「B型事業所とは、どんな場所なの?」「自分や家族も利用できるの?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、B型事業所の意味から、利用できる人・仕事内容・選び方までをまとめて解説します。志木駅から徒歩2分のぽちぽちの道は、生成AI・パソコン作業に特化したB型事業所です。
B型事業所とは、雇用契約を結ばずに自分のペースで働ける福祉サービスの事業所です
B型事業所とは、雇用契約を結ばずに、自分のペースで働きながら工賃を受け取れる福祉サービス(就労継続支援B型)を提供する事業所のことです。正式には「就労継続支援B型事業所」といい、体調や障害の状況に合わせて、無理のない時間・日数から働ける場所です。
まず押さえておきたいのは、次の3点です。
- 雇用契約を結ばないので、決まった時間にフルで働く必要はない
- 作業の対価として「工賃」を受け取れる(給与とは仕組みが異なる)
- 体調や生活リズムに合わせて、通う頻度やペースを相談できる
「すぐに就職するのは不安」「まずは生活リズムを整えたい」という方が、自分のペースで一歩を踏み出せる場所です。ここからは、利用できる人・仕事内容・選び方の順に、わかりやすく説明します。
なお、利用料や工賃などお金の仕組みをくわしく知りたい方は、関連コラム「就労継続支援B型とは?対象者・利用料・工賃をわかりやすく解説」も参考になります。
B型事業所はどんな人が利用できる?
B型事業所を利用できるのは、障害や難病のある方で、年齢や体調などの理由から、一般企業で雇用契約を結んで働くことがむずかしい方です。障害者手帳がない場合でも、医師の診断や自治体の判断によって利用できることがあります。
おおまかには、次のような方が対象になります。
- 身体・知的・精神の障害や、発達障害のある方
- 難病のある方
- 一般企業での就労や、雇用契約を前提とした働き方がむずかしい方
利用には、お住まいの市区町村が発行する「障害福祉サービス受給者証」が必要です。申請の窓口はお住まいの市区町村の障害福祉担当窓口で、相談支援事業所があいだに入ってサポートしてくれます。年齢の目安や手帳の有無など、利用条件のくわしい部分は人によって変わるため、まずは市区町村の窓口や相談支援員に確認するのが確実です。
「自分は対象になるのかな」と迷う場合も、見学や相談の段階で一緒に整理できます。利用できる人の条件をもっとくわしく知りたい方は、別の記事でも解説していく予定です。
B型事業所の仕事内容は?(軽作業からパソコン作業まで)
B型事業所の仕事内容は、袋詰めなどの軽作業から、データ入力やデザインといったパソコン作業まで、事業所ごとに幅広く用意されています。同じ「B型」でも、力を入れている作業は事業所によって大きく異なります。
代表的な作業内容を、下の表で整理します。
| 作業の種類 | 主な作業の例 | 身につきやすいもの |
|---|---|---|
| 軽作業 | 袋詰め・シール貼り・梱包・検品など | 手順を守る力・集中力 |
| 手作業・ものづくり | 部品組立・手芸・自主製品づくりなど | 手先の作業・ものづくりの楽しさ |
| パソコン作業 | データ入力・文章作成・画像づくりなど | PCスキル・デザイン・AI活用 |
| 清掃・施設外就労 | 施設内外の清掃・企業での作業など | 体力・チームでの作業 |
どの作業が「良い・悪い」ということはありません。手を動かす作業が落ち着く方もいれば、パソコンで将来につながるスキルを身につけたい方もいます。大切なのは、自分の興味や、これからやりたいことに合う作業を選ぶことです。事業所ごとの具体的な作業内容は、関連コラム「ぽちぽちの道でできる作業内容|データ入力・Canva・生成AIなど」でもくわしく紹介しています。
B型事業所の選び方(チェックリスト)
B型事業所を選ぶときは、①通いやすさ ②作業内容 ③支援体制 ④雰囲気の4点で見ると、自分に合う場所を見つけやすくなります。検索数や知名度ではなく、「無理なく通い続けられそうか」で判断するのがおすすめです。
見学や相談のときに、次の点をチェックしてみてください。
- 通いやすさ:自宅から無理なく通える場所か。駅からの距離や通所のしやすさはどうか
- 作業内容:自分の興味に近い作業(軽作業/文章/画像/データなど)があるか
- 支援体制:未経験・初心者でも、基礎からサポートしてもらえるか
