マニュアルの作り方|わかりやすい手順書づくりの作業

マニュアルの作り方|わかりやすい手順書づくりの作業

「マニュアルって、どこから書けばわかりやすくなるの?」「手順書を作る作業は未経験でもできる?」——そんな本人・ご家族・相談支援員の方へ。この記事では、マニュアルの作り方を、わかりやすい手順書づくりの基本ステップとテンプレの使い方からやさしく整理します。志木駅から徒歩2分・生成AI特化の「ぽちぽちの道」で、手順書づくりに取り組む進め方も紹介します。

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目次

マニュアルの作り方|まず結論

わかりやすいマニュアルの作り方は、「①読む人と目的を決める ②作業を1ステップずつ番号で並べる ③1ステップ=1動作にして短く書く」の3点が基本です。文章をうまく書こうとするより、この順番を守るだけで、読んだ人がその通りに動ける手順書にぐっと近づきます。

手順書づくりの要点を、先に結論からまとめます。

  • 読む人を決める:初めての人向けか、経験者向けか。前提知識をどこまで省くかが変わる
  • ゴールを先に書く:「この手順を終えると何ができるか」を冒頭に1文で示す
  • 1ステップ=1動作:「ボタンを押す」「保存する」のように、1つの番号に1つの動作だけ入れる
  • テンプレから始める:見出し・手順・注意の型(テンプレ)を用意し、毎回同じ形で書く

マニュアルは「自分が読み返すメモ」ではなく、「他の人が読んで同じ作業を再現するための説明書」です。書き手が分かっていることほど省略しがちなので、初めての人の目線で書けているかが分かれ道になります。具体的な基本と作り方の手順は、このあと順に説明します。

わかりやすい手順書の基本|押さえる5つのポイント

マニュアルとは、ある作業を誰でも同じ手順で進められるように、やり方を順番に書きまとめた説明書のことです。なかでも、作業の流れを番号で並べたものを手順書と呼びます。業務の引き継ぎ、操作の説明、問い合わせ対応など、「人によってやり方がばらつくと困る場面」で力を発揮します。

わかりやすい手順書には、共通する基本のポイントがあります。文章力よりも、次の型を意識することが先です。

基本のポイント具体的な考え方
読む人を決める初心者向けか経験者向けかで、省ける説明が変わる。最初に読者像を1つに決める
ゴールを先に書く「終わると何ができるか」を冒頭に置く。読む人が全体像をつかめる
1ステップ1動作1つの番号に動作を詰め込まない。「開く→入力する→保存する」は3ステップに分ける
用語をそろえる同じものを別の言葉で呼ばない(「保存」と「登録」を混ぜない)。表記ゆれを防ぐ
迷う所に注意書きつまずきやすい箇所には「ここで保存を忘れない」など短い注意を添える

おさえておきたいのは、手順書は「書き手のためのメモではなく、初めて読む人のための説明書」だという点です。自分には当たり前の操作ほど飛ばしがちですが、読む人はそこで止まります。書いたら一度、何も知らないつもりで上から読み直すと、抜けた手順が見つかります。

文章は、できるだけ短く言い切るのがコツです。「〜してください」「〜を押します」のように、1文に1動作で区切ると、読みながら手を動かしやすくなります。同じ作業を別の言葉で呼ばない(表記をそろえる)ことも、読み手の迷いを減らします。文字の体裁を整える基本は「Wordの基礎操作で身につくこと」もあわせて参考になります。

マニュアルの作り方|手順とテンプレの使い方

マニュアルを実際に作るときは、いきなり書き始めず、「型(テンプレ)」を先に用意すると迷いません。テンプレとは、見出しや項目の並びをあらかじめ決めておいたひな形のことです。毎回同じ形で書けるので、作る側も読む側も楽になります。ここでは、手順書を作る作業の流れを例として紹介します。

手順書づくりの大まかなステップは、次のとおりです。

  1. 目的と読む人を決める:「誰が・何のために読むか」を最初に1文で書き出す
  2. 作業を洗い出す:完成までに必要な操作を、思いつくまま順不同で書き出す
  3. 順番に並べ替える:洗い出した操作を、実際に行う順に番号で並べる
  4. 1ステップ1動作に分ける:1つの番号に動作が複数入っていたら、分割する
  5. 注意・補足を足す:つまずきやすい所に短い注意書きや、必要なら画面の図を添える
  6. 読み返して整える:初めての人になったつもりで上から読み、抜けや分かりにくい所を直す

テンプレの基本の型は、次の項目をそろえておくと、どんな作業の手順書にも使い回せます。

  • タイトル(何の手順書か)と、終わると何ができるかのゴール
  • 用意するもの・前提(必要なアプリ、権限、データなど)
  • 手順(番号付きの本体。1ステップ1動作)
  • 注意・つまずきポイント(迷いやすい所への一言)
  • 困ったときの連絡先や参照先

作るときにつまずきやすい所も、先に知っておくと安定します。

  • 1ステップに動作を詰め込みすぎていないか(「開いて入力して保存」は分ける)
  • 専門用語を説明なしで使っていないか(初出はかみくだく)
  • 同じものを違う言葉で呼んでいないか(表記をそろえる)
  • 画面が変わる操作なのに、図や例がなくて伝わりにくくなっていないか
  • 書き手にしか分からない前提を省いていないか

