A型・B型・就労移行支援の違いとは?迷ったときの選び方

A型・B型・就労移行支援の違いとは?迷ったときの選び方

「就労継続支援A型・B型・就労移行支援って、何がどう違うの?」「自分や家族にはどれが合うのか分からない」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、3つのサービスの違いを比較表でわかりやすく整理し、迷ったときの選び方を解説します。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道(生成AI特化の就労継続支援B型)の例もあわせて紹介します。

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目次

A型・B型・就労移行支援の違いは「雇用契約」「賃金/工賃」「目的」で整理できる

A型・B型・就労移行支援の違いは、「雇用契約があるか」「お金は賃金か工賃か」「目的は何か」の3点で整理すると分かりやすくなります。まずこの3点だけ押さえれば、3つのサービスの位置づけがつかめます。

ざっくり言うと、次のように整理できます。

  • 就労継続支援A型:事業所と雇用契約を結び、給料(賃金)を受け取りながら働くサービス。
  • 就労継続支援B型:雇用契約を結ばず、自分のペースで働きながら工賃を受け取るサービス。
  • 就労移行支援:一般企業への就職を目指して、原則2年間のあいだ訓練を受けるサービス。

3つとも、障害のある方の「働く」を支える障害福祉サービスという点では同じです。違うのは「働き方のスタイル」と「めざすゴール」です。ここからは、その違いを表とチェックリストで詳しく見ていきます。

3つのサービスの違いを比較表で整理

就労継続支援A型・B型・就労移行支援の主な違いを、雇用契約・お金・目的・対象や期間の観点でまとめると、下の表のようになります。それぞれの特徴を一目で比べられます。

観点 就労継続支援A型 就労継続支援B型 就労移行支援
雇用契約 あり なし なし
受け取るお金 賃金(最低賃金が適用) 工賃 原則なし(訓練のため)
主な目的 雇用された状態で働く 自分のペースで働き続ける 一般企業への就職を目指す
働き方のイメージ 一定の勤務時間で働く 体調に合わせて無理なく 就職に向けた訓練・準備
利用期間の考え方 期限の定めは特になし 期限の定めは特になし 原則2年

それぞれを言葉でも整理しておきます。

就労継続支援A型とは、事業所と雇用契約を結んで働く福祉サービスです。 雇用契約があるため、給料には最低賃金が適用されます。「働きたい・収入を得たいが、一般企業でいきなり働くのは不安」という方が、サポートを受けながら雇用される形で働けるのが特徴です。

就労継続支援B型とは、雇用契約を結ばずに、自分のペースで働きながら工賃を受け取れる福祉サービスです。 雇用契約がない分、勤務時間や日数を体調に合わせて柔軟に調整しやすいのが特徴です。「まずは生活リズムを整えたい」「無理なく働く練習をしたい」という方に向いています。

就労移行支援とは、一般企業への就職を目指して、原則2年間の訓練を受ける福祉サービスです。 働いて賃金や工賃を得る場ではなく、就職に必要なスキルやビジネスマナー、生活リズムを整える「準備の場」という位置づけです。

就労継続支援B型とA型の違いは「雇用契約と賃金の有無」が中心です。一方で、就労移行支援とB型の違いは「就職をめざす訓練か、働き続ける場か」という目的の違いが大きく、特にこの2つで迷う方が多くいます。就労移行支援とB型のどちらを選ぶか深く考えたい方は、関連コラム「就労移行支援とB型の違い|どちらを選ぶか迷ったときの考え方」もあわせてご覧ください。

なお、A型・B型・就労移行支援のいずれを利用する場合も、お住まいの市区町村への申請や、障害福祉サービスの受給者証が必要になります。手続きの進め方は事業所や相談支援専門員に相談しながら進められるので、まずは気になるサービスの見学から始めても大丈夫です。

迷ったときの選び方(こんな人にはこれが向く・チェックリスト)

迷ったときは、「今いちばん大事にしたいこと」で考えると選びやすくなります。収入を重視するならA型、自分のペースを重視するならB型、就職を目指すなら就労移行支援が一つの目安です。下のチェックで、自分の気持ちに近いものを確認してみてください。

次のような方には、就労継続支援A型が向いていることが多いです。

  • ある程度決まった時間、働きたい気持ちがある
  • 雇用契約を結んで、給料(賃金)を受け取りながら働きたい
  • 一般就労の前に、雇用された働き方に慣れていきたい

次のような方には、就労継続支援B型が向いていることが多いです。

  • 体調に波があり、勤務時間や日数を柔軟に調整したい
  • まずは生活リズムを整え、無理なく働く練習から始めたい
  • 自分のペースで、得意な作業をコツコツ続けたい

次のような方には、就労移行支援が向いていることが多いです。

  • 一般企業への就職を、はっきり目標にしている
  • 期間を決めて、就職に向けたスキルや準備に集中したい
  • 履歴書・面接の準備や、企業実習などの支援を受けたい

