります。この記事は通い方の工夫を紹介するものであり、薬や治療についての判断はお伝えできません。服薬や体調のことで気になる点は、主治医と相談しながら進めてください。
通院・服薬とB型を両立する4つの工夫
通院・服薬とB型の通所を両立するコツは、「通院日の調整」「無理のないペース」「スタッフへの共有」「体調に合わせた通い方」の4つです。一度に全部できなくても大丈夫です。できそうなものから一つずつ取り入れてみてください。
具体的には、次のような工夫があります。
| 工夫 | 具体的な進め方 |
|---|---|
| 通院日の調整 | 通院のある日は休む/午後から通所するなど、無理のないスケジュールにする |
| 無理のないペース | 週1日や短い時間から始め、慣れてきたら少しずつ増やす |
| スタッフへの共有 | 通院日や体調の波、配慮してほしいことを事前にスタッフへ伝えておく |
| 体調に合わせた通い方 | 服薬のタイミングや調子に合わせて、当日の作業量や休憩を調整する |
それぞれを少し詳しく見ていきます。
通院日の調整は、両立のいちばんの基本です。通院がある日は思いきって休む、または通院後の午後から通所するなど、その日の予定に合わせて通い方を変えられます。B型は出席日数や時間を固定しないことが多いので、こうした調整がしやすいのが利点です。
無理のないペースで始めることも大切です。最初から毎日通おうとすると、通院や体調の波と重なって負担が大きくなりがちです。週1日や半日からスタートし、生活リズムが整ってきたら少しずつ日数や時間を増やしていく進め方なら、息切れしにくくなります。週1日から通えるB型事業所の始め方もあわせてご覧ください。
スタッフへの共有は、安心して通うための土台です。「この日は通院で休みます」「午後は薬の影響で眠くなりやすい」といったことを事前に伝えておくと、事業所側も作業量や休憩の取り方を一緒に考えやすくなります。すべてを話す必要はありませんが、配慮してほしいことを共有しておくと、無理のない通い方につながります。
下のチェックリストは、両立を考えるときに確認しておきたいポイントです。見学や相談のときの参考にしてください。
- 通院日は休むか、午後から通所するなど調整できるか
- 週1日や短時間など、無理のないペースから始められるか
- 通院日・体調・配慮してほしいことをスタッフに伝えられそうか
- 服薬のタイミングや体調に合わせて、当日の作業量を調整できるか
- 体調が崩れたときに休みやすい雰囲気かどうか
事業所と主治医・支援者が連携しながら進める
通院・服薬とB型の両立は、本人だけで抱え込まず、事業所のスタッフ・主治医・相談支援専門員と相談しながら進めるのが安心です。それぞれの立場の人が役割を持って関わることで、無理のない通い方を整えやすくなります。
たとえば、次のような形で相談しながら進められます。
- 事業所のスタッフ:通院日に合わせた通所スケジュールや、当日の作業量・休憩について一緒に考える
- 主治医:服薬や治療、体調についての相談に対応する(薬や治療の判断は主治医が行います)
- 相談支援専門員:サービス等利用計画を通じて、通所と通院を含めた生活全体のバランスを調整する
事業所は、利用する方が安心して通えるように個別支援計画を作り、定期的に見直していきます。「最近、通院が増えてきたので通所日を減らしたい」「体調が安定してきたので少し増やしてみたい」といった変化があれば、その都度スタッフに相談して調整できます。一度決めた通い方を変えられないわけではないので、体調や治療の状況に合わせて柔軟に見直していくと安心です。
服薬や治療の内容そのものは、あくまで主治医の指示が前提です。事業所は医療行為を行う場所ではありませんが、「主治医からこう言われている」という情報を共有してもらえれば、それを踏まえた通い方を一緒に考えられます。本人・家族・主治医・支援者・事業所がゆるやかにつながることが、両立を続けるコツです。
ぽちぽちの道の場合(週1から・体調に合わせて通える)
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。通院や服薬を続けながら、自分のペースで通いたいという方を応援しています。
ぽちぽちの道では、週1日からの通所もご相談いただけます。「通院のある週は日数を減らしたい」「午前は調子が出にくいので午後から通いたい」といった希望も、体調や生活リズムに合わせて一緒に考えます。決まった時間にフルタイムで働くことを求められるわけではないので、治療を続けながらでも無理なく一歩を踏み出しやすい環境です。