- 通うペース:週何日から通えるか、体調に合わせてペースを相談できるか
- 雰囲気:スタッフや利用者の様子が、自分に合っていると感じられるか
- 将来:身につく作業やスキルが、これからやりたいことにつながりそうか
すべての条件を一度に満たす事業所を探すより、「自分にとって特に大切な点」を2〜3つ決めて見学するのがおすすめです。実際に足を運んで、作業の様子や雰囲気を見ることで、パンフレットだけでは分からない「自分に合うか」が見えてきます。
ぽちぽちの道の場合(志木駅徒歩2分・生成AIとパソコン作業)
ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。袋詰めや清掃といった軽作業ではなく、続けるほどパソコンやAIのスキルが身につく作業に取り組めるのが特徴です。
できる作業は、データ入力・Canvaでの画像づくり・生成AIを使った文章や調査のお手伝い・SNS運用やブログ作成など、パソコンと生成AIを軸にした作業が中心です。これらの作業は、すべて「生成AI(ぽちぽちAI)を相棒に、最後は人が確認して仕上げる」進め方で行います。AIが下書きや素材づくりを手伝ってくれるので、苦手な作業のハードルが下がり、「自分にもできた」という手応えにつながりやすいのが特徴です。
「パソコンは苦手」という方も心配いりません。電源の操作や文字入力からスタッフがサポートし、生成AIも活用しながら少しずつ慣れていけます。週1日からの通所もご相談いただけるので、体調や生活リズムに合わせて無理のないペースで始められます。昼食はお弁当(実費)をご用意することもできます。工賃や利用料については、金額だけで判断せず実際の様子を見ていただくのがおすすめなので、詳しくは見学時にご案内します。
「いきなり見学は不安」という方は、LINEでの相談から始めても大丈夫です。気になったら、見学だけでも大丈夫です。
B型事業所についてよくある質問
Q. B型事業所とは、結局どんな場所ですか?
A. B型事業所とは、雇用契約を結ばずに、自分のペースで働きながら工賃を受け取れる福祉サービスの事業所です。体調や障害の状況に合わせて、無理のない時間・日数から働けます。「すぐに就職するのは不安」という方が、一歩を踏み出しやすい場所です。
Q. B型事業所はどんな人が利用できますか?
A. 障害や難病のある方で、一般企業で雇用契約を結んで働くことがむずかしい方が利用できます。手帳がない場合でも、医師の診断や自治体の判断で利用できることがあります。対象になるか迷う場合は、市区町村の窓口や相談支援員に確認すると確実です。
Q. B型事業所ではどんな仕事内容がありますか?
A. 袋詰めなどの軽作業から、データ入力やデザインといったパソコン作業まで、事業所ごとに幅広く用意されています。何に力を入れているかは事業所によって違うので、自分の興味に合う作業があるかを見学で確認するのがおすすめです。
Q. B型事業所はどう選べばいいですか?
A. 通いやすさ・作業内容・支援体制・雰囲気の4点で見ると、自分に合う場所を見つけやすくなります。特に大切な点を2〜3つ決めて見学し、実際の作業の様子や雰囲気を確かめるのがおすすめです。
Q. パソコンが苦手でもB型事業所を利用できますか?
A. はい、利用できます。ぽちぽちの道では、電源の操作や文字入力からスタッフがサポートし、生成AIも活用しながら少しずつ慣れていけます。週1日からの通所もご相談いただけるので、無理のないペースで始められます。
まとめ
B型事業所とは、雇用契約を結ばずに自分のペースで働ける福祉サービスの事業所で、障害や難病のある方が利用できます。仕事内容は軽作業からパソコン作業まで幅広く、選ぶときは通いやすさ・作業内容・支援体制・雰囲気で見るのがおすすめです。ぽちぽちの道は、志木駅徒歩2分で、生成AIを相棒にパソコン作業ができるB型事業所です。
気になったら、見学だけでも大丈夫です。実際の作業や雰囲気を見に来てください。質問だけしたい方は、LINEでの相談もお気軽にどうぞ。
見学前に確認したい項目はB型事業所の選び方チェックリストで一覧にしています。
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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