大切なのは、「どれが優れているか」ではなく「今の自分に合うか」です。最初はB型で生活リズムを整え、慣れてきたら就労移行支援やA型を検討する、という進め方もできます。一度選んだら変えられないわけではないので、迷ったら相談支援専門員や事業所に相談しながら決めていくと安心です。判断に迷うときは、実際に見学して雰囲気を確かめるのがいちばんの近道です。

ぽちぽちの道の場合(志木駅徒歩2分・生成AI特化のB型)

ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。3つのサービスのうち「自分のペースで働きながらスキルを身につけたい」という方に向いた、B型の事業所です。

B型のなかでも、ぽちぽちの道は袋詰めや清掃などの軽作業ではなく、パソコンと生成AIを使った作業が中心なのが特徴です。たとえば、次のような作業に未経験から取り組めます。

  • データ入力(アンケートや資料の文字起こし・表計算ソフトへの入力など)
  • Canvaを使った画像・SNS素材づくり
  • 生成AI(ぽちぽちAI)を相棒にした文章の下書き・調べ物
  • SNS投稿(ぽちSNS)づくりやブログ・文章の作成

「雇用契約のあるA型はまだハードルが高い」「就職を目指す前に、まず自分のペースで働く練習をしたい」という方にとって、B型は無理なく一歩を踏み出しやすい選択肢です。ぽちぽちの道では、続けるほどパソコンやAIのスキルが身につくので、将来の就職や在宅ワークを考えるときの土台づくりにもつながります。実際の作業の様子や、できる作業の一覧は、作業内容のページでも紹介しています。

「パソコンは苦手」という方も心配いりません。電源の操作や文字入力からスタッフがサポートし、生成AIも活用しながら少しずつ慣れていけます。週1日からの通所もご相談いただけるので、体調や生活リズムに合わせて無理のないペースで始められます。工賃や利用料は作業内容や状況によって変わるため、詳しくは見学時にご案内します。

志木駅徒歩2分・東武東上線沿線エリアの方で、「自分にはA型・B型・就労移行支援のどれが合うか分からない」という方は、見学のときに作業を見ながら一緒に考えることもできます。「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。気になったら、見学だけでも大丈夫です。

A型・B型・就労移行支援の違いについてよくある質問

Q. A型とB型のいちばん大きな違いは何ですか?
A. いちばん大きな違いは「雇用契約と賃金の有無」です。A型は事業所と雇用契約を結び、最低賃金が適用される賃金を受け取って働きます。B型は雇用契約を結ばず、自分のペースで働きながら工賃を受け取ります。収入を重視するならA型、体調に合わせた柔軟さを重視するならB型が一つの目安です。

Q. 就労移行支援とB型の違いは何ですか?
A. 就労移行支援は「一般企業への就職を目指す原則2年間の訓練の場」、B型は「自分のペースで働き続ける場」という目的の違いがあります。就職をはっきり目標にしているなら就労移行支援、まずは無理なく働く練習をしたいならB型が向いています。詳しくは関連コラムでも解説しています。

Q. どれが自分に合うか分かりません。どう選べばよいですか?
A. 「今いちばん大事にしたいこと」で考えるのがおすすめです。収入ならA型、自分のペース重視ならB型、就職を目指すなら就労移行支援が目安になります。一度で決めきれないときは、相談支援専門員や事業所に相談しながら選べます。見学で実際の雰囲気を確かめると判断しやすくなります。

Q. B型から就労移行支援やA型に移ることはできますか?
A. 状況に応じて、別のサービスへの移行を検討することはできます。たとえば、まずB型で生活リズムを整え、慣れてきたら就労移行支援やA型を考える、という進め方もあります。どのタイミングでどう進めるかは、相談支援専門員や事業所と相談しながら決めていくと安心です。

Q. 利用するにはどんな手続きが必要ですか?
A. A型・B型・就労移行支援のいずれも、お住まいの市区町村への申請と、障害福祉サービスの受給者証が必要です。申請の窓口は市区町村になりますが、進め方は相談支援専門員や事業所に相談しながら進められます。まずは気になるサービスの見学から始めても大丈夫です。

まとめ

A型・B型・就労移行支援の違いは「雇用契約」「賃金/工賃」「目的」の3点で整理でき、収入重視ならA型、自分のペース重視ならB型、就職を目指すなら就労移行支援が選び方の目安です。どれが優れているということはなく、大切なのは「今の自分に合うか」です。ぽちぽちの道は、自分のペースで働きながらパソコン・生成AIのスキルを身につけられる、志木駅徒歩2分のB型事業所です。

気になったら、見学だけでも大丈夫です。実際の作業や雰囲気を見に来てください。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。


見学前に確認したい項目はB型事業所の選び方チェックリストで一覧にしています。

  • 60分個別相談
  • 利用前提で
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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