作業は、袋詰めや清掃などの軽作業ではなく、パソコンと生成AIを使った作業が中心です。たとえば、次のような作業に未経験から取り組めます。
- データ入力(アンケートや資料の文字起こし・表計算ソフトへの入力など)
- Canvaを使った画像・SNS素材づくり
- 生成AI(ぽちぽちAI)を相棒にした文章の下書き・調べ物
- SNS投稿(ぽちSNS)づくりやブログ・文章の作成
パソコンの前で進める作業が中心なので、体調に合わせて休憩を取りながら、自分のペースでコツコツ続けやすいのも特徴です。「パソコンは苦手」という方も、電源の操作や文字入力からスタッフがサポートし、生成AIも活用しながら少しずつ慣れていけます。実際の作業の様子や、できる作業の一覧は、作業内容のページでも紹介しています。通院日や体調のことも、見学や面談のときに気軽に相談してください。配慮してほしいことを共有しながら、無理のない通い方を一緒に決めていけます。
また、通院を続ける方は、自立支援医療という制度で通院費の自己負担を抑えられる場合があります。くわしくは関連コラムでも紹介しているので、通院費が気になる方は確認してみてください。
志木駅徒歩2分・東武東上線沿線エリアの方で、「通院しながらでも通えるか不安」という方は、見学のときに作業の様子を見ながら一緒に考えることもできます。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。気になったら、見学だけでも大丈夫です。
通院・服薬とB型の両立についてよくある質問
Q. 通院しながらでもB型に通えますか?
A. はい、通院しながらでも就労継続支援B型に通えます。B型は自分のペースで通える福祉サービスなので、通院日は休む、午後から通所するなど、予定に合わせて調整しやすいのが特徴です。通院の頻度や体調に合わせた通い方を、事業所のスタッフと相談しながら決められます。
Q. 薬を飲みながら作業をしても大丈夫ですか?
A. 服薬を続けながら通所している方は多くいます。ただし、薬の種類や量、飲み方の判断は主治医が行うものなので、気になる点は必ず主治医に相談してください。事業所には「午後は眠くなりやすい」など配慮してほしいことを伝えておくと、作業量や休憩を一緒に調整しやすくなります。
Q. 通院日はどのように扱われますか?
A. 通院日は休む、または通院後の午後から通所するなど、無理のない形に調整できる事業所が多いです。B型は出席日数や時間を固定しないことが多いため、通院の予定に合わせやすいのが利点です。具体的な扱いは事業所によって異なるので、見学や面談のときに確認すると安心です。
Q. 体調に波があっても続けられますか?
A. 体調に波があっても、無理のないペースで続けやすいのがB型の特徴です。週1日や短時間から始め、調子に合わせて日数や時間を調整できます。休みやすい雰囲気かどうかは事業所によって違うので、見学のときに確認しておくとよいでしょう。体調の波との付き合い方は関連コラムでも紹介しています。
Q. 通院費の負担が心配です。抑える方法はありますか?
A. 通院を続ける方は、自立支援医療という制度を利用すると、医療費の自己負担を抑えられる場合があります。対象や手続きの条件は市区町村の窓口で確認できます。くわしくは関連コラムで制度の概要を紹介しているので、通院費が気になる方は参考にしてください。
まとめ
通院や服薬を続けながら就労継続支援B型に通うことは、無理なくできます。通院日は休む・午後から通所するといった柔軟な調整と、主治医や事業所のスタッフ・支援者への相談が、両立の鍵です。週1日や短時間から始め、体調や治療の状況に合わせて少しずつ整えていけば、自分のペースで通い続けられます。服薬や治療の判断は主治医が前提になるので、気になることは主治医と相談しながら進めてください。ぽちぽちの道は、通院や体調に合わせて週1から相談できる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。
気になったら、見学だけでも大丈夫です。実際の作業や雰囲気を見に来てください。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。
見学前に確認したい項目はB型事業所の選び方チェックリストで一覧にしています。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