文章を短く整えたり、手順の説明を分かりやすく言い換えたりする部分は、生成AIに下書きや言い回しの案を出してもらうと進めやすくなります。手順書づくりは、資料を整える作業とも地続きです。スライドや配布資料を作る作業は「資料作成の作業とは」でくわしく紹介しています。

ぽちぽちの道の場合|未経験からの手順書づくり

「マニュアルを書けるようになりたい」と思っても、文章に自信がないと最初の一歩はためらうものです。でも、手順書づくりは文才より、「読む人を決める・1ステップ1動作・用語をそろえる」という型を覚えることが先です。型に沿って手を動かすうちに、少しずつ書けるようになります。だからこそ、テンプレのある環境で、相談しながら始めるのが現実的です。

手順書づくりは絵心や特別な資格がなくても、落ち着いて順番に作業を分解できる人に向いています。ぽちぽちの道は、東武東上線「志木駅」から徒歩2分にある、生成AI・パソコン作業に特化した就労継続支援B型事業所です(2026年5月開設・運営:株式会社イチドキリ)。作業はパソコン中心で、業務手順書や操作マニュアルづくり、データ入力、Canvaでの画像づくり、生成AIを使った文章の下書きなどに、未経験から取り組めます。パソコンが苦手な方も、スタッフと生成AI(ぽちぽちAI)がサポートするので心配いりません。

手順書づくりの作業では、まずテンプレの型に沿って作業を書き出すところから一緒に練習し、慣れてきたら注意書きや図の足し方に進む、という順番で進められます。「この説明で初めての人に伝わるか」「もっと短く言い換えられないか」を考える部分は、生成AI(ぽちぽちAI)に案を出してもらいながら相談できます。手順を1つずつ分解する作業は、集中して取り組みやすく、その日の体調に合わせて作業量を調整できるため、週1日からでも始めやすい環境です。

「自分にも手順書づくりができるかな」と気になったら、見学のときに実際の画面や作りかけの手順書を見ていただけます。手を動かす前に雰囲気を知るだけでも大丈夫です。見学・LINEでの相談も受け付けていますので、まず質問だけでもお気軽にどうぞ。

マニュアルの作り方についてよくある質問

Q. マニュアルの作り方は、文章が苦手でも覚えられますか?
A. 覚えられます。手順書づくりは文才より、「読む人を決める・1ステップ1動作・用語をそろえる」という型を押さえることが先です。テンプレの型に沿って作業を分解していけば、文章が苦手でも、読んだ人が動ける手順書を少しずつ作れるようになります。

Q. わかりやすい手順書にするには、まず何から始めればよいですか?
A. 最初に「誰が・何のために読むか」を1文で決めることから始めてください。読む人が初心者か経験者かで、省ける説明が変わります。そのうえで、必要な操作を順番に番号で並べ、1つの番号に1つの動作だけを入れると、ぐっと分かりやすくなります。

Q. マニュアルのテンプレは、どんな項目を入れておけばよいですか?
A. 「タイトルとゴール・用意するもの・手順(番号付き)・注意点・困ったときの連絡先」の5項目をそろえておくと、どんな作業にも使い回せます。毎回同じ型で書けるので、作る側の迷いが減り、読む側も必要な情報を探しやすくなります。

Q. 手順書を書いたのに「分かりにくい」と言われます。どう直せばよいですか?
A. まず、何も知らない人になったつもりで上から読み直してみてください。書き手に当たり前の操作ほど省略しがちで、そこで読む人は止まります。1ステップに動作を詰め込んでいないか、専門用語を説明なしで使っていないかを見直すと、分かりやすさが上がります。

Q. 手順書づくりは、就労支援の作業としても取り組めますか?
A. はい、ぽちぽちの道では業務手順書や操作マニュアルづくりに作業として取り組めます。テンプレの型に沿った書き出しから、スタッフや生成AIのサポートを受けながら練習できます。体調に合わせて作業量を調整できるので、未経験から無理なく始められます。

まとめ

わかりやすいマニュアルの作り方の基本は、「読む人と目的を決める・作業を1ステップずつ番号で並べる・1ステップ1動作で短く書く」の3点です。見出しや項目をそろえたテンプレを土台にすれば、文章が苦手でも、読んだ人が同じ作業を再現できる手順書を作れます。書いたら一度、初めての人になったつもりで読み返し、抜けや分かりにくい所を直しましょう。

ぽちぽちの道は、手順書づくりに未経験から取り組める、志木駅徒歩2分のB型事業所です。「自分にもできるかな」と気になったら、実際にできる作業を見たうえで、見学・LINEでの相談から始めてみてください。まず質問だけでも大丈夫です。


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監修者
田中 眞奈美(サービス管理責任者)
介護職、生活支援員業務、就労移行支援事業所での管理者業務など、介護・福祉業界にて多彩な経験を持つ福祉のプロフェッショナル。ぽちぽちの道では、サービス管理責任者として個別支援計画の策定および支援全体のマネジメントを担う。

執筆者
徳永 崇志(職業指導員・株式会社イチドキリ 代表取締役)
岡山大学教育学部出身。株式会社日立システムズでエンジニアとしてキャリアをスタートし、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に従事。その後、複数社で生成AIを活用したプロダクトの事業立ち上げを経験。ぽちぽちの道では、生成AI・ITを活用した生産活動の職業指導を担当。厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」講座修了。

